アメリカの大学に進学するために知っておきたい!高校4年間の準備リスト
- Manami Fujita
- Mar 2
- 4 min read
Updated: Mar 20
アメリカの大学に進学するためには、高校4年間でいろいろな準備をする必要があります。
成績を上げるだけでなく、課外活動や試験対策、エッセイの準備など、やるべきことがたくさんあります。
「いつ、なんの準備をすればいいの?」
こんな悩みをお持ちの方も多いと思います。
ここでは、各学年ごとにどんな準備をすればいいのかを詳しく見ていきましょう。

9年生(高校1年生):基礎を固める時期
高校生活が始まったばかりのこの時期は、しっかりと基礎を固めることが大切です。
GPAを高く維持するために、数学・英語・理科・社会といった主要科目をしっかり勉強し、余裕があればHonorsやAPクラスの履修も考えましょう。
また、課外活動にも積極的に参加し、長く続けられるものを選ぶのがポイントです。
スポーツや生徒会、ボランティアなど、自分が興味を持てる活動を見つけてみましょう。
試験対策としては、英語の読解力やライティング力を鍛えるために、本を読む習慣をつけたり、簡単なエッセイを書いたりするのがおすすめです。
10年生(高校2年生):目標を明確にする時期
この学年では、より難易度の高いAP/IBクラスに挑戦しながら、GPAを維持・向上させることが大切です。
また、SAT/ACTの模擬試験を受け、自分の得意・苦手を把握して計画的に勉強を進めることも必要になります。
課外活動では、1年生の頃から続けている活動の中で、リーダーシップを発揮できるポジションを目指しましょう。
例えば、生徒会の役職やスポーツチームのキャプテンなどに挑戦すると、大学出願時のアピールになります。
また、進学したい大学をリストアップし、オープンキャンパスに参加したり、大学のウェブサイトで情報を集めたりして、進学先のイメージを具体化していきましょう。

11年生(高校3年生):大学出願準備を本格化させる時期
この学年は、大学進学に向けた準備が本格化する重要な時期です。
まずは、SAT/ACTの本試験を受け、必要なら再受験も視野に入れましょう。
同時に、AP/IB試験の対策もしっかり行い、高得点を取ることで大学単位の取得につなげられます。
また、大学出願に必要なCommon Applicationエッセイの作成も始めましょう。
何度も推敲を重ね、質の高いエッセイを完成させる必要があります。
さらに、推薦状の依頼も忘れずに行いましょう。
自分の成績や人柄をよく知る先生にお願いすると、より具体的で説得力のある推薦状を書いてもらえます。
12年生(高校4年生):出願と進学先の決定
12年生になると、いよいよ大学への出願が始まります。出願方式にはいくつか種類があり、それぞれ締め切りが異なります。
Early Action (EA):10~11月(合格しても入学義務なし)
Early Decision (ED):10~11月(合格すると入学義務あり)
Regular Decision (RD):1~2月(通常出願、複数校に出願可能)
また、経済面での準備も重要です。
FAFSA(連邦学生援助申請)の提出や、奨学金の申請を行い、進学に向けた資金計画を立てましょう。
3~4月には合格発表があり、5月1日までに進学先を決定します。
その後は、大学のオリエンテーションに参加したり、学生ビザ(留学生の場合)の取得、寮やクラス登録の手続きを進めたりと、入学に向けた準備を整えましょう。
まとめ
アメリカの大学進学には、長期的な計画と準備が必要です。
各学年ごとにやるべきことを意識し、計画的に進めることで、志望大学への合格に近づくことができます。
焦らず、一歩ずつ準備を進めていきましょう!
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記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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