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UCLAの偏差値は日本でいうと?難易度・入学条件をやさしく解説

  • 2025年4月28日
  • 読了時間: 9分

更新日:6月23日

「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の偏差値ってどのくらい?」


「アメリカの大学にも偏差値ってあるの?」


そんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。


UCLAはアメリカの中でもトップレベルの名門大学として知られており、日本人留学生からもとても人気があります。


ただし、日本の大学と違って、アメリカでは一般的な“偏差値”という仕組みは存在しません。


この記事では、UCLAの入学難易度や人気の理由を、日本の「偏差値」の感覚と比較しながら、できるだけわかりやすく解説していきます。


UCLAを目指している方はもちろん、アメリカの大学進学に興味がある方にも、役立てればと思います。





カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ってどんな大学?


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)、通称UCLAは、カリフォルニア大学システムの中でも特に人気と実力を誇る大学です。


  • 創立:1919年

  • 所在地:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

  • 学生数:約45,000人(学部生+大学院生)


UCLAは、美しいキャンパスとロサンゼルスという大都市の利便性、そして質の高い教育を兼ね備えており、US News & World Reportなどの大学ランキングでも毎年上位にランクインしています。


アメリカに「偏差値」はあるの?


まず押さえておきたいのは、アメリカの大学には日本のような「偏差値」の制度がないということです。


日本では、大学入試の得点から算出される偏差値によって、大学のレベルや合格の難しさを数値で比較するのが一般的です。


一方、アメリカの大学入試は総合的な評価(Holistic Review)に基づいています。


つまり、偏差値などの学力だけでなく、さまざまな要素をトータルで見て判断されるということです。


たとえば以下のような項目がチェックされます。


  • 高校の成績(GPA)

  • SATまたはACTのスコア(最近では提出が任意になりつつあります)

  • 志望理由書(エッセイ)

  • 課外活動やボランティア経験

  • 推薦状

  • 多様性への貢献度


ですので、「UCLAの偏差値は◯◯です」と一概に表すのは難しいのですが、日本人にとっての目安として偏差値を“換算的に”考えることは可能です。


UCLAの偏差値を日本の感覚で考えると?


それでは、UCLAの難易度は日本の大学でいうとどのレベルなのでしょうか?


実際、UCLAは日本の偏差値に換算するとおおよそ「70〜75」ほどのレベルだと考えられています。


これは東京大学や京都大学の上位学部、あるいは早稲田・慶應の最難関学部と同等かそれ以上とイメージしていただくとわかりやすいです。


■ なぜそんなに難しいの?


  • 世界大学ランキングで常にトップ20前後に入っている

  • 留学生を含め、出願者が非常に多く、競争が激しい

  • 合格者の平均GPAが4.18(4.0スケールを超える加点方式)

  • SATスコアの平均は1400〜1550点(全米でもトップレベル)


こうしたデータからも、UCLAに入学するには高い学力だけでなく、幅広い能力や経験が求められることがわかります。


なぜUCLAはこんなに人気なの?


① 世界的な評価と就職の強さ


UCLAは世界的にも知名度が高く、卒業生の進路も非常に多彩です。


Google、Apple、Amazon、ディズニーといった有名企業への就職実績も多く、特に理系やビジネス分野では抜群の評価を得ています。


また、日本に帰国して就職する場合も、UCLA卒という経歴は大きなアピールポイントになり、外資系企業や大手企業の採用にも強いと言われています。


② 魅力的なロサンゼルスという街


ロサンゼルスは、温暖な気候、国際色豊かな文化、多様な人々が集まる都市です。


日本人にとっても住みやすく、英語だけでなく多様な文化に触れられる環境は、語学力アップにもつながります。


③ 日本人サポートが手厚い


UCLAには日本人学生会などのサポート体制も整っており、初めての海外生活でも安心してスタートできる環境が整っています。


OB・OGとのつながりもあり、進路の相談やネットワーク作りにも役立ちます。



UCLA入学を目指すために必要な準備とは?


UCLAを目指すには、以下のようなポイントにしっかり取り組む必要があります。


1. 高校の成績(GPA)を高く保つ


UCLAに合格する学生は、ほとんどの教科で最高評価を取り続けています。GPAは4.18以上が目安ですので、日々の勉強を積み重ねることが何より大切です。


2. 説得力のあるエッセイを書く


「なぜUCLAを志望するのか」「自分はどんな価値を大学にもたらすのか」などを、しっかりと自分の言葉で表現する必要があります。


個性と熱意が伝わるエッセイが合否を左右すると言っても過言ではありません。


3. 英語力の証明(TOEFLまたはIELTS)


