英語力が伸びない悩み:アメリカで求められる「思考力」という本質
- Manami Fujita
- 1 日前
- 読了時間: 5分
「英語力を伸ばしたい」「アメリカで通用する英語を身につけたい」そう考えている人は多いですが、実際には単語や文法をどれだけ勉強しても、英語が使えるようにならないという壁にぶつかる人は多いでしょう。
その理由の一つが、英語力=語学力だけだと思われがちだからです。
しかし、アメリカで求められる英語力の正体は、単なる語彙力や文法力ではありません。
その中心にあるのが「思考力」です。
この記事では、
英語力と思考力の関係
なぜアメリカでは思考力が重視されるのか
思考力がないと英語が伸びない理由
を整理しながら、本質的な英語力について解説していきます。

英語力=英語の知識、ではない
多くの日本人が考える英語力とは、
単語をたくさん知っている
文法問題が解ける
TOEICや英検のスコアが高い
といった「知識量」を指します。
しかし、アメリカでの英語使用場面を考えてみるとどうでしょうか。
授業で自分の意見を述べる
会議で賛成・反対の理由を説明する
面接で経験や価値観を語る
これらの場面で必要なのは、正解を当てる力ではなく、自分の考えを組み立てて伝える力です。
つまり、英語力の前提として「何をどう考えるか」という思考力が求められているのです。
アメリカ社会が重視する「思考力」とは何か
アメリカの教育や社会では、幼い頃から次のような問いを投げかけられます。
Why do you think so?
What’s your opinion?
Can you explain your reason?
ここで問われているのは、知識の再生ではなく、思考のプロセスです。
アメリカでいう思考力とは、
問いを持つ力
自分の立場を明確にする力
理由や根拠を言語化する力
他者の意見と比較し、考え直す力
これらを総合したものです。
英語で話すこと自体がゴールなのではなく、考えた結果を英語で表現することが前提になっています。
思考力がないと英語は「反応」しかできない
思考力が十分でない状態で英語を学ぶと、どうなるでしょうか。
質問されると沈黙してしまう
テンプレート表現しか出てこない
ディスカッションで意見が言えない
これは英語力不足というより、考えが言語化されていない状態です。
実際、「英語でどう言えばいいかわからない」と悩む人の多くは、日本語でも考えが曖昧なまま話そうとしています。
アメリカの大学や職場では、「流暢さ」よりも「考えているかどうか」がはっきり見られます。
だからこそ、思考力が伴わない英語は、どこか空虚に聞こえてしまうのです。
英語力と思考力は同時に鍛えられる
重要なのは、思考力は英語とは別物ではないという点です。
むしろ、正しい方法で学べば、英語力と思考力は同時に伸びていきます。
例えば、次のような学習が効果的です。
正解のない問いに英語で答える
ニュースや社会問題について意見を述べる
「なぜそう思うのか」を必ず説明する
これらはすべて、アメリカの教育現場で日常的に行われていることです。
英語を「暗記する対象」から思考を表現するツールへと切り替えることで、英語力は一気に実践的になります。
アメリカで評価される英語力の正体
アメリカで「英語ができる人」と評価される人には、共通点があります。
完璧な文法で話さなくても、考えが明確
意見に一貫性がある
相手の話を受けて考えを更新できる
これはネイティブ・非ネイティブを問いません。
つまり、英語力=思考力+最低限の言語運用能力という構造になっているのです。
逆に言えば、思考力が育っていないと、どれだけ英語を勉強しても「通じる英語」にはなりにくいのが現実です。

英語学習でまず鍛えるべきは「問いを持つ力」
これから英語力を伸ばしたい人に、最初に意識してほしいのは「正しい英語を話そうとしすぎないこと」です。
その代わりに、
自分はどう思うのか
なぜそう考えるのか
別の考え方はないか
こうした問いを、日本語でも英語でも持つ習慣を作ることが重要です。
思考力が育つと、英語は「難しい科目」ではなく、考えを外に出すための道具に変わります。
まとめ:英語力の土台にあるのは思考力
英語力を伸ばすために本当に必要なのは、単語帳でも、文法書でもなく、思考する姿勢です。
アメリカで求められる英語力とは、
自分の考えを持ち
それを論理的に組み立て
言葉にして伝える力
つまり、思考力そのものです。
英語を学ぶことは、同時に「どう考えて生きるか」を学ぶことでもあります。
もし英語力に伸び悩んでいるなら、ぜひ一度、「自分は何を考えているのか?」という問いから始めてみてください。
そこから、本当の意味での英語力が育ち始めます。
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記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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