アメリカで英検を受験するには?駐在・留学・在住者向けガイド
- Manami Fujita
- Apr 28
- 5 min read
「アメリカにいるけれど、日本の英語試験である英検を受験したい!」そんな方も多いのではないでしょうか?
実は、英検(実用英語技能検定)はアメリカ国内でも受験できます。
この記事では、アメリカに駐在中、留学中、または長く住んでいる方向けに、英検を受験するための基本情報と手順を、やさしい言葉でわかりやすくご紹介します。

そもそも英検ってどんな試験?
英検(実用英語技能検定)は、日本で広く知られている英語力を測る試験です。
5級〜1級までの7つの級があり、小学生から社会人まで幅広い世代が受験しています。
試験は、リーディング、リスニング、スピーキング(面接)、そして上位級にはライティングも含まれます。
アメリカの学校に通っていても、「日本語での説明がある試験が安心」という理由で、英検を選ぶ日本人のお子さんや保護者の方も多いです。
また、高校・大学の受験や、帰国後の就職活動にも役立つことから、大人にも人気があります。
アメリカでも英検は受けられる?
はい、受験できます!
英検は日本国内だけでなく、アメリカをはじめとする海外でも実施されています。
英検協会と提携している「海外の認定会場」や「日本人学校」「補習校」などが試験を実施していることがあります。
ただし、日本のようにどこでもいつでも受験できるわけではないので、エリアや会場によって対応している級や実施時期が異なる点には注意が必要です。
アメリカで英検を受けるメリット
アメリカにいながら英検を受験することには、こんなメリットがあります:
1. 日本語で受けられる安心感
とくに小学生や中学生のお子さんにとっては、英語だけのテストより「日本語での説明がある英検」は取り組みやすいです。
2. 日本の受験に使える
中学・高校・大学の入試で英検の級が使える学校も多数あります。
帰国後の進路にも役立つ資格として重宝されます。
3. 自分の英語力を「日本基準」で測れる
TOEFLやIELTSと違い、英検は「日本人向けに作られた」英語試験。
自分の英語の伸びを日本の感覚で確認できるのも魅力です。
受験会場や申し込み方法について
アメリカで英検を受けるには、まず試験を実施している会場を探すことが第一歩です。
英検の公式ウェブサイトでは、海外受験に関するページが用意されており、アメリカ国内の会場情報も掲載されています。
【受験の流れ】
英検の公式サイトで海外受験ページを確認 → https://www.eiken.or.jp/
自分が住んでいる地域の受験会場をチェック(ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴなどの都市で開催されることが多いです)
会場に直接申し込むか、指定のフォームからエントリー
当日は会場にて受験
※注意ポイント:会場によって受けられる級が違う場合も!
すべての会場で全ての級が実施されているわけではありません。
たとえば、ある会場では「3級以上のみ実施」や「準1級・1級は未対応」といったことも。
希望する級が自分のエリアで受験可能かどうか、申し込み前に必ず確認しましょう。

試験の日程と受験料
英検は年に2〜3回(1月・6月・10月など)海外でも実施されています。
ただし、日本とは日程が少し異なることもあるので、海外用のスケジュールを確認することが大切です。
受験料は日本国内と比べてやや高めで、為替レートや会場運営費用によって異なる場合があります。
詳しくは、各会場に直接問い合わせるのが確実です。
スピーキング(面接)試験はどうなる?
英検3級以上では、一次試験(筆記)に合格すると、二次試験としてスピーキング(面接)があります。
これも会場で実施されますが、一部の会場ではオンライン対応している場合もあります。
最近ではZoomなどを使ったオンライン面接も増えてきています。
英検対策はどうすればいい?
アメリカで英検を受ける場合、日本の塾や対策講座が身近にないことも多いですよね。
そんなときは、オンラインでの英検対策レッスンを活用するのがおすすめです。
特に、日本人講師が丁寧に教えてくれるサービスなら、日本語でのフォローがあるので安心です。
書店やAmazonでも過去問や対策本が手に入るので、独学派の方にも取り組みやすいですよ。
まとめ|アメリカ在住でも英検は受けられる!
アメリカに住んでいても、英検はしっかり受けられます。
会場の場所や対応級、試験日程などをしっかりチェックすることがポイントです。
駐在の方も、現地校に通うお子さんを持つ保護者の方も、英検を通して英語力の目安を確認したり、日本帰国後の進路準備を進めたりと、活用の幅は広がっています。
興味がある方は、ぜひ英検の海外受験を検討してみてくださいね!
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記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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