長い夏休み期間、アメリカ在住の日本人は何をする?
- Manami Fujita
- Mar 2
- 5 min read
Updated: Mar 20
はじめに
アメリカの夏休みはとても長く、日本の夏休みと比べると期間が大きく異なります。
多くの学校では6月中旬から8月下旬までの約2か月半がお休みになり、この長い休みをどう過ごすかは、家族にとって大きなテーマになります。
特にアメリカに住む日本人にとって、夏休みは帰国や旅行、子どもの学習や習い事など、さまざまな選択肢があります。
アメリカの高校の夏休みについては「アメリカの高校に夏休みの宿題はあるの?実際の状況を解説」を併せてご覧ください。
この記事では、アメリカ在住の日本人が夏休みをどのように過ごしているのか、詳しくご紹介します。

1. 日本への一時帰国
夏休みは、多くの在米日本人家族にとって日本へ帰国する最適なタイミングでしょう。
一時帰国のメリット
家族や友人との再会:長期間会えなかった家族や友人と過ごす貴重な時間。
日本の文化を再体験:日本の食事、祭り、買い物などを楽しむ。
子どもの日本語力維持:日本の環境に触れることで、日本語の会話力を強化。
健康診断や手続き:日本で健康診断を受けたり、銀行や役所で必要な手続きを済ませる。
日本の公立学校に通わせる:夏休みの間、日本の公立学校に通い、日本の教育に触れることで、日本語力や文化理解を深めることができる。
一時帰国時の注意点
航空券の価格が高騰するため、早めの予約が必須。
日本の暑さに備えて、熱中症対策を忘れずに。
旅行保険を用意しておくと安心。
2. 国内旅行やキャンプ
アメリカ国内の広大な自然を活かして、家族で国内旅行やキャンプを楽しむ人も多いです。
人気の旅行先
ナショナルパーク(国立公園):
イエローストーン国立公園(ワイオミング州)
グランドキャニオン(アリゾナ州)
ヨセミテ国立公園(カリフォルニア州)
テーマパーク:
ディズニーワールド(フロリダ州)
ユニバーサルスタジオ(カリフォルニア州、フロリダ州)
シックスフラッグス(各州にあり)
キャンプの魅力
アメリカの広大な自然の中でキャンプをすることで、子どもたちの自立心や自然への理解を深めることができます。
川遊び、ハイキング、焚き火などのアクティビティが充実。
スクリーンタイムを減らし、家族のコミュニケーションを深める機会に。
コストを抑えつつ、思い出に残る体験ができる。
3. サマーキャンプへの参加
アメリカの夏休みの特徴のひとつに「サマーキャンプ」があります。
サマーキャンプの種類
デイキャンプ(通い型):
朝に子どもを送り、夕方に迎えに行くスタイル。
スポーツ、アート、科学、プログラミングなど、多種多様なプログラムが用意されている。
オーバーナイトキャンプ(宿泊型):
1週間~1か月間、現地の子どもたちと寝食を共にしながら活動。
英語漬けの環境で、語学力向上にも貢献。
メリット
英語力の向上:現地の子どもたちと英語で会話する機会が増える。
新しいスキルの習得:スポーツ、音楽、ロボティクスなど、多様な経験が可能。
親の負担軽減:長期間の休み中、子どもの時間を有意義に使える。

4. 習い事や補習校での学習
夏休み期間に、日本語の補習校や習い事を通じて学習を続ける人も多いでしょう。
人気の習い事
日本語補習校:
日本の学習カリキュラムを取り入れた学校で、国語や算数を学習。
スポーツ(サッカー、バスケットボール、テニスなど):
夏の間に短期のレッスンを受ける子どもが多い。
アート・音楽:
ピアノ、バイオリン、絵画などの個人レッスンを受けるケースも。
5. 地元のイベントやボランティア活動
アメリカでは夏の間、多くの地域でイベントやフェスティバルが開催されます。
地元のイベント
独立記念日(7月4日):
花火大会やパレードが全米各地で開催。
音楽フェス・フードフェス:
各地の屋外会場で行われる大規模なイベント。
ボランティア活動
コミュニティセンターでの活動:
フードバンク、動物保護施設、地域の清掃活動など。
日本文化紹介のイベント:
日本語や日本文化を紹介するイベントに参加し、現地の人と交流。
まとめ
アメリカ在住の日本人にとって、夏休みは帰国、旅行、キャンプ、学習、ボランティアなど、多彩な選択肢があります。
家族構成や子どもの年齢、目的に応じて最適なプランを考えることが大切です。
夏休みの間も学習を続けたい方には、「アメリカ宿題サポート」をぜひご活用ください。
長い休みの間に学習習慣を維持しながら、苦手分野を克服したり、新しい知識を身につけたりすることができます。
アメリカ宿題サポートでは、アメリカに住むお子さんの学習サポートを提供しています。
記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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