【アメリカ在住者必見】1日で完結する英検S-CBTとは?海外生活と相性抜群の英語検定!
- Manami Fujita
- 8月8日
- 読了時間: 5分
更新日:8月12日
アメリカで生活している日本人にとって、英語力の証明はとても大切になります。
留学、駐在、移住など、目的はさまざまでも、英語力を数値で示せることは、学業・就職・進学のすべてにおいて大きな武器になります。
そこで注目したいのが、日本国内外で受験できる「英検S-CBT」という新しいタイプの英語検定。
特にアメリカ在住者にとっては、従来型よりもはるかに便利な受験形式となっています。
この記事では、「英検S-CBTとは何か?」「どんな人に向いているのか?」「従来の英検との違い」などを詳しく解説していきます。

英検S-CBTとは?アメリカ在住者にも対応した新形式の英語検定
英検S-CBT(Speaking–Computer Based Testing)とは、コンピューターで受験する英検のことです。
日本国内だけでなく、近年はアメリカやイギリスなどの海外でも導入が進んでいるため、留学生や駐在員の間で注目を集めています。
英検といえば、通常は一次試験(筆記)と、二次試験(面接)の2回に分かれて実施される試験形式をイメージする人が多いでしょう。
しかし、英検S-CBTならすべての技能試験(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を1日で完結できるのです。
対象となる級は?
英検S-CBTで受験できるのは、以下の4つの級です。
3級
準2級
2級
準1級
1級や4級・5級は従来の紙ベースでの試験(英検)での受験が必要です。
英検S-CBTがアメリカ生活に向いている3つの理由
① 日程の自由度が高く、週末受験も可能
英検S-CBTは毎週土日を中心に試験が実施されており、自分のスケジュールに合わせて受験しやすいのが特徴です。
従来の英検が年3回実施であるのに対し、S-CBTは年間を通じて何度もチャンスがあります。
特にアメリカでの生活は、学校行事、ビザの更新、旅行、仕事などに追われ、予定を立てにくいことも多いでしょう。
そんな中、受験日を自分で選べるのは大きなメリットです。
② 試験が1日で完結するから、遠方でも効率的
英検S-CBTは、すべての試験が1日で終わるため、スケジュール調整がしやすくなっています。
従来の英検では、筆記試験と面接試験で2日間必要なため、何度も試験会場に足を運ぶ必要がありました。
しかし、アメリカのような広い国土では、試験会場までの移動に数時間以上かかることもありますよね。
移動時間や交通費、宿泊費の負担を軽減できる点でも、S-CBTは合理的です。
③ 海外でも受験可能!アメリカ各地に試験会場あり
英検S-CBTは、アメリカ国内でも実施されている点が大きな魅力です。
大都市圏(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなど)を中心に、随時受験会場が設けられています。
「子どもが日本の英語力を維持したい」
「将来的に日本の受験を考えている」
「英語のスキルを公式に証明したい」
という家庭にとって、現地で英検を受けられるのは大きなメリットです。
従来の英検と何が違う?形式と操作のポイント
■ 試験内容・難易度は全く同じ
英検S-CBTと従来型の英検では、問題の内容・難易度・評価基準・CSEスコアは同一です。
そのため、どちらで受けても資格の価値は変わりません。
大学や高校の入試でも、S-CBTの成績は正式に認められています。
■ 解答スタイルが異なる(PC操作が必要)
S-CBTでは、パソコンを使って試験を受けます。
基本的なマウス操作やキーボード入力が必要になるため、PCに不慣れな場合は事前練習が必要になります。
スピーキング:ヘッドセットで録音
リスニング:音声を聞き、選択肢をクリック
リーディング:画面に表示された文章を読み、クリックで解答
ライティング:タイピング or 手書き(試験会場で選択可能)
なお、英検公式サイトでは「体験版」が公開されており、本番と同様の形式で模擬体験できます。
英検S-CBTはこんな人におすすめ!
✅ 試験を一度で終わらせたい忙しい人
学校・仕事・家族の予定で忙しい方にとって、「1日で4技能すべての試験が完了する」S-CBTは理想的な選択肢です。
✅ 自分の都合で日程を選びたい人
部活、旅行、仕事、イベントなど、日程の調整が難しい方にとって、毎週試験があるS-CBTは柔軟性が高いです。
✅ アメリカ在住で日本帰国予定のある学生
アメリカの現地校に通いながら、日本の中学・高校・大学受験を考えている学生には、海外で受験できるS-CBTが大変便利です。

受験前に知っておきたい注意点
英検S-CBTで同一回次・同一級を2回まで受験可能ですが、受験間隔に注意が必要です。
小学生など低年齢の受験者には、保護者のサポートが求められます。
タイピング形式に慣れていない方は、事前にキーボード練習をしておきましょう。
アメリカでの英語力証明に、英検S-CBTを活用しよう!
英検S-CBTは、アメリカ在住者にとって利便性が高く、現代のライフスタイルに合った英語検定です。
1日で完結でき、柔軟な日程調整が可能な点は、忙しい学生・保護者・社会人にとって大きな魅力。
将来的に日本の進学・就職を視野に入れているなら、英検の取得は必須とも言えるでしょう。
しかも、英検S-CBTなら、アメリカにいながらそのチャンスを手に入れることができます。
まとめ:英検S-CBTで、アメリカ生活をもっと有意義に!
英検S-CBTは、試験の質はそのままに、柔軟な日程と一日完結型のメリットを享受できます。
アメリカに住んでいても、日本の英検を諦める必要はありません。
むしろ、英検S-CBTを活用すれば、時間・労力・コストを抑えながら、しっかりとした英語力の証明が可能になります。
ぜひ一度、英検S-CBTの体験版に挑戦し、自分に合った試験スタイルかどうか試してみてください。
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