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帰国子女の中学受験対策|アメリカ在住からの準備スケジュールと塾選び

  • 11 分前
  • 読了時間: 47分

帰国枠の中学受験は、受験資格と入試日程を先に確認しておけば、アメリカに住んだままでも準備を組み立てられます。日本の受験情報は現地に届きにくく、動き出すタイミングをつかみにくいものの、入試日から逆算して準備を進めれば、現地校に通いながらでも間に合うでしょう。


一方で、駐在中のご家庭からは不安の声も多く聞かれます。現地校の宿題だけで手一杯なのに受験対策まで回せるだろうか、国語と算数のブランクは埋まるのだろうか、そもそも帰国のタイミングが入試に間に合うのだろうか、といった悩みです。塾を探そうにも、時差のある環境で何を基準に選べばよいのか分かりにくいという声もあります。


この記事では、帰国枠の制度そのものだけでなく、アメリカ在住という条件から逆算した準備の順番までを整理しました。出願資格や日程は学校ごとに異なり、年度によっても変わるため、志望校を絞り込む段階では必ず最新の募集要項をご確認ください。


【この記事でわかること】




帰国子女の中学受験とは|帰国枠入試と一般入試の違いを整理する


帰国枠の中学受験は、一般入試とは日程も科目も選考の基準も異なります。「帰国枠」というひとつの共通制度があるわけではなく、学校ごとに設計が違う点が、最初のつまずきになりやすいところです。


ここでは制度の全体像を整理したうえで、アメリカ在住のご家庭が帰国生入試を利用するメリットと、帰国生入試と一般入試のどちらを選ぶかという判断までを順に見ていきます。


帰国生入試は一般入試と別日程・別基準で実施される


帰国生入試は、海外での就学経験を持つ受験生を対象に設けられた選抜制度です。実施時期は11月から翌年1月にかけてが中心で、一般入試よりも早い時期に行われます。


一般入試が始まる時期は地域によって異なります。東京と神奈川では2月1日から始まるのが通例で、埼玉は1月10日ごろ、千葉は1月20日ごろに入試が始まると考えておくとよいでしょう。関西には統一の入試解禁日が設けられているものの、日付は年度によって変わります。

帰国生入試はこれらより前に行われるため、帰国生入試を受けたうえで一般入試にも挑戦するという組み立てが成り立ちます。


選考の中身も一般入試と同じではありません。学力試験だけで判定するのではなく、面接や作文、書類審査を組み合わせて総合的に評価する学校が多く見られます。ただし、帰国枠は学力を軽く見るための制度ではありません。学校が求める生徒像と合っているかどうかを、多角的に判断するための枠だと考えておくとよいでしょう。


帰国生入試は大きく3つのタイプに分かれる


帰国生入試は、選考方法によって大きく3つのタイプに分けられます。志望校の募集要項がどのタイプにあたるのかは、対策を始める前に把握しておきましょう。タイプが変われば、準備すべき中身も変わってきます。


表1:帰国生入試の3つのタイプ

タイプ

内容

定員の扱い

対策の重心

帰国生専用入試

一般入試とは別日程・別問題で実施する

帰国生専用の定員を設ける

志望校の出題形式に合わせた個別対策

別枠選考

一般入試と同じ問題を受け、帰国生を別枠で選考する

一般定員の内数または別枠

一般入試と同等の4科または2科の学力

優遇措置型

一般入試と同一基準で選考し、加点や配慮を行う

一般定員に含む

一般入試対策が中心。加点条件の確認が必要

同じ学校が複数の方式を併設しているケースもあります。たとえば英語重視の専用入試と、一般入試と同じ問題を解く別枠選考の両方を用意している学校です。どちらで出願するかによって必要な準備が変わるため、方式ごとの違いまで読み込んでおくと安心です。


アメリカ在住のご家庭が帰国生入試を利用するメリットと注意点


アメリカ在住のご家庭にとって帰国生入試の最大の利点は、現地校で培った英語力をそのまま評価してもらえる入試方式が存在する点にあります。国語と算数の負担が軽い方式を選べば、現地校の学習と並行しながらでも準備を進めていけるでしょう。


ただし、注意しておきたい点も残されています。帰国生入試だからといって、必ずしも倍率が低いとは限りません。人気校では、一般入試を上回る倍率になる年もあります。科目数が少ない方式には出願者が集まりやすく、募集人員も一般入試より少ないことが背景にあります。


もうひとつは入学後の負担です。帰国生入試で入学したあと、日本語での授業や日本式の算数に戸惑うお子様もいます。合格しやすさだけで学校を決めると、入学してから苦労する可能性がある点は念頭に置いておきましょう。


帰国生入試の全体像やオンラインでの対策方法は、アメリカ帰国子女の受験対策はオンラインででも解説しています。


帰国生入試と一般入試のどちらを選ぶかを見極める


帰国生入試と一般入試のどちらを選ぶかは、出願資格・英語力・日本のカリキュラムの学習状況・準備期間・志望校の5つを軸に判断するとよいでしょう。まず出願資格を満たすかどうかを確認し、そのうえで残りの4点を照らし合わせてみてください。


