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【アメリカ在住者必見】1日で完結する英検S-CBTとは?海外生活と相性抜群の英語検定!

更新日:8月12日

アメリカで生活している日本人にとって、英語力の証明はとても大切になります。


留学、駐在、移住など、目的はさまざまでも、英語力を数値で示せることは、学業・就職・進学のすべてにおいて大きな武器になります。


そこで注目したいのが、日本国内外で受験できる「英検S-CBT」という新しいタイプの英語検定。


特にアメリカ在住者にとっては、従来型よりもはるかに便利な受験形式となっています。


この記事では、「英検S-CBTとは何か?」「どんな人に向いているのか?」「従来の英検との違い」などを詳しく解説していきます。




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英検S-CBTとは?アメリカ在住者にも対応した新形式の英語検定


英検S-CBT(Speaking–Computer Based Testing)とは、コンピューターで受験する英検のことです。


日本国内だけでなく、近年はアメリカやイギリスなどの海外でも導入が進んでいるため、留学生や駐在員の間で注目を集めています。


英検といえば、通常は一次試験(筆記)と、二次試験(面接)の2回に分かれて実施される試験形式をイメージする人が多いでしょう。


しかし、英検S-CBTならすべての技能試験(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を1日で完結できるのです。


対象となる級は?


英検S-CBTで受験できるのは、以下の4つの級です。


  • 3級

  • 準2級

  • 2級

  • 準1級



1級や4級・5級は従来の紙ベースでの試験(英検)での受験が必要です。


英検S-CBTがアメリカ生活に向いている3つの理由


① 日程の自由度が高く、週末受験も可能


英検S-CBTは毎週土日を中心に試験が実施されており、自分のスケジュールに合わせて受験しやすいのが特徴です。


従来の英検が年3回実施であるのに対し、S-CBTは年間を通じて何度もチャンスがあります。


特にアメリカでの生活は、学校行事、ビザの更新、旅行、仕事などに追われ、予定を立てにくいことも多いでしょう。


そんな中、受験日を自分で選べるのは大きなメリットです。


② 試験が1日で完結するから、遠方でも効率的


英検S-CBTは、すべての試験が1日で終わるため、スケジュール調整がしやすくなっています。


従来の英検では、筆記試験と面接試験で2日間必要なため、何度も試験会場に足を運ぶ必要がありました。


しかし、アメリカのような広い国土では、試験会場までの移動に数時間以上かかることもありますよね。


移動時間や交通費、宿泊費の負担を軽減できる点でも、S-CBTは合理的です。


③ 海外でも受験可能!アメリカ各地に試験会場あり


英検S-CBTは、アメリカ国内でも実施されている点が大きな魅力です。


大都市圏(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなど)を中心に、随時受験会場が設けられています。


「子どもが日本の英語力を維持したい」


「将来的に日本の受験を考えている」


「英語のスキルを公式に証明したい」


という家庭にとって、現地で英検を受けられるのは大きなメリットです。


従来の英検と何が違う?形式と操作のポイント


■ 試験内容・難易度は全く同じ


英検S-CBTと従来型の英検では、問題の内容・難易度・評価基準・CSEスコアは同一です。


そのため、どちらで受けても資格の価値は変わりません。


大学や高校の入試でも、S-CBTの成績は正式に認められています。


■ 解答スタイルが異なる(PC操作が必要)


S-CBTでは、パソコンを使って試験を受けます。


基本的なマウス操作やキーボード入力が必要になるため、PCに不慣れな場合は事前練習が必要になります


  • スピーキング:ヘッドセットで録音

  • リスニング:音声を聞き、選択肢をクリック

  • リーディング:画面に表示された文章を読み、クリックで解答

  • ライティング:タイピング or 手書き(試験会場で選択可能)


なお、英検公式サイトでは「体験版」が公開されており、本番と同様の形式で模擬体験できます。


英検S-CBTはこんな人におすすめ!


✅ 試験を一度で終わらせたい忙しい人


学校・仕事・家族の予定で忙しい方にとって、「1日で4技能すべての試験が完了する」S-CBTは理想的な選択肢です。


✅ 自分の都合で日程を選びたい人


部活、旅行、仕事、イベントなど、日程の調整が難しい方にとって、毎週試験があるS-CBTは柔軟性が高いです。


✅ アメリカ在住で日本帰国予定のある学生


アメリカの現地校に通いながら、日本の中学・高校・大学受験を考えている学生には、海外で受験できるS-CBTが大変便利です。

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受験前に知っておきたい注意点


  • 英検S-CBTで同一回次・同一級を2回まで受験可能ですが、受験間隔に注意が必要です。

  • 小学生など低年齢の受験者には、保護者のサポートが求められます。

  • タイピング形式に慣れていない方は、事前にキーボード練習をしておきましょう。


アメリカでの英語力証明に、英検S-CBTを活用しよう!


英検S-CBTは、アメリカ在住者にとって利便性が高く、現代のライフスタイルに合った英語検定です。


1日で完結でき、柔軟な日程調整が可能な点は、忙しい学生・保護者・社会人にとって大きな魅力。


将来的に日本の進学・就職を視野に入れているなら、英検の取得は必須とも言えるでしょう。


しかも、英検S-CBTなら、アメリカにいながらそのチャンスを手に入れることができます。


まとめ:英検S-CBTで、アメリカ生活をもっと有意義に!


英検S-CBTは、試験の質はそのままに、柔軟な日程と一日完結型のメリットを享受できます。


アメリカに住んでいても、日本の英検を諦める必要はありません。


むしろ、英検S-CBTを活用すれば、時間・労力・コストを抑えながら、しっかりとした英語力の証明が可能になります。


ぜひ一度、英検S-CBTの体験版に挑戦し、自分に合った試験スタイルかどうか試してみてください。


アメリカ宿題サポートでは、アメリカに住むお子さんの学習サポートを提供しています。


記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 
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