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アメリカの現地校で英語を学ぶメリット5選

―子どもの可能性を広げる“生きた英語”の学び方―


アメリカでの生活が始まると、まず気になるのが「子どもの学校をどうするか」ということではないでしょうか。


インターナショナルスクールにするか、日本人学校に通わせるか、それともアメリカの現地校に入れるか――。


どの選択にもメリットはありますが、現地校で英語を学ぶことには、ほかでは得られない魅力があります。


この記事では、アメリカの現地校で英語を学ぶ5つのメリットを、実際の生活のイメージを交えながらご紹介します。


駐在や留学、移住を考えている方にとって、現地校での学びがどのように子どもの成長につながるのか、ぜひ参考にしてみてください。



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英語が「勉強の科目」ではなく「生活の一部」になる


日本では、英語は学校の「教科」のひとつとして学ぶことが多いですよね。


けれど、アメリカの現地校では、英語は教科ではなく生活そのものです。


授業も会話もすべて英語。話すこと、聞くこと、理解することが日常の一部になります。


算数や理科、社会、美術など、どの授業もすべて英語で行われます。


最初は戸惑うこともありますが、子どもたちは“必要だから使う”という自然な形で英語を身につけていきます。


"Can I borrow your pencil?(鉛筆を貸してくれる?)"や"It’s my turn!(私の番だよ!)"など、クラスの中でよく使う表現が日々の中で身についていくのです。


こうして学んだ英語は、テストのための知識ではなく、「生きた英語」として体に染み込んでいきます。


多文化の中で、相手を理解する力と伝える力が育つ


アメリカの現地校には、アメリカ人だけでなく、さまざまな国や文化の背景を持つ子どもたちが通っています。


中国、インド、メキシコ、韓国、そして日本――まさに「小さな国際社会」です。


このような環境では、自然と異文化を理解する力コミュニケーション能力が育ちます。


意見が違う相手を尊重しながら話をする、チームで協力する、相手の立場に立って考える――そんな経験を通して、英語だけでなく「人とつながる力」が身についていくのです。


授業ではディスカッションやグループワークも多く行われるため、「英語で話す力」はもちろん、「相手に伝わるように話す力」も自然と磨かれます。


「聞く・話す・読む・書く」がバランスよく伸びる


現地校では、会話力だけでなく、リーディング(読む)やライティング(書く)の力も大きく伸びます。


英語で教科書を読み、ノートを取り、レポートを書き、プレゼンテーションをする――。


こうした経験の積み重ねが、英語の総合力を高めてくれます。


たとえば、小学生でも簡単なリサーチレポートを書いたり、読書感想文を発表したりする機会があります。


英語で「書く」「話す」練習を自然に積むことができるのです。


また、授業で扱う単語や表現は日常会話よりも少し高度なので、アカデミックな英語を早いうちから身につけることができます。


この経験は、将来アメリカの高校や大学へ進学する際にも大きな力になります。


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自分の意見を持ち、堂々と表現する力がつく


アメリカの教育は、「自分の考えを持つこと」「それを言葉で伝えること」をとても大切にしています。


授業では先生が一方的に教えるのではなく、子どもたちが積極的に意見を出し合いながら学ぶスタイルが一般的です。


「あなたはどう思う?」


「なぜそう考えるの?」


といった質問が頻繁に飛び交い、子どもたちは自然と英語で考え、英語で発言する力を育てていきます。


また、プロジェクト発表やスピーチなど、自分の意見をまとめて人前で伝える機会も多く、プレゼンテーション力もどんどん磨かれます。


こうした経験は、将来どんな環境でも自信を持って話せる力につながります。


将来の進学やキャリアに大きなプラスになる


アメリカの現地校で英語を学ぶことは、将来にわたって大きな財産になります。


子どもたちは早い段階から「英語で学ぶ」「英語で考える」経験を積むため、アメリカの高校や大学に進学してもスムーズに適応できます。


また、グローバル社会で働くうえで欠かせない実践的な英語力多様性を尊重する姿勢も自然と身についていきます。


実際、現地校出身の日本人の中には、英語力を生かして海外で活躍している人も多くいます。


英語だけでなく、問題解決力やリーダーシップ、柔軟な発想といったスキルも同時に育つのが、現地校教育の魅力です。


現地校に通う前に知っておきたいこと


もちろん、最初からすべてが順調というわけではありません。


最初のうちは英語がわからず、授業についていくのが難しいと感じることもあります。


ですが、アメリカの多くの現地校にはESL(English as a Second Language)という英語サポートプログラムが用意されています。


先生たちは英語が母語でない生徒にも慣れており、やさしくサポートしてくれます。


家庭では、焦らずに「少しずつで大丈夫」という気持ちで見守ることが大切です。


子どもたちは環境への適応が早く、半年〜1年で驚くほど英語力が伸びることも少なくありません。


まとめ:アメリカの現地校だからこそ得られる「生きた英語力」


アメリカの現地校で学ぶことは、単に英語を覚えるための経験ではありません。


英語を通して人と関わり、文化を理解し、自分を表現する力を育てる――そんなかけがえのない学びの場です。


アメリカの現地校で英語を学ぶ5つのメリットをまとめると…


  1. 英語を生活の一部として自然に身につけられる

  2. 多文化の中で人と関わる力が育つ

  3. 「聞く・話す・読む・書く」がバランスよく伸びる

  4. 自分の意見を持ち、発信する力がつく

  5. 将来の進学・キャリアの可能性が広がる


アメリカでの現地校生活は、子どもたちが世界へ羽ばたくための大きなステップです。


英語力だけでなく、豊かな人間力を育むチャンスとして、ぜひその魅力を感じてみてください。


アメリカ宿題サポートでは、アメリカに住むお子さんの学習サポートを提供しています。


記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い




 
 
 

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