表2:帰国生入試と一般入試の判断軸

判断軸

帰国生入試が向いている場合

一般入試を検討したい場合

出願資格

海外在住年数と帰国後年数の条件を満たしている

条件を満たしていない、または期限を過ぎている

英語力

現地校で英語を学習言語として使ってきた

英語より国語・算数に強みがある

日本のカリキュラム

学習が途切れている期間がある

補習校や通信教材で継続できている

準備期間

受験学年まで1年前後しか残っていない

小学4年生から日本式の受験対策を積み上げられる

志望校

志望校が帰国生入試を実施している

志望校が帰国生入試を設けていない

判断に迷ったときは、まず志望校が帰国生入試を実施しているかどうかを確認しましょう。実施していない学校を志望する場合、選択肢は一般入試に絞られます。実施している場合は、出願資格を満たすかどうかで方向性が見えてきます。


帰国生入試と一般入試を組み合わせる併願パターン


帰国生入試は一般入試より日程が早いため、両方を組み合わせた併願が可能です。代表的な組み合わせを4つ整理しました。ご家庭の帰国時期と、お子様の学習状況に合うパターンを選んでください。


表3:帰国生入試を軸にした併願パターン

パターン

組み合わせ

向いているケース

海外会場+国内の帰国生入試

11〜12月に海外会場で受験し、1月に国内の帰国生入試を受ける

入試期に一時帰国でき、合格を早めに確保したい

帰国生入試+一般入試

11〜1月に帰国生入試、2月に一般入試を受ける

すでに帰国しており、国語・算数も一定の水準にある

帰国生入試+1月入試

1月上旬の埼玉、1月中旬以降の千葉と帰国生入試を組み合わせる

首都圏を志望しており、本番の場に慣れておきたい

帰国生入試専願

帰国生入試のみに絞って出願する

現地校との両立で準備に充てられる時間が限られる

併願する場合は、受験校ごとの出願期間と手続きの締切を一覧にしておくと管理しやすくなります。海外から出願する場合、書類の郵送や決済に想定以上の日数がかかることがあるためです。合格したあとの入学手続き金の納入期限が、次の受験校の合格発表より前に来るケースもあり、資金面の段取りも早めに確認しておきましょう。


帰国枠で中学受験するための条件|受験資格の3要件を確認する

帰国枠で中学受験するための条件|受験資格の3要件を確認する

帰国生入試に出願できるかどうかを判断するには、海外在住年数・帰国後の経過年数・在籍していた学校の種類という主に3つの要件を確認する必要があります。この基準は全国で統一されているわけではなく、学校ごとに定め方が違う点に注意してください。


ここでは3つの要件を順に整理したうえで、条件を満たさなかった場合にどう動くかまでを見ていきます。


要件1:海外在住年数をどう数えるか


海外在住年数は、1年以上または2年以上を条件とする学校が多く見られます。ただし数え方には学校ごとの違いがあるため、募集要項の文言まで読み込んでおきましょう。


まず確認したいのが、「継続して」と定めているか「通算で」と定めているかという点です。継続と書かれている場合、途中で日本に戻った期間があると条件を満たさない可能性が出てきます。一時帰国が期間に含まれるかどうかも、学校によって判断が分かれるところです。


起算日の扱いにも違いがあります。渡航した日から数える学校もあれば、現地校に在籍を始めた日から数える学校もあるためです。渡航から入学まで数か月空いたご家庭では、この差が出願可否を左右する場合もあるでしょう。


表4:海外在住年数の条件で確認すべきポイント

確認項目

よくある記載

確認のしかた

必要年数

継続して1年以上/2年以上

志望校の募集要項の出願資格欄を読む

数え方

継続・通算のどちらか

一時帰国が期間に含まれるかを学校に問い合わせる

起算点

渡航日/現地校の在籍開始日

在籍証明書の日付と合わせて確認する

証明書類

海外在留証明書、在学証明書、パスポートの出入国記録

学校指定の様式があるかを確認する

判断に迷う要素が少しでもあれば、出願前に学校へ直接問い合わせてください。募集要項の解釈で悩んだまま出願し、資格不足で受理されないという事態は避けたいところです。


要件2:帰国後の経過年数に上限がある


帰国後の経過年数には上限が設けられています。帰国後1年以内を条件とする学校から、3年以内を条件とする学校まで幅があるとお考えください。この上限を超えると帰国生入試には出願できず、一般入試での受験に切り替えることになります。


アメリカ在住のご家庭で気をつけたいのが、帰国予定日が入試日より後になるケースです。この場合、海外に住んだままでも出願を認めるかどうかが学校ごとに分かれます。入試日に日本にいることを求める学校もあれば、入学日までに帰国していれば問題ないとする学校もあるからです。


帰国時期がまだ確定していない段階では、この条件の書き方を志望校ごとに比べておくと安心できます。駐在の延長や短縮は珍しくないため、複数のパターンを想定して候補校を選んでおくとよいでしょう。


要件3:在籍していた学校の種類によって扱いが変わる


ここでいう現地校とは、アメリカの公立または私立の学校で、現地の児童とともに英語で学ぶ学校を指します。現地校・インターナショナルスクール・日本人学校のどこに在籍していたかによって、出願できる方式が変わる場合があります。


英語重視型の入試は現地校やインターナショナルスクールの出身者を想定した設計になっていることが多く、日本人学校の出身者には国語・算数を中心とした方式が用意されているといった具合です。


