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アメリカ在住の子どもの授業が分からないときにどうする?親が知っておきたい原因と対処法

アメリカ在住の日本人家庭から、よく聞く悩みがあります。


「うちの子、学校の授業が分かっていない気がする」

「英語の問題というより、授業そのものについていけていないように見える」


現地校に通っていると、最初は誰でも戸惑います。


けれど、時間が経っても状況が改善しないと、親としては不安になりますよね。


この記事では、アメリカ在住の子どもが授業を「分からない」と感じる理由と、家庭でできる現実的な対処法を、段階ごとに整理していきます。



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なぜアメリカの授業は「分からない」と感じやすいのか


① 英語力の問題だけではない


「英語がまだ十分じゃないから仕方ない」そう思われがちですが、実はそれだけではありません。


アメリカの授業は、

  • 説明が長い

  • 抽象的な表現が多い

  • 「考えを言葉で説明する」ことが前提


になっています。


単語が分かっても、「何を求められているのか」を読み取れないと、理解できません。


つまり問題は、英語力+読解力・整理力のセットなのです。


② 日本の授業スタイルとの違い


日本では、


  • 黒板に書かれた内容を写す

  • 正解が一つ

  • 先生が丁寧に説明する


という授業が多いですよね。


一方、アメリカでは、


  • 先生の話を聞きながら理解する

  • 正解が複数ある

  • 「なぜそう思ったか」を求められる


この違いに慣れないと、「聞いているのに分からない」という状態になりやすいのです。


授業が分からないとき、子どもに起きやすいサイン


子どもは意外と「分からない」と言いません。


代わりに、こんなサインが出ることがあります。


  • 宿題にやたら時間がかかる

  • 「分かった」と言うのに説明できない

  • テストの点が安定しない

  • 学校の話をあまりしなくなる


これらは、理解が追いついていない可能性を示しています。


サポートの方法


①「英語力」だけで判断しない


多くの家庭が、「英語がもっとできれば解決する」と考えます。


もちろん英語力は大切です。でも、それだけを強化しても改善しないケースは多いです。


なぜなら、必要なのは「聞く→理解する→整理する→答える」力だからです。


これは、日本語でも育てられる力です。


② 子どもに「どう分からないか」を聞く


「分からない」で終わらせないことが大切です。


例えば、

  • 先生の説明が速い?

  • 質問の意味が分からない?

  • 答え方が分からない?


ここを一緒に言語化していきます。


ポイントは、英語で説明させなくていいということ。


日本語で構いません。


まずは頭の中を整理することが優先です。


③ 家庭でできる一番現実的なサポート


授業内容を「日本語で整理する」


おすすめなのは、


  • 今日学校で何をやったか

  • どんな質問が出たか

  • どう答えたか


を、日本語で話させること。


完璧じゃなくて大丈夫です。


途中で止まってもいい。


「考えを言葉にする練習」が、英語の授業理解にも直結します。


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算数や理科が分からない場合の注意点


アメリカの算数・理科は、文章問題がとても多いです。


計算は合っているのに点が取れない場合、


  • 問題文の読み違い

  • 条件の見落とし

  • 質問と答えがズレている


ことがよくあります。


これは計算力ではなく、読解力の問題です。


「日本語の国語力」が実は大きな助けになる


アメリカ在住だと、日本語の勉強は後回しにされがちです。


でも、

  • 日本語で考える

  • 日本語で整理する

  • 日本語で説明する


この力がある子は、英語の理解も早くなります。


母語で思考できることは、第二言語で学ぶときの大きな土台になります。


学校・先生との連携も大切


授業が分からない状態が続く場合は、先生に相談することも必要です。


その際は、

  • 「英語が分からない」ではなく

  • 「説明の理解に時間がかかっている」

  • 「質問の意図をつかむのが難しい」


と具体的に伝えるのがおすすめです。


ESLやサポートクラスにつながる場合もあります。


焦らなくていい。でも放置もしない


アメリカ在住の子どもが、一時的に授業が分からなくなるのは珍しくありません。


大切なのは、

  • すぐ結果を求めない

  • でも「そのうち慣れる」と放置しない


家庭で「考えを言葉にする場」を作るだけでも、状況は少しずつ変わっていきます。


まとめ|分からないときこそ、土台を整える


アメリカ在住の子どもが授業を分からないと感じるとき、必要なのは英語力だけではありません。


  • 読む

  • 聞く

  • 整理する

  • 伝える


この力を、日本語でも英語でも育てていくことが、長い目で見て一番の近道です。


不安になるのは、それだけ真剣に子どもを見ている証拠。


できるところから、一つずつ整えていきましょう。


アメリカ宿題サポートでは、アメリカに住むお子さんの学習サポートを提供しています。


記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



 
 
 

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