留学生の場合、TOEFL iBTでは100点以上、IELTSでは7.0以上がひとつの目安です。


スピーキング・ライティングの力もバランスよく鍛えておきましょう。


4. SATやACTのスコア(提出は任意)


現在は提出が必須ではなくなっていますが、スコアが高ければアピール材料として非常に有効です。


5. 課外活動やリーダー経験


学外でのボランティア活動、クラブ活動、芸術やスポーツの実績なども評価の対象になります。


「学業+α」の経験が強い印象を残すポイントです。


UCLAの難易度は合格率と合格者GPAで見える

偏差値がない代わりに、UCLAの難しさは合格率と合格者の成績で具体的に見えてきます。


UCLAの合格率は、近年おおよそ9%前後で推移していると言われています。


毎年世界中から十数万人規模の出願が集まることを考えると、この数字の厳しさが伝わるはずです。


さらに、留学生だけに絞ると合格率はもう一段下がるとされ、8%ほどという情報もあります。


合格者の成績水準も非常に高く、合格者の平均GPAは4.18前後と紹介されることが多いです。


アメリカのGPAは4.0が満点ですが、難度の高い科目で高評価を取ると加点される仕組みがあるため、平均が4.0を超えることがあります。


言いかえれば、UCLAの合格者は「ほぼオールAに、さらに上乗せがある」ような成績の持ち主だということです。

SATやACTのスコアは今どう扱われているのか

かつてアメリカの大学入試といえばSATやACTのスコアが重視されてきました。


しかしUCLAを含むカリフォルニア大学群は、現在これらの共通試験のスコアを合否判定に使わない方針をとっています。


テストフリー、あるいはテストブラインドと呼ばれる方針です。


その分、高校の成績やエッセイ、課外活動といった要素の比重がいっそう大きくなっています。


スコア一発で逆転を狙うのではなく、高校生活の積み重ねそのものが問われると考えておくとよいでしょう。

UCLAの入学条件を具体的にチェックする

UCLAの入学条件を、日本人が出願する場合の目安としてここで整理しておきます。


まず高校の成績は、4.0換算でおおむね3.9以上が一つの目安とされます。


これは日本の高校の成績でいえば、ほぼオール5に近い状態をイメージするとわかりやすいです。


次に英語力の証明として、TOEFL iBTで100点以上、またはIELTSで7.0以上が求められることが一般的です。


加えて、パーソナル・インサイトと呼ばれるエッセイの提出があります。


用意された複数のテーマから自分に合うものを選び、自分の経験や価値観を自分の言葉で書く必要があります。


出願はUC共通のオンラインシステムから行い、秋入学に向けて例年11月ごろが出願期間にあたります。


つまりUCLAの入学条件とは、成績と英語力という土台の上に、人物像を伝えるエッセイと活動実績を積み上げるものだと理解しておくとよいでしょう。

UCLAの学費はどのくらいかかるのか

UCLAはカリフォルニア州の公立大学のため、州外からの留学生は州内学生より高い授業料が設定されています。


留学生の場合、授業料に生活費や住居費を含めた一年あたりの総額は、おおよそ700万円から1,200万円程度になると紹介されることが多いです。


幅があるのは、住まい方や為替、年度によって金額が変わるためです。


UCLA自体が留学生向けに用意している奨学金は限られているとされ、原則は自己負担を前提に資金計画を立てる必要があります。


日本学生支援機構や民間財団の奨学金など、外部の制度を早めに調べておくことをおすすめします。

日本人にとって現実的なUCLAへの進学ルート

1年次から直接入るのはかなり難しそうだと感じた方も多いと思いますが、実はUCLAにはもう一つの有力なルートがあります。


それがコミュニティカレッジからの編入、いわゆるトランスファーです。


UCLAの入学者のうち、およそ3人に1人が編入生だと言われており、その多くがカリフォルニア州内のコミュニティカレッジ出身です。


つまり編入は例外的な裏ルートではなく、UCLAが正式に受け入れている主要な入口の一つなのです。


流れとしては、まずコミュニティカレッジに入学して最初の2年間を学び、良い成績で必要な単位をそろえて3年次としてUCLAへ編入します。


この方法には、いきなり1年次から狙うより英語と学業の準備期間を確保でき、最初の2年間の学費を抑えやすいという利点があります。


留学生にとっては、1年次入学よりも編入のほうが現実的だと語られることが多いルートです。


高校卒業後の進路設計そのものについては、詳しくは「アメリカと日本の高校卒業後の進路の違い」をご覧ください。

UCLAで人気の学部・専攻は何か

UCLAでは経済学や心理学、政治学、生物学、コンピュータサイエンスといった専攻に多くの学生が集まっています。


とくに心理学はアメリカ国内でも高い評価を受けている分野として知られています。


文系から理系まで幅広い分野で世界的な研究が行われているため、自分の関心に合った学びを見つけやすい大学だといえます。


エッセイや活動実績を準備する際は、こうした強い分野と自分の興味をどう結びつけるかを意識すると説得力が増します。

まとめ:UCLAの偏差値を知ることで見えてくるもの


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は、日本で言えば偏差値70〜75に相当する、非常にレベルの高い大学です。


ただし、アメリカの大学は「偏差値」だけで評価されるものではなく、学力に加えて人間性や将来性、多様性への理解力も含めて評価されます。


それでも、「偏差値で言えばどのくらい?」という感覚を持つことで、今の自分に足りないこと、これからやるべきことがより明確になるはずです。


UCLAを目指す皆さんが、自信を持って準備を進められるよう、この情報が少しでもお役に立てばうれしいです。


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記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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