補習校への通学歴そのものが出願資格を左右することは、基本的にありません。ただし国語の学習を継続してきたかどうかは、どの方式を選ぶかの判断材料になります。


表5:在籍校の種類別に見た受験方式の傾向

在籍校

英語力の想定

国語・算数の学習状況

選びやすい入試方式

現地校のみ

高い

日本のカリキュラムから離れている

英語重視型、作文・面接型

現地校+補習校

高い

国語は継続、算数は進度に差がある

英語重視型、英語+国算型

インターナショナルスクール

高い

日本語を学ぶ機会が限られる

英語重視型

日本人学校

学校によって差が大きい

日本のカリキュラムに沿っている

国語・算数型、別枠選考

この表はあくまで傾向を示したものです。現地校に通いながら家庭学習で国語を続けてきたお子様もいれば、日本人学校で英語に力を入れてきたお子様もいます。実際の方式選びは、在籍校ではなくお子様の学力の現在地から決めてください。


条件を満たさない場合に取れる選択肢


出願資格を満たさない場合でも、進路が閉ざされるわけではありません。状況に応じて3つの方向が考えられます。


帰国後の経過年数を超えている場合は、一般入試での受験に切り替えるか、英語資格を活用できる入試方式を探す方法があります。帰国生以外も対象とした英語入試を実施する学校は増えており、現地校で培った英語力を生かせる余地は残されているためです。


海外在住年数が足りない場合は、志望校に直接問い合わせてみる価値があります。例外的な取り扱いを設けている学校や、個別に相談を受け付けている学校もあるからです。


中学受験そのものを見送るという判断もあります。公立中学に進んだうえで、高校受験や大学受験の帰国枠を目指す道です。いずれの場合も判断を急がず、志望校の候補を複数持っておくと選択肢を残せます。


入試科目のタイプ別に見る対策の違い

入試科目のタイプ別に見る対策の違い

帰国生入試は科目構成の幅が広く、どのタイプで受けるかによって準備の中身がまったく変わります。志望校を先に決めてから対策を考えるのではなく、お子様の英語力と日本語での学習状況を見たうえで、力を発揮しやすい方式から逆算するほうが現実的です。


ここでは主な出題パターンを整理したうえで、方式ごとの対策と、面接・英語資格の扱いまでを見ていきます。


帰国生入試の主な出題パターンは4つに整理できる


帰国生入試の科目構成は、大きく4つのパターンに分けられます。まずはお子様がどのパターンで力を発揮できるかを見極めてください。


表6:帰国生入試の主な出題パターン

タイプ

主な科目構成

向いているお子様

準備の重心

英語重視型

英語の筆記・リスニング・エッセイ+面接

現地校で英語を学習言語として使ってきた

エッセイの構成力、面接での受け答え

国語・算数型

国語・算数+面接

補習校や日本人学校で日本のカリキュラムを続けてきた

特殊算、記述式の読解

英語+国算型

英語・国語・算数+面接

英語と日本語の両方を維持できている

3教科への時間配分

作文・適性型

日本語作文・外国語作文・適性検査+面接

教科学習より思考力や表現力に強みがある

作文の型、テーマへの意見形成

同じ学校が複数のパターンを併設している場合もあり、どちらで出願するかを選べるケースもあります。過去問を取り寄せて、実際の問題を見てから決めると判断を誤りにくくなるでしょう。


もうひとつ、学校が何を重く見るかという軸でも分けられます。英語力を最も高く評価する学校では、エッセイや面接での英語が合否を大きく左右します。英語と教科のバランスを見る学校では、英語ができても国語や算数が伴わなければ届きません。日本語での学習歴や新しい環境への適応を重く見る学校もあり、この場合は作文や面接で語る内容が中心になります。


同じ科目構成であっても、この重心が違えば対策の配分は変わってきます。募集要項の選考方法だけでなく、学校が公開している教育方針や求める生徒像まで読んでおくと、どこに力を入れるべきかが見えてくるでしょう。


英語重視型は、エッセイと面接で差がつく


英語重視型で問われるのは、日常会話の流暢さではありません。制限時間内に構成を組み立てて書く力と、自分の考えを筋道立てて話す力です。


エッセイの出題形式は学校によって幅があります。あるテーマについて意見を述べる形式もあれば、物語を創作させる形式や、資料を読んだうえで考えを書かせる形式も見られます。現地校のライティング課題とは求められるものが違うため、志望校の過去問で形式を早めに確認しましょう。


リスニングを課す学校もあります。現地校で耳が慣れているお子様でも、試験用の音声と設問形式には慣れが必要です。過去問の音源が入手できる場合は、時間を計って解く練習を重ねておくと本番で戸惑いにくくなります。


国語・算数型は、日本のカリキュラムとの差をどう埋めるかが焦点になる


国語・算数型を選ぶ場合、最大の課題はアメリカのカリキュラムとの差です。とくに算数では、日本の中学入試で頻出するつるかめ算や旅人算といった特殊算が、現地校の学習範囲に含まれていません。


方程式を使えば解ける問題であっても、解法の過程を記述させる出題では対応が難しくなります。日本語での単位表記や図形の呼び名を覚え直す作業も発生するため、想定より時間がかかると考えておいたほうが安全です。


国語では、漢字と語彙の積み上げに加えて、記述式の読解が壁になります。全範囲を追いかけようとすると時間が足りなくなるため、志望校の出題傾向を見て頻出単元に絞る戦略が有効です。一般入試と同じ問題を解く別枠選考の場合は、一般受験生と同じ水準が求められる点も踏まえて計画を立ててください。


