アメリカ現地校に入学するとき必要な準備や手続きは?補習校の手続きなども解説
- Manami Fujita
- Aug 13, 2024
- 6 min read
子どもがアメリカで現地校に入学するとなったら、どんな準備が必要か、不安になることでしょう。
「アメリカ現地校に入学するとき、必要な準備や手続きははなんだろう?」
そんな不安の声をよく耳にします。
この記事では、現地校入学の手続きや必要なものについて解説するとともに、現地校入学者・入学予定者のための「アメリカ宿題サポート」についてもご紹介します。
現地校入学に特別な証明は必要?
いざ入学手続きというときに、日本でしか取れない証明書を求められたりしたら……。そんな不安をお持ちの保護者の方も多いと思います。
現地校入学で一般的に求められる内容について、ご紹介します。
アメリカ現地校に入学するために問われる事項

アメリカで現地校に入学する際、一般的に求められるものは次の3つです。
必要なワクチンの接種証明証明書に決まったフォームがあるかどうか確認した上、通常はかかりつけ医等に英語の証明書の作成を依頼します。
対象となる学区に居住していることを証明できるもの具体的な必要書類は手続き先に確認しましょう。家の賃貸契約書や公共料金の請求書を使う例が多いです。
子どもの生年月日の証明アメリカでは日本とは学年の区切り方が異なるため、日本での学年ではなく生年月日を元に現地校での学年が判断されます。証明は通常、パスポートがあれば問題ありません。
成績は原則証明不要
入学というと、「これまでの学校での在籍や成績の証明が必要なの?」「公立の学校ではどのように取れる?」など、気になる方も多いかもしれません。
しかし、アメリカ現地校の入学では、これまでに通ってきた学校の名前や種類を現地で記入するだけで、証明は原則として不要です。
ただ、今後学校と連携を取っていくための参考情報として、成績の情報もあれば役に立つでしょう。
入学手続きの流れ
入学手続きはいつ、どのようにするのでしょうか。日本での準備と現地での準備をそれぞれ解説します。
日本で必要な準備
渡米前、日本で行う準備は、以下の3つです。
ワクチン接種必要とされるワクチンは州によって異なります。接種スケジュールや回数も日本とは異なる場合があるので、日本の定期接種をすべて受けていても大丈夫とは限りません。不安があるときはかかりつけ医などに相談しましょう。
学校または学区への空き状況の問い合わせ入学予定の学校または学区(school district)の入学担当部署に、該当する学年の入学枠に空きがあるかどうか確認しておきます。
簡単な英語の学習子どもたちが入学後すぐに必要になる英語表現を学習しておく必要があります。あいさつや簡単な指示のほか、科目の名称や、学校に関する物・場所などの単語、困ったときに助けを求める表現なども、学校生活では必須です。
現地で必要な手続き
現地に着いたら、まずは空き状況を確認した学校または学区の入学担当部署に連絡を取りましょう。
子どもの情報や連絡先など必要事項を所定の用紙等に記入し、書類を提出します。
なお、近年はオンラインでの手続きができる場合も増えています。
手続きの完了を待っている間に、学用品や制服の準備です。必要な物品や制服の有無は学校・学区によって違っています。手続きの際に必要なものについても確認しておくと良いでしょう。
このほか、現地での健康診断書の提出等、追って必要な手続きがある場合には、入学手続きの際に改めて確認し、順次行います。
英語ができない子はどうする?

現地校に入学することになったけれど、子どもがこれまで英語を習ったことがない、または、学校生活の英語に不安がある場合は多いと思います。
そんなときに使えるサポートをご紹介します。
現地校でのサポート
英語に不安があるときは、入学手続きの際に担当者に伝えるべきです。
多くの現地校で、英語を母語としない子どもたちのための「ESL(第2言語としての英語)」や、学校・学区独自の補習プログラムがあります。
アメリカの学校ではこうしたプログラムをはじめ、外国人の子どもに対応するノウハウが蓄積されています。
しかし、日本の言語・文化に特化した対応ではなく、学校によって質のばらつきもあるため、学校のサポートだけでは疑問・課題を解決できないことがあります。
学力の面でも、学校からのサポートだけでは理解が追いつかないことが多いようです。
日本語補習校
在米日本人のためには、日本の教育課程に沿って日本語での教育を行う「日本語補習校」があります。
日本語力の維持向上や基礎学力の確保に助けになる側面はあるものの、週に1度の授業で日本の学校と同じ進度を確保するため、内容についていけなくなる子や、やる気を失ってしまう子もいます。
アメリカ宿題サポート
学年が上がれば上がるほど、親のサポートだけで現地校・補習校での不足を補うのは困難になります。現地校での英語や宿題、日本語補習校の学習に不安があるときは、「アメリカ宿題サポート」を活用できます。
アメリカ宿題サポートでは、渡航前の子どもの英語面での準備サポートも可能です。
アメリカについて詳しい講師が、学校文化も加味した事前サポートを行います。
もちろん渡米後も連続して、生活の中で必要な英語の知識や現地校・補習校の宿題など、アメリカでの学び全体の支援を行います。
アメリカ宿題サポートは個別対応だからこそ、「いま聞きたいこと」を聞ける環境づくりに最適です。
まとめ
アメリカ現地校に入学する際には、ワクチン接種証明、地域に住んでいることの証明、子どもの生年月日の証明の3つが必要です。
英語での学校生活と学習に不安があるときは、現地校のサポートプログラムや日本語補習校を活用できます。しかし、英語面・学習面の両方で、それだけで十分とは言えない場合があるのも事実です。
英語力、基礎学力、宿題など、現地校のプログラムや補習校だけでは不足する部分を補うには、「アメリカ宿題サポート」が便利です。渡米前からの連続した支援もできます。詳しくは下のリンクからご覧ください。
記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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