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カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の偏差値ってどのくらい?人気の理由と入学難易度をわかりやすく解説!

「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の偏差値ってどのくらい?」


「アメリカの大学にも偏差値ってあるの?」


そんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。


UCLAはアメリカの中でもトップレベルの名門大学として知られており、日本人留学生からもとても人気があります。


ただし、日本の大学と違って、アメリカでは一般的な“偏差値”という仕組みは存在しません。


この記事では、UCLAの入学難易度や人気の理由を、日本の「偏差値」の感覚と比較しながら、できるだけわかりやすく解説していきます。


UCLAを目指している方はもちろん、アメリカの大学進学に興味がある方にも、役立てればと思います。




カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ってどんな大学?


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)、通称UCLAは、カリフォルニア大学システムの中でも特に人気と実力を誇る大学です。


  • 創立:1919年

  • 所在地:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス

  • 学生数:約45,000人(学部生+大学院生)


UCLAは、美しいキャンパスとロサンゼルスという大都市の利便性、そして質の高い教育を兼ね備えており、US News & World Reportなどの大学ランキングでも毎年上位にランクインしています。


アメリカに「偏差値」はあるの?


まず押さえておきたいのは、アメリカの大学には日本のような「偏差値」の制度がないということです。

日本では、大学入試の得点から算出される偏差値によって、大学のレベルや合格の難しさを数値で比較するのが一般的です。


一方、アメリカの大学入試は総合的な評価(Holistic Review)に基づいています。


つまり、偏差値などの学力だけでなく、さまざまな要素をトータルで見て判断されるということです。


たとえば以下のような項目がチェックされます。


  • 高校の成績(GPA)

  • SATまたはACTのスコア(最近では提出が任意になりつつあります)

  • 志望理由書(エッセイ)

  • 課外活動やボランティア経験

  • 推薦状

  • 多様性への貢献度


ですので、「UCLAの偏差値は◯◯です」と一概に表すのは難しいのですが、日本人にとっての目安として偏差値を“換算的に”考えることは可能です。


UCLAの偏差値を日本の感覚で考えると?


それでは、UCLAの難易度は日本の大学でいうとどのレベルなのでしょうか?


実際、UCLAは日本の偏差値に換算するとおおよそ「70〜75」ほどのレベルだと考えられています。


これは東京大学や京都大学の上位学部、あるいは早稲田・慶應の最難関学部と同等かそれ以上とイメージしていただくとわかりやすいです。


■ なぜそんなに難しいの?


  • 世界大学ランキングで常にトップ20前後に入っている

  • 留学生を含め、出願者が非常に多く、競争が激しい

  • 合格者の平均GPAが4.18(4.0スケールを超える加点方式)

  • SATスコアの平均は1400〜1550点(全米でもトップレベル)


こうしたデータからも、UCLAに入学するには高い学力だけでなく、幅広い能力や経験が求められることがわかります。


なぜUCLAはこんなに人気なの?


① 世界的な評価と就職の強さ


UCLAは世界的にも知名度が高く、卒業生の進路も非常に多彩です。


Google、Apple、Amazon、ディズニーといった有名企業への就職実績も多く、特に理系やビジネス分野では抜群の評価を得ています。


また、日本に帰国して就職する場合も、UCLA卒という経歴は大きなアピールポイントになり、外資系企業や大手企業の採用にも強いと言われています。


② 魅力的なロサンゼルスという街


ロサンゼルスは、温暖な気候、国際色豊かな文化、多様な人々が集まる都市です。


日本人にとっても住みやすく、英語だけでなく多様な文化に触れられる環境は、語学力アップにもつながります。


③ 日本人サポートが手厚い


UCLAには日本人学生会などのサポート体制も整っており、初めての海外生活でも安心してスタートできる環境が整っています。


OB・OGとのつながりもあり、進路の相談やネットワーク作りにも役立ちます。



UCLA入学を目指すために必要な準備とは?


UCLAを目指すには、以下のようなポイントにしっかり取り組む必要があります。


1. 高校の成績(GPA)を高く保つ


UCLAに合格する学生は、ほとんどの教科で最高評価を取り続けています。GPAは4.18以上が目安ですので、日々の勉強を積み重ねることが何より大切です。


2. 説得力のあるエッセイを書く


「なぜUCLAを志望するのか」「自分はどんな価値を大学にもたらすのか」などを、しっかりと自分の言葉で表現する必要があります。


個性と熱意が伝わるエッセイが合否を左右すると言っても過言ではありません。


3. 英語力の証明(TOEFLまたはIELTS)


留学生の場合、TOEFL iBTでは100点以上、IELTSでは7.0以上がひとつの目安です。


スピーキング・ライティングの力もバランスよく鍛えておきましょう。


4. SATやACTのスコア(提出は任意)


現在は提出が必須ではなくなっていますが、スコアが高ければアピール材料として非常に有効です。


5. 課外活動やリーダー経験


学外でのボランティア活動、クラブ活動、芸術やスポーツの実績なども評価の対象になります。


「学業+α」の経験が強い印象を残すポイントです。


まとめ:UCLAの偏差値を知ることで見えてくるもの


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は、日本で言えば偏差値70〜75に相当する、非常にレベルの高い大学です。


ただし、アメリカの大学は「偏差値」だけで評価されるものではなく、学力に加えて人間性や将来性、多様性への理解力も含めて評価されます。


それでも、「偏差値で言えばどのくらい?」という感覚を持つことで、今の自分に足りないこと、これからやるべきことがより明確になるはずです。


UCLAを目指す皆さんが、自信を持って準備を進められるよう、この情報が少しでもお役に立てばうれしいです。


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記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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