作文・適性型は、テーマへの向き合い方を練習しておく


作文・適性型では、知識の量ではなく思考の筋道が評価されます。資料を読み取ったうえで自分の考えを表現する形式が中心で、日本語作文と外国語作文の両方を課す学校もあります。


このタイプで強みになるのが、海外生活で得た経験です。ただし思い出話として書くだけでは評価につながりません。「アメリカの学校で経験したこの出来事から、自分はこう考えるようになった」というように、主張の根拠として位置づける書き方を練習しておきましょう。


面接での自己PRと作文の内容がずれていると、一貫性を欠いた印象を与えます。書く内容と話す内容は、あらかじめ同じ軸でそろえておいてください。


面接で見られるのは、経験を自分の言葉で説明できるかどうか


帰国生入試の面接では、海外での経験を自分の言葉で語れるかどうかが問われます。流暢さよりも、多少たどたどしくても自分の体験に根ざした話ができるお子様のほうが評価されやすい傾向にあります。


面接は日本語で行われる学校が多いものの、英語重視型では英語と日本語の両方で実施される場合もあるでしょう。現地校に長く通っているお子様ほど、日本語で自分の考えを説明する練習が必要になるでしょう。


表7:面接で問われやすい質問と、評価されている観点

質問の例

評価されている観点

準備のしかた

海外でどんな経験をしましたか

経験を具体的に語れるか

出来事を1つ選び、感じたことまで言葉にする

なぜこの学校を志望しますか

学校を調べたうえで話せるか

学校の特色と自分の関心を結びつけておく

入学したら何に取り組みたいですか

入学後の姿を描けているか

部活動や行事など具体的な場面で答える

苦労したことをどう乗り越えましたか

困難への向き合い方

現地校での実体験から1つ用意する

一方で、避けたい受け答えもあります。まず、志望動機を「親にすすめられたから」と答えてしまうパターンです。受け身の姿勢が伝わってしまい、学校が知りたい本人の意思が見えません。


次に、海外での経験を自慢話のように語ってしまう場合です。珍しい体験をしたこと自体ではなく、そこから何を考えたのかが評価の対象になります。


三つ目は、用意した原稿を丸暗記し、抑揚なく読み上げてしまう形です。想定していなかった質問が続いたときに言葉が出てこなくなるうえ、面接官にも準備した内容をなぞっているだけだと伝わってしまいます。


保護者面接を実施する学校もあります。その場合は、ご家庭の教育方針と志望理由に食い違いがないよう、お子様と事前に話し合っておいてください。


英語資格は出願条件・優遇措置・得点換算のどれに使われるかを確認する


英語資格の扱いは学校によって異なり、大きく3つの使われ方に分かれます。出願の条件そのものになる場合、試験を免除する優遇措置になる場合、そして点数に換算される場合です。どの使われ方なのかによって、取得すべき時期と目標が変わります。


実例を挙げると、広尾学園小石川中学校の帰国生入試では、インターナショナルコースのアドバンストグループを希望する場合に、英検2級以上または同等の英語力が出願条件として示されています。海外在住経験が1年以上あり帰国後1年以内という条件と合わせて確認しておいてください。


優遇措置の例としては、三田国際科学学園中学校の2026年度帰国生入試が挙げられます。同校の募集要項では、英検であれば準1級以上、TOEFL iBTなら72点以上、IELTSなら5.5以上という水準が示されており、いずれかを満たせば英語の筆記試験を受けずに済みます。


表8:英語資格の3つの使われ方

使われ方

内容

逆算のポイント

出願条件

一定の級やスコアがないと出願できない

出願期間から逆算し、結果の発行時期まで確認する

優遇措置

筆記試験の免除や加点の対象になる

免除される科目を確認し、残る科目に時間を配分する

得点換算

級やスコアに応じて点数化される

換算表を確認し、1段階上を狙う価値があるかを判断する

資格の種類としては英検を採用する学校が中心ですが、TOEFL iBTやIELTSを併記する学校も見られます。小中学生向けのTOEFL Primary・TOEFL Juniorは米国のETSが開発したテストで、結果がスコアとCEFRレベルで示されるため、英語力の到達度を測る指標として使えます。ただし入試で認められるかどうかは学校ごとに異なるため、志望校の募集要項で採用されている資格を必ず確かめてください。


取得の時期は、出願時に必要な水準から逆算して決めます。本記事で挙げた実例では、出願条件として英検2級以上、優遇措置の基準として準1級以上という水準が示されていました。

小学6年生の秋に出願する前提で考えると、2級は小学4年生から5年生のうちに、準1級は小学5年生の後半から6年生の前半までに取得しておくと、直前期を教科の対策に充てられます。


ただし級を上げること自体が目的になっては本末転倒です。志望校が求める水準に届いたら、そこで止めて構いません。


すべての学校が英語資格を求めるわけではありません。資格がなくても出願できる学校は多く、取得を目指すかどうかは志望校の要項を見てから判断すれば間に合います。


アメリカから受験できる海外会場入試とオンライン入試

アメリカから受験できる海外会場入試とオンライン入試

帰国を待たずに、アメリカ国内の会場で受験できる制度があります。一時帰国に伴う負担が大きい、あるいは帰国時期が入試日程に間に合わないという悩みに対して、有力な選択肢となる仕組みです。


