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ニューヨークの小学校におけるParent-Teacher Conferencesの重要性

Updated: Mar 27

Parent-Teacher Conferencesとは?


ニューヨークの小学校では、年に2回ほど「Parent-Teacher Conferences(保護者と教師の面談)」が行われます。


これは、子どもの学習状況や学校生活について話し合う大切な機会で、特に幼稚園から4年生までの子どもを持つ保護者にとっては大事な機会となります。


保護者が子どもの学校での様子を知るだけでなく、教師と直接話し合い、協力して成長を支えることができます。



New York teacher

Parent-Teacher Conferencesの目的


子どもの学校での様子を把握する

  • 学習の進み具合や得意・不得意な科目を知ることができる。

  • 友人関係や授業中の様子についても聞くことができる。


教師と連携して子どもの成長をサポートする

  • 家庭と学校での学習サポートの方針をすり合わせることができる。

  • 必要に応じて追加の面談を設定し、継続的なフォローが可能。


学校とのコミュニケーションを深める

  • 教師との信頼関係を築き、子どものより良い学習環境を整える。

  • 学校の方針やサポート体制についても知ることができる。


Parent-Teacher Conferencesに向けた準備


質問を考えておく


面談の時間は通常15~30分と限られています。


聞きたいことを事前に整理し、優先順位をつけておくことがポイントです。


  • 学習面

    • 子どもの得意・苦手な科目は?

    • 家庭でどのように学習をサポートすればよい?

  • 社会性・行動面

    • 友達との関係は良好か?

    • 学校での集中力や授業態度に問題はないか?

  • その他

    • 学校生活で気をつけるべき点は?

    • 追加で相談できる機会はあるか?


メモを取る準備をする


学校によっては、面談内容をまとめた書類を提供してくれる場合もありますが、自分でもメモを取ると後で見返すのに役立ちます。


特に、具体的なアドバイスや家庭でできるサポート方法などは書き留めておきましょう。


子どもと事前に話す


面談の前に、子どもと学校生活について話しておくと、より充実した話し合いができます。


  • 「学校は楽しい?」

  • 「好きな授業は何?」

  • 「先生に聞いてほしいことはある?」


こうした会話を通じて、子どもの気持ちを把握しておきましょう。


New York parent

Parent-Teacher Conferences当日のポイント


教師と協力する姿勢で臨む


先生は子どもの成長をサポートしたいと考えています。


保護者もそのパートナーとして、前向きな姿勢で面談に臨むことが大切です。


教師の話にしっかり耳を傾ける


子どもの学習面だけでなく、社会性や感情面の成長についても教師は観察しています。


しっかり話を聞き、適切な対応を考えましょう。


家庭での状況を共有する


学校での様子と家庭での様子が違うこともあります。


保護者の目線から情報を教師と共有すると、より適切なサポートを受けることができます。


  • 家庭での学習の様子や興味を持っていること

  • 生活習慣や最近の変化(引っ越し、家族の変化など)

  • ストレスや不安を感じている様子があるかどうか


教師への感謝を伝える


面談の最後には、教師への感謝の気持ちを伝えることが大切です。


  • 「いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。」

  • 「家庭でもできるサポートがあれば教えてください。」


教師との良好な関係を築くことで、子どもにとっても安心できる学習環境が整います。


Parent-Teacher Conferences後の対応


子どもにポジティブなフィードバックを伝える


面談の後、子どもにポジティブな言葉をかけてあげると、やる気や自信につながります。


  • 「先生が○○をすごく頑張っているって言ってたよ!」

  • 「これからも楽しく学べるように、一緒に工夫していこうね。」


学校との継続的な連携を心がける


  • 面談の内容を振り返り、必要があれば追加の相談を依頼する。

  • 学校からの連絡をこまめにチェックし、適切に対応する。


まとめ


ニューヨークの小学校におけるParent-Teacher Conferencesは、子どもの成長をサポートする大切な機会です。


事前にしっかり準備をし、教師との良い関係を築くことで、子どもにとってより良い学習環境を整えることができます。


保護者として積極的に関わり、学校と連携することで、子どもの負担を減らし、安心して学校生活を送ることができるようサポートしていきましょう。


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記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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