アメリカの「宿題」と「課題」の違いは?どのようにサポートすればいいの?
- Manami Fujita
- Aug 13, 2024
- 6 min read
アメリカ現地校に通っていると、「宿題(homework)」が出される場合と、「課題(assignment)」が出される場合があります。
この記事では、宿題と課題の内容・取り組み方の違いや、つまずきがある場合に求められる対策を解説し、家庭では対策が難しい場合の解決策の1つとして「アメリカ宿題サポート」をご紹介します。
ぜひ最後まで御覧ください。
「宿題」と「課題」って違うの?アメリカでの実際の使い分けをチェック!

まずは、「宿題」と「課題」がどのように使い分けられているのかを確認します。
定義上の違い
「宿題 homework」と「課題 assignment」を辞書などで調べると、どちらも「与えられるタスク」のような意味です。
これだけでは、アメリカの学校が2つの単語を使い分けていることの説明がつきません。
学校の文脈ではどのように使い分けられているのかを見てみましょう。
アメリカでの実際の使い分け
アメリカの学校では、「宿題」といえば、授業の内容に従って、予習復習のために取り組むものを指します。計算練習や書き取りなどです。
一方、「課題」は、授業で習った内容を活かして、自ら調べたり、自分の言葉でまとめたりするものを言います。
課題は自由研究やレポートのようなものですが、アメリカでは日本の学校よりも早いうちから、自分の言葉を使う能力を求めてきます。渡米時の年齢が高いほど、課題の日本との違いにつまずくことが多いかもしれません。
宿題と課題の取り組み方の違い
宿題と課題では、求められる取り組み方も違ってきます。それぞれどのような力が必要になるか、確認してみます。
宿題は基礎的な力が必要
宿題は、授業の内容についていくためのものです。
日本人の子どもがアメリカの学校に通っている場合には、
授業や宿題の内容を理解できる英語力があるか
基礎学力がついているか
の2つの側面での注目が必要です。
授業で新しく習ったことを、英語だけでは十分に理解できていないこともあります。
また、日本や家庭で学んだ内容でも、宿題に使われている英語の理解に時間がかかってしまうことがあります。
子どもごとの状況に応じたサポートが必要です。
課題は応用力や自ら調べる力
課題をこなすためには、もっとたくさんの力が必要になります。
学習を応用して調べる力
自分の言葉でまとめ、発信する力
より高い英語力
日本では課題タイプの経験が少ないので、英語ができても取り組み方が分からず戸惑ってしまうことがあります。
単に「教える」だけでなく、アメリカの学校が求める内容・水準を理解した上での丁寧なサポートが必要です。
宿題・課題をこなすために気を付けたいこと

宿題・課題をこなすためのサポートでは、子どもたちが健康でやる気を持てること、状況を把握すること、環境づくりをすることが必要です。
心身の健康管理
体調を崩していたり、悩みごとがあったりすると、宿題・課題どころではなくなってしまいます。
宿題は大切ですが、宿題に取り組める健康な心身はもっと大切。子どもたちの不調を防ぐのは、あたたかで安心できる親子関係です。
学校とのコミュニケーション
日本では学校と話をするのは問題が起きたときというイメージがあります。しかしアメリカでは、学校と保護者がコミュニケーションを取るのはごく普通のことです。
宿題や課題が難しすぎてうまくいっていない場合には、遠慮せず、学校と連絡を取ってみましょう。
環境整備
やる気があっても取り組む環境がなければ、宿題・課題は完成できません。
子どもたちは課題のために何が必要か、上手に思いつけないこともあります。課題に合わせた環境整備は、保護者にかかっています。
もちろん、日々の勉強習慣をつけることや、分からないときに尋ねられる環境づくりも、日本にいるときと同様に重要です。
宿題・課題に困ったときは、「アメリカ宿題サポート」へ
とはいえ、家庭の努力には限界がありますし、アメリカには日本の学習塾のような集団的なサポートがありません。そこで役に立つのが、「アメリカ宿題サポート」です。
言語面・文化面でのサポートが充実
アメリカ宿題サポートの大きな特徴は、アメリカ現地校と日本語補習校の教育課程に、日本語と英語の両方を使って対応可能であるところです。「今、ここ」で困っている宿題・課題の問題を解決したい方にピッタリです。
名称は「宿題サポート」ですが、課題にも対応しています。発信力重視の部分や、個別の課題の中で求められているポイントも、専門の講師がアメリカの教育文化の中で読み解き、サポートしています。
柔軟なスケジュールで学習習慣をつける
アメリカ宿題サポートは、マンツーマンの都度予約で、柔軟にスケジュール構築が可能です。忙しいお子さんでもサポートの時間を確保でき、勉強習慣の確立につながります。
困ったときを選んで聞けることも、大きなメリットです。日々の宿題は何とかなるが、課題は難しい、というような場合でも、むだなく活用できるシステムです。
保護者の負担を軽減
アメリカ宿題サポートで「宿題・課題」を親子から離すと、保護者の負担は大きく軽減できます。
素人である保護者が教える難しさを手放せるのはもちろん、宿題・課題に関する親子間での嫌なやりとりを減らし、子どもとの関係を良くしていく助けにもなります。
アメリカ宿題サポートの講師は、たくさんの子どもたちと接してきたプロです。子どもたちの学習へのやる気も、レッスンを通して引き出され、維持されることでしょう。
まとめ
アメリカの学校では、宿題は授業の内容を予習復習するもの、課題は授業の内容を応用して調べ学習や発信を行うものを指します。
宿題では授業内容の理解が重要になり、課題では調べたり発信したりする力が重視されます。いずれも英語力は必要となるものの、課題の方が発信を伴うため高度な力が必要です。
英語力の問題や日本では重視されない発信力の問題、さらに日本語補習校の宿題の問題など、同じアメリカにいても、日本人ならではの問題があり、保護者だけでは対応が難しいことも多いです。
アメリカ宿題サポートなら、リーゾナブルな価格で、在米日本人特有の宿題・課題の問題に対応します。
詳しくは、以下「アメリカ宿題サポート」をご覧ください。
記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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