ここでは海外会場入試のしくみと実施校の例を確認したうえで、オンライン入試や合格資格の保持期間まで見ていきます。


海外会場入試とは、現地の試験会場で受験できる入試方式である


海外会場入試は、日本の私立中学が海外の主要都市に試験会場を設けて実施する入試です。実施時期は11月から12月ごろが中心で、日本国内の帰国生入試よりもさらに早い時期に行われます。


最大の利点は、一時帰国せずに受験できる点にあります。往復の渡航費を抑えられるうえ、現地校を長く休まずに済むため、お子様の負担も軽くなるでしょう。入試のために学期の途中で1週間以上休むとなると、課題の遅れを取り戻す作業が後から大きな負担になります。


ただし、会場は年度ごとに変更されることがあります。前年に近くの都市で実施されていたからといって、今年も同じとは限りません。志望校を絞り込む段階で、必ず最新の募集要項を確認してください。


ニューヨーク・ロサンゼルスで受験できる学校もある


北米に試験会場を設けている学校は限られるものの、実際に存在します。公式サイトで実施を確認できる学校の例を挙げます。


表9:北米に試験会場を設けている学校の例

学校名

海外会場

実施時期

特徴

富士見丘中学高等学校

ニューヨーク、シンガポール、ロンドン、オンライン

11月

海外生を対象とした特別入試・転編入試験。合格後は入学資格が10か月有効

西大和学園中学校

ロサンゼルス、シンガポール

各年度の募集要項で公表

ロサンゼルス実施分の生徒募集要項を公式サイトで個別に公開している

富士見丘中学高等学校は、北米のニューヨークに加えてシンガポールとロンドンにも会場を用意しており、これにオンラインを合わせた形で11月に試験を行っています。西大和学園については、入学試験のご案内からロサンゼルス実施分の募集要項を確認できます。


会場を設ける学校を広く探したい場合は、JOES(海外子女教育振興財団)の国内学校情報検索サイトを活用してください。帰国生を受け入れている学校の情報が1,400校ほど集約されており、費用をかけずに調べられます。


海外入試制度の有無や寮の有無といった条件からも絞り込めるため、候補を洗い出す段階で重宝します。閲覧にはJOESマイポータルへのログインが必要になる点だけ、あらかじめご承知おきください。


オンライン入試や書類選考という選択肢もある


会場から遠い地域にお住まいのご家庭に向けて、オンラインで試験を実施する学校もあります。アメリカは国土が広く、ニューヨークやロサンゼルスまで国内線で移動しなければならない地域も少なくないため、有力な選択肢になるでしょう。


ただし、オンラインで受けられる方式が限定されるケースがあります。富士見丘中学高等学校が公式サイトで示しているのは、オンラインで受験できるのはA方式に限られるという条件です。会場受験なら選べた方式が、オンラインでは選べないという可能性を念頭に置いてください。


出願書類と面接だけで選考する書類選考型の入試を設ける学校もあります。筆記試験の負担がない一方、現地校の成績や志望理由書の比重が高まるため、日頃の評価と書類の準備がそのまま結果に響きます。


時差の扱いも確認しておきたいところです。日本時間に合わせて実施される場合、アメリカ本土では試験の開始が深夜や早朝になります。当日のコンディションをどう整えるかまで含めて、準備の一部と考えておきましょう。


合格資格の保持期間を使えば、帰国時期に合わせて入学できる


海外会場入試には、合格後に入学資格を一定期間保持できる制度を設けている学校があります。この仕組みを知っておけば、帰国時期が確定していない段階でも受験に踏み切れるでしょう。


富士見丘中学高等学校では、海外生特別入試に合格したあと10か月にわたって入学資格が有効となり、帰国の予定に合わせて入学の時期を決められると公式サイトで案内されています。駐在の期間が延びるか短くなるか読めない時期に、選択肢を確保しておける制度だと言えるでしょう。


保持期間の長さや手続きの方法、費用の扱いは学校ごとに異なります。保持中に納入が必要な費用が発生する場合もあるため、出願前に学校へ問い合わせることをおすすめします。合格したあとで想定外の負担が判明する事態は避けたいところです。


アメリカの学年と日本の受験学年のズレを整理する

アメリカの学年と日本の受験学年のズレを整理する

現地校のGradeと日本の学年は、必ずしも一致しません。このズレに気づかないまま準備を進めると、受験のタイミングそのものを取り違えてしまいます。ここでは学年の対応関係を整理したうえで、入試日程と帰国時期の組み合わせまで確認しましょう。


GradeとX年生の対応は、生まれ月によって変わる


日本の学年は、4月2日から翌年4月1日までの生まれで1つの学年に区切られます。一方でアメリカでは9月1日を基準日とする学区が多く、州や学区によって基準日そのものが異なります。この違いによって、同じGradeでも日本の学年が1つずれる場合が出てくるわけです。


具体的には、4月から8月ごろに生まれたお子様は、現地校の学年が日本の学年より1つ上になります。つまり現地でGrade 7に在籍していても、日本では小学6年生、すなわち受験学年にあたるということです。


表10:アメリカの学年と日本の学年の対応

アメリカの学年

9月〜翌3月生まれの場合

4月〜8月生まれの場合

Grade 5

小学5年生

小学4年生

Grade 6

小学6年生(受験学年)

小学5年生

Grade 7

中学1年生

小学6年生(受験学年)

