top of page

アメリカの大学進学に必要な準備と出願のプロセス:日本の学生向けガイド

Updated: Mar 20

アメリカの大学に進学すると、どんなメリットがあるでしょうか。


世界トップレベルの教育を受けられる、多様な学生と交流しながら最先端の研究に携われる、また、豊富なインターンや就職機会を得られるなど、アメリカ大学進学には多くのメリットがあります。


ただ、アメリカの大学に進学するには、さまざまなステップや要件もあります。


特に、日本から進学を考えている学生にとって、アメリカの大学の出願プロセスは複雑に感じられるかもしれません。


しかし、しっかりとした準備と理解があれば、スムーズに進学の道を切り開くことができます。


この記事では、アメリカの大学に進学するための必要な書類や準備、重要なポイントについて詳しく解説しますね。



日本の高校から4年制大学へ直接進学する現状について

アメリカの大学に進学する方法にはいくつかの選択肢がありますが、日本の高校から直接進学する方法は非常に競争が激しいと言われています。


特に名門大学では、難易度が高く、入学するためには学力と英語力の両方が必要です。


日本の高校で培った学力に加えて、英語力をしっかりと証明するための準備がとても大事になります。


2年制大学を経由して4年制大学へ編入する場合

留学生にとって、アメリカの2年制大学を経由して4年制大学に編入する方法が人気の進学ルートのひとつになります。


この方法の利点は、英語力と成績を向上させる機会があり、また2年制大学を通じて名門大学への編入の可能性が広がる点にあります。


編入には、SATやACTなどの標準テストのスコアが要求されることがあり、編入後に学びたい専門分野に合わせた準備を行うことが重要です。


アメリカの大学の出願に必要な書類と準備

アメリカの大学に出願するためには、複数の書類や試験が必要です。


これらをしっかりと準備しておくことが、合格への近道となります。


英語力の証明となるもの

アメリカの大学に入学するためには、英語力の証明が求められます。


TOEFLやIELTS、そしてSATの英語セクションのスコアが代表的です。


特に4年制大学では、TOEFLのスコアが80点以上、IELTSで6.5以上、SATの英語セクションでは600点以上を求められることが一般的です。


これらのスコアは大学ごとに異なるため、志望大学の具体的な要求を確認することが重要です。


学校の成績

学校での成績も非常に重要です。


日本の高校の場合、成績はGPA(Grade Point Average)として換算され、これが大学に提出されます。


特に、名門大学への出願を考えている場合、高いGPAが求められることが多いため、日々の学業を疎かにせず、良い成績を維持することが大切です。


エッセイ

アメリカの大学では、エッセイの提出が必須のことが多いです。


エッセイは自己アピールの機会であり、自分の経験や価値観、将来の目標などを表現する重要な部分です。


アメリカの大学では、「なぜこの大学に進学したいのか?」という質問に対する答えをエッセイとして提出することが求められます。


エッセイは合否を決定する要素の一つであり、独自性や個性をしっかりと表現するために準備が必要になります。


課外活動

アメリカの大学では、学業の成績だけでなく、課外活動への参加も重視されます。


リーダーシップを発揮したり、社会貢献活動を行ったりすることが、出願の際に大きなポイントになります。


特に成績が拮抗する場合、課外活動が合否を分けることもあるため、早い段階から積極的に活動に参加することが推奨されます。


推薦状

推薦状は、特に名門大学に進学を希望する場合に重要です。高校の教師や指導者からの推薦状が求められることがあります。


推薦状は、学生の人柄や学業に対する姿勢、コミュニケーション能力などを証明する大切な書類です。


英語での推薦状が必要な場合もあるため、早めに依頼し、内容を確認することが重要です。


面接

一部の大学では、面接が必要な場合があります。


多くの場合、面接は任意ですが、受けることが推奨されます。


面接は、出願書類だけでは伝わらない学生の人柄や意欲をアピールできるチャンスです。


また、留学生にのみ面接を設ける大学もあります。



準備のポイント

アメリカの大学に進学するためには、早い段階で準備を始めることが重要です。以下のポイントを押さえておきましょう。


  • 英語力の強化:TOEFLやIELTSのスコアが必要なため、早い段階から英語力を高めておくことが大切です。


  • 高校での成績維持:GPAを高く保つために、毎日の学業に真摯に取り組みましょう。


  • 課外活動への参加:リーダーシップを発揮したり、ボランティア活動を行ったりすることは非常に評価されます。


  • エッセイライティングのスキル向上:エッセイは自分をアピールする重要な部分なので、十分に時間をかけて書くことが求められます。


  • 志望大学の要件確認:大学ごとに求められる書類やスコアが異なるため、しっかりとリサーチし、計画的に準備を進めましょう。


アメリカ大学へ進学するメリット

アメリカの大学に進学することで、多くのメリットがあります。以下にいくつか挙げてみましょう。


  • 世界トップレベルの教育:アメリカの大学は、世界でもトップクラスの教育を提供しており、専門知識とグローバルな視野を身につけることができます。


  • 多様なバックグラウンドを持つ学生との交流:異なる文化を持つ学生たちと学び、ネットワークを広げることができます。


  • 充実した研究設備と資金援助:最先端の研究や実験に携わることができ、充実した支援が受けられます。


  • インターンシップや就職機会:アメリカの大学は企業との連携が強いため、インターンシップや就職の機会が豊富です。


  • 高い卒業後の収入:アメリカの大学を卒業した後、平均年収が高くなる傾向があります。


アメリカの大学に進学した体験談

では、実際に進学した方の体験談について記載します。


アメリカの大学に進学するにはTOEFLのスコアが必須なのは知っていました。私は英語が得意だと思っていましたが、最初の受験では思ったよりも低いスコア(80点台)でした。特にリスニングとスピーキングが苦手で、ネイティブの速い英語を聞き取るのが難しく、スピーキングでは沈黙してしまうこともありました。そこで、「英語漬けの生活」 を意識し、毎日1時間はポッドキャストを聞き、独り言でもいいから英語で話すようにしました。また、オンライン英会話を活用 し、実際の会話の練習を積みました。その結果、3回目の試験で100点を超え、出願基準をやっとクリアできました。苦手を克服するには、量をこなすことが大事だと実感しました。


まとめ

アメリカの大学への進学は、十分な準備と計画的なステップが必要です。


アメリカ宿題サポート」では、出願書類の作成や試験対策など、学習面での支援を提供しています。


志望大学に向けて一緒に計画を立て、成功へと導きます。


アメリカの大学進学を考えている方は、ぜひサポートを活用し、理想の進学を実現してください。


記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

Comentarios


bottom of page