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【シカゴ】地元で評判の高い人気の公立高校8選|留学や移住にも役立つ情報

更新日:6月4日

アメリカ・イリノイ州の大都市「シカゴ」は、文化・経済・教育の中心地として知られ、多くの家族が子どもの教育環境を求めて移住する都市の一つですね。


特に公立高校の中には、全米的に見ても評価の高い進学校が数多くあります。


この記事では、シカゴにある“人気の公立高校”の中から、特に注目度の高い8校を紹介します。


駐在や留学、あるいは現地校への進学を検討している方にとって、学校選びの参考になるはずです。



シカゴの公立高校の特徴とは?


アメリカの教育制度では、学区(スクールディストリクト)ごとに学校が設置されています。


シカゴ市の公立高校は、シカゴ公立学校(CPS: Chicago Public Schools)という大きな教育機関に所属しており、その中でも成績・進学実績・プログラムの充実度などによって特に高く評価される学校があります。


特に“選抜制”の「カレッジ・プレップ(College Preparatory)」と呼ばれる高校は、学力テストや成績による選抜で入学者を決めるため、州内外からの注目度も高いです。

Northside College Preparatory High School(ノースサイド・カレッジ・プレップ高校)


  • 場所:North Park

  • 生徒数:1,040人

  • 卒業率:93%

  • 数学達成度:94%

  • 英語達成度:85%

  • 大学進学率:97%


シカゴで最も高い評価を受けている高校のひとつ。


STEM(科学・技術・工学・数学)教育に特化しており、大学進学率も非常に高いのが特徴です。


少人数制のクラスや多様な選択科目が魅力で、アカデミックに意識の高い家庭からの支持を集めています。


Whitney M. Young Magnet High School(ホイットニー・ヤング高校)


  • 場所:Near West Side

  • 生徒数:2,146人

  • 卒業率:90%

  • 数学達成度:91%

  • 英語達成度:80%

  • 大学進学率:95%


オバマ元大統領の奥さま、ミシェル・オバマさんの母校としても知られる有名校。


学業だけでなく、芸術・スポーツ・クラブ活動も盛んで、バランスの取れた教育が魅力です。


AP(大学レベルの先取り授業)科目も豊富で、多様性のある生徒構成も大きな強みです。


Lane Technical High School(レーン工科高校)

  • 場所:Lake View

  • 生徒数:4,482人(市内最大規模)

  • 卒業率:90%

  • 数学達成度:88%

  • 英語達成度:65%

  • 大学進学率:96%

「Lane Tech」の名で親しまれる巨大高校。進学実績はもちろん、ロボティクスやエンジニアリングなど、実践的なテクノロジー教育にも力を入れています。生徒数が多いため、選択肢の幅が非常に広いのもポイント。




William Jones College Preparatory High School(ウィリアム・ジョーンズ高校)


  • 場所:Printers Row(シカゴ中心部)

  • 生徒数:1,930人

  • 卒業率:92%

  • 数学達成度:87%

  • 英語達成度:51%

  • 大学進学率:94%


都心に位置し、シカゴの文化やビジネスにも触れられるロケーションが魅力の高校。


アートや音楽、コミュニケーションスキルを重視するカリキュラムで、リベラルな教育方針が特徴です。高い卒業率・進学率を誇ります。


Walter Payton College Preparatory High School(ウォルター・ペイトン高校)


  • 場所:Near North Side

  • 生徒数:1,231人

  • 卒業率:88%

  • 数学達成度:86%

  • 英語達成度:85%

  • 大学進学率:96%


国際バカロレア(IB)や中国語プログラムなど、国際志向の強いカリキュラムを展開している高校。


語学教育にも力を入れており、留学生や帰国子女の受け入れ実績もあります。多文化共生の教育環境を求める家庭に人気です。


Gwendolyn Brooks College Preparatory Academy(グウェンドリン・ブルックス高校)


  • 場所:Roseland

  • 生徒数:971人

  • 卒業率:64%

  • 数学達成度:61%

  • 英語達成度:72%

  • 大学進学率:94%


比較的新しい学校ながら、着実に進学実績を伸ばしている注目校。


地域社会との連携やリーダーシップ教育にも力を入れています。


これからの伸びしろが期待される学校のひとつです。


John Hancock College Preparatory High School(ジョン・ハンコック高校)


  • 場所:Clearing

  • 生徒数:1,003人

  • 卒業率:52%

  • 数学達成度:50%

  • 英語達成度:66%

  • 大学進学率:98%


進学サポート体制が整っており、大学進学率が高いのが特徴。


成績の伸びを丁寧にフォローする体制があり、サポート重視の教育方針が支持されています。


Horizon Science Academy McKinley Park(ホライゾン・サイエンス・アカデミー)


  • 場所:McKinley Park

  • 生徒数:866人

  • 卒業率:38%

  • 数学達成度:29%

  • 英語達成度:36%

  • 大学進学率:90%


STEM分野に特化したカリキュラムを導入しており、理系志向の生徒にとっては魅力的な環境。


まだ評価は発展途上ですが、進学への意欲を高く持つ生徒には手厚いサポートが提供されています。


まとめ:シカゴの高校選びは「目的」で選ぼう


シカゴには、学力重視、リベラル教育、STEM特化型など、それぞれに個性ある公立高校がそろっています。


進学先を選ぶ際には、学校のランキングや偏差値だけでなく、「自分の目指す進路」「得意な分野」「校風や価値観」といったポイントを重視することが大切です。


特に駐在や留学、移住を検討しているご家庭にとっては、現地の高校の特色を知っておくことで、より納得のいく教育環境を整えることができます。


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記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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