この表は目安です。就学の基準日は州や学区によって違い、飛び級や原級留置があればさらにずれます。


とくに気をつけたいのが、「Grade 7だからもう中学受験には間に合わない」と早合点してしまうケースです。4月から8月生まれのお子様であれば、Grade 7の時点でまだ受験学年に入ったところという可能性があります。学年の判断は現地校の在籍学年ではなく、生年月日から確認してください。


逆のパターンもあります。Grade 6に在籍しているから受験学年だと思っていたところ、日本では小学5年生だったという場合です。この場合は準備に充てられる時間が1年多く残っているため、慌てて対策を詰め込む必要はありません。


帰国生入試は11月から1月に集中する


帰国生入試の実施時期は、海外会場入試が11月から12月、日本国内の帰国生入試が11月から1月というのが大まかな流れです。一般入試の解禁日は地域によって違うため、併願を考える場合は志望校の所在地ごとに日程を並べてみてください。


この時期は、現地校の学期日程と重なります。Fall semesterの期末試験やWinter breakの前後にあたるため、欠席や課題の調整が避けられません。担任には早めに事情を伝え、課題の提出方法を相談しておくと後の負担が軽くなります。


出願手続きにも余裕を持たせてください。インターネット出願が一般的とはいえ、証明書類の郵送が必要な場合、国際郵便には想定以上の日数がかかります。決済方法が日本国内のクレジットカードに限られる学校もあるため、支払い手段まで含めて事前に確認しておくと安心です。


帰国時期によって取れる選択肢が変わる


いつ帰国するかによって、受験できる方式は変わってきます。ご家庭の状況に近いパターンから、準備の進め方を確認してください。


表11:帰国時期別に見た受験パターン

帰国時期

主に取れる方式

準備上のポイント

受験学年の前年までに帰国

国内の帰国生入試、一般入試との併願

日本の塾に通いながら対策できる。帰国後の経過年数の上限に注意する

受験学年の夏までに帰国

国内の帰国生入試

帰国直後から短期集中で国語・算数を立て直す

入試シーズンに合わせて一時帰国

国内の帰国生入試

渡航日程と現地校の欠席調整を早めに進める

入試シーズン後に帰国

海外会場入試、オンライン入試

合格資格の保持期間と入学時期の条件を確認する

保護者は駐在を継続する

寮のある学校の帰国生入試

寮の受け入れ学年と保証人の条件を確認する

帰国時期が未定のご家庭も少なくありません。その場合は、海外会場入試と合格資格の保持制度を軸に組み立てると、駐在期間が動いても対応しやすくなります。


寮を併設する学校を選べば、ご家族が離れて暮らす形にはなるものの、進学の時期を駐在の終了に合わせずに済みます。寮を選ぶ際に確認したい条件は、後ほど学校選びの項目で取り上げましょう。


いつから始める?|アメリカ在住から逆算する準備スケジュール

いつから始める?|アメリカ在住から逆算する準備スケジュール

準備の起点は、教科の勉強を始める日ではありません。志望校の募集要項を最初に読む日が出発点になります。入試日から遡って、情報収集・英語資格の取得・出願書類の準備・教科対策という順に並べ直すと、いつ何をすべきかが見えてきます。


ここからは学年ごとの動き方を、出願書類の準備まで含めて整理しましょう。


小学4年生から5年生前半は、情報収集と土台づくりの時期


この時期にまず取り組みたいのが、帰国予定時期をご家庭で共有することです。駐在の期間が確定していなくても、想定される複数のパターンを家族で話し合っておくと、その後の判断がぶれにくくなります。


次に志望校の候補を広めに集めます。この段階では絞り込まず、出願資格の条件を確認する作業に集中してください。海外在住年数と帰国後の経過年数の条件を満たせるかどうかで、候補から外れる学校が出てくるためです。


学習面では、国語のブランクを作らないことが最優先になります。補習校や家庭学習で漢字と読解を細く長く続けておくと、あとから立て直す負担が大きく変わります。算数については、現地校の進度と日本のカリキュラムの差を把握しておく程度で構いません。英語資格の取得を目指すなら、この時期に目標とする級やスコアを決めておきましょう。


小学5年生後半から6年生の夏は、方式を決めて対策を本格化する


この時期の最大の課題は、どの入試方式で受験するかを決めることです。英語重視型で行くのか、国語・算数型で戦うのか。ここが定まらないまま進むと、限られた時間が分散してしまいます。


受験方式が決まったら、志望校の過去問を入手し、出題形式に沿った演習を始めましょう。早い段階で取り組むほど、本番での戸惑いが減ります。海外会場入試を利用する場合は、会場と日程を確認して家族の予定を押さえる作業もこの時期に済ませておきたいところです。


現地校の成績にも意識を向けてください。Report Cardは出願書類として提出を求められることがあり、直前になって成績を上げようとしても間に合いません。学習サポートを外部に依頼するなら、遅くとも6年生の夏までに体制を固めておくと安心です。


小学6年生の秋から直前期は、出願と本番の運用に集中する


秋以降は、出願手続きが本格化します。インターネット出願が中心とはいえ、証明書類の準備には想像以上の時間がかかる場合があります。海外在留証明書や在学証明書は、発行までの日数を見込んで早めに依頼してください。


面接の準備は、志望動機と海外での経験を結びつけて言葉にする作業から始めます。原稿を暗記させるのではなく、何を聞かれても自分の体験から答えられる状態を目指すほうが、本番での対応力につながります。


現地校の欠席や課題の扱いについては、担任と早めに相談しておきましょう。オンラインでの試験や面接を受ける場合は、通信環境と機材の確認を前日までに済ませておいてください。時差の関係で深夜や早朝の実施になる場合、当日の生活リズムを数日前から調整しておくと本番で力を出しやすくなります。


出願書類は種類が多く、準備に時間がかかる


海外からの出願でつまずきやすいのが書類の準備です。学校指定の様式がある場合が多く、汎用の書式では受け付けてもらえないケースもあります。


表12:出願時に求められることが多い書類

書類

入手先

準備の目安

注意点

海外在留証明書

学校指定の様式に保護者の勤務先などが記入する

出願の1〜2か月前

学校ごとに様式が異なる場合がある

在学証明書・成績証明書

在籍している現地校

出願の1〜2か月前

発行に日数がかかることがある

英語資格のスコア証明

実施団体

受験から発行までの期間を逆算する

有効期限が定められている場合がある

志願理由書・自己PRシート

保護者と本人が作成する

出願の1か月前

面接で話す内容と一貫させる

現地校が発行する書類は英文になるため、和訳の提出を求められることがあります。翻訳が必要かどうか、翻訳者に条件があるかどうかも、募集要項で事前に把握しておきましょう。

書類の準備は保護者の役割が大きい部分です。お子様が学習に集中できるよう、締切と発行にかかる日数を一覧にして管理しておくと、直前の慌ただしさを避けられます。


教科別の準備|国語・算数のブランクをどう埋めるか

教科別の準備|国語・算数のブランクをどう埋めるか

現地校で過ごす期間が長いほど、国語と算数には日本のカリキュラムとの差が生まれます。この差を埋めようとして全範囲を追いかけると、時間がいくらあっても足りません。入試で問われる範囲に絞り込む判断が、限られた時間を生かす鍵になります。


ここでは国語・算数・英語の順に、優先順位の付け方を見ていきましょう。


国語は、漢字と記述式の読解を優先する


日本語で会話ができることと、入試の国語で得点できることは別の力です。ご家庭で日本語を使っているお子様でも、読解問題になると手が止まるというのはよくある話になります。

優先度が高いのは漢字と語彙です。積み上げが必要な領域のため、直前にまとめて詰め込む方法が通用しません。1日10分でも構わないので、早い時期から途切れさせずに続けてください。


記述式の読解については、本文中の言葉を使って答えるという型を身につけると得点が安定します。自分の感想を書くのではなく、本文の記述を根拠として示す作業だと理解できると、書き方が変わってきます。


補習校に通っているご家庭では、学校の教材と受験用の教材で役割を分けて考えるとよいでしょう。補習校の学習は日本語の土台を保つためのもので、入試対策とは目的が異なるためです。在外中の日本語学習をどう組み立てるかについては、海外在住でも日本語教育は受けられる?でも詳しく解説しています。


算数は、日本特有の解法にどう向き合うかを決める


算数で立ちはだかるのが、日本の中学入試に特有の解法です。つるかめ算や旅人算、仕事算といった特殊算は、アメリカのカリキュラムでは扱われません。


方程式を使えば答えにたどり着ける問題もありますが、解法の過程を書かせる出題では減点の対象になる場合があります。志望校の採点方針は、過去問と募集要項から確かめておきましょう。


見落としがちなのが、日本語での用語です。図形の呼び名や単位の表記、問題文の言い回しに慣れていないと、内容は理解できるのに設問の意味が取れないという事態が起こります。用語を覚え直す時間も、計画に組み込んでおきましょう。


現地校の学習と並行して進めるため、1回あたりの学習量は小さく保つほうが続きます。志望校の出題傾向を見て、深く取り組む単元と割り切る単元を分ける判断も必要になるでしょう。


英語は、現地校で培った力を入試で使える形に変える


現地校で身につけた英語力は、帰国枠の中学受験において大きな強みです。ただし、その力をそのまま得点に変えられるわけではありません。入試のエッセイや面接には、それぞれ別の訓練が必要になります。


エッセイでは、制限時間内に構成を組み立てる技術が問われます。現地校の課題は数日かけて書くものが多いため、40分程度で書き切る練習を過去問の形式に沿って重ねてください。

面接では、海外での経験を志望動機に結びつけて説明できるかどうかが見られます。英語で流暢に話せることよりも、内容に一貫性があるかどうかが評価の対象になる点を意識しておきましょう。


英語資格を出願条件とする学校を志望する場合は、受験時期と結果の発行時期を逆算しておく必要があります。試験日から証明書が届くまでの期間を見落とすと、出願に間に合わないという事態になりかねません。


国語や算数のキャッチアップを現地校の宿題と並行して進めるとなると、ご家庭だけで抱えるのは負担が大きくなります。北米の時間帯に合わせて日本語と英語の両方で相談できる指導者がいると、日々の運用はずいぶん楽になるでしょう。アメリカ宿題サポートでは初回レッスンを無料で試せるため、まずは相性を確かめるところから始められます。


学校選び|帰国生を受け入れている学校のタイプと代表校

学校選び|帰国生を受け入れている学校のタイプと代表校

学校選びで見るべきなのは、偏差値よりも帰国生の受け入れ体制です。入試方式が合っていても、入学後の環境がお子様に合わなければ、6年間の負担が大きくなってしまいます。


ここでは受け入れ方のタイプを整理したうえで、地域別の代表校、大学附属校という選び方、そして寮や編入という選択肢まで確認しましょう。


帰国生の受け入れ方は学校によって大きく異なる


帰国生をどう受け入れるかという方針は、学校ごとにはっきり分かれます。英語力を伸ばし続ける環境を用意する学校もあれば、日本の教育に早くなじませる方針を取る学校もあるためです。


表13:帰国生受け入れ校のタイプ

タイプ

特徴

向いているご家庭

説明会で確認したいこと

帰国生クラス編成型

帰国生でクラスを編成し、英語や国語を別カリキュラムで学ぶ

英語力を落とさずに維持したい

高学年でクラスを統合する時期

取り出し授業型

通常クラスに在籍し、英語のみ習熟度別に取り出す

一般生との交流を重視したい

取り出しの対象科目と時間数

国際コース設置型

英語で他教科を学ぶコースを設ける

英語を学習言語として使い続けたい

コース変更の可否と時期

共生重視型

帰国生を特別扱いせず、必要に応じて補習を行う

日本の教育に早くなじませたい

入学後の国語・数学のフォロー体制

どのタイプが優れているという話ではありません。たとえば頌栄女子学院は、帰国生と一般生がともに学ぶことで互いに刺激を受けられるという考え方を公式サイトで示しています。ご家庭が英語力の維持と日本での適応のどちらを重く見るかによって、選ぶべきタイプは変わってくるでしょう。


地域別に見た、帰国生入試を実施している代表的な学校


志望校を探すときは、帰国後の居住予定地から地域を絞ると効率的です。公式サイトで帰国生入試の実施を確認できる学校を、地域別に整理しました。


表14:帰国生入試を実施している学校の例(地域別)

地域

学校名

確認できる特徴

東京

広尾学園中学校

インターナショナルコースを設け、12月に帰国生入試を実施している

東京

広尾学園小石川中学校

アドバンストグループ希望者には英検2級以上または同等の英語力を求めている

東京

三田国際科学学園中学校

英検準1級以上などの保有者は英語の筆記試験が免除される

東京

渋谷教育学園渋谷中学校

1月下旬に帰国生入学試験を実施し、事前の応募資格確認審査を設けている

東京

頌栄女子学院中学校

帰国生と一般生が同じクラスで学ぶ方針を掲げている

東京

富士見丘中学高等学校

海外会場入試とオンライン入試を実施している

千葉

渋谷教育学園幕張中学校

帰国生入学試験で帰国生カードとプリエッセイの提出を求めている

神奈川

慶應義塾湘南藤沢中等部

大学までつながる一貫校で、帰国生を対象とした入試を実施している

関西(奈良)

西大和学園中学校

ロサンゼルス会場での入試を実施し、寮を併設している

募集人員や試験科目、日程は年度ごとに変わります。ここに挙げた特徴も執筆時点のものであるため、出願前には各校公式サイトの募集要項を必ず確認してください。志望校を広く探したい段階では、JOESの国内学校情報検索サイトで地域や受入区分から絞り込む方法も使えます。


大学附属校という選び方もある


帰国生を受け入れている学校のなかには、大学までつながる附属校も含まれます慶應義塾湘南藤沢中等部のように、帰国生を対象とした入試を実施している附属校です。


附属校を選ぶ利点は、高校受験や大学受験に向けた準備に時間を取られない点にあります。帰国生にとっては、国語や社会といった日本語での学習を受験対策として詰め込む必要が減り、英語力の維持や関心のある分野に時間を使いやすくなります。海外での経験を生かした活動に取り組みやすい環境だとも言えるでしょう。


一方で確認しておきたい点もあります。内部進学には成績などの条件が設けられている場合が多く、希望する学部に必ず進めるとは限りません。系列大学に進むことを前提とするかどうかは、お子様の将来の希望と照らし合わせて判断してください。


入学後のサポート体制まで見て選ぶ


入試難度だけで学校を決めると、入学後に苦労する可能性があります。とくに確認しておきたいのが、入学後の国語と数学のフォロー体制です。


英語の授業についても、帰国生の水準に合っているかどうかを見ておきましょう。現地校で高い英語力を身につけたお子様が、基礎的な内容の授業を6年間受け続けることになれば、力を伸ばす機会を失いかねません。在校生に占める帰国生の割合は、環境になじみやすさを測るひとつの目安になります。


学校説明会は、こうした情報を直接確かめられる場です。JOESは2002年から東京・大阪・名古屋で国内学校説明会・相談会を開催しており、帰国生を対象としたものとしては国内最大規模とされています。一時帰国の時期に合わせて参加できれば、複数校の話を一度に聞けるでしょう。


保護者が駐在を続ける場合は、寮のある学校も選択肢になる


保護者が駐在を続けたまま、お子様だけ先に帰国して進学するというケースもあります。この場合、寮を併設する中高一貫校が現実的な選択肢になります。


確認しておきたいのは、寮の受け入れ学年と保証人や身元引受人の条件です。中学1年生から入寮できる学校もあれば、高校からとする学校もあります。長期休暇中の滞在先や、帰省の扱いについても事前に確かめておいてください。


そのうえで最も大切なのが、お子様本人の意思です。ご家族と離れて暮らす生活が向いているかどうかは、性格や年齢によって大きく異なります。学校の設備や実績だけで判断せず、本人と時間をかけて話し合いましょう。


受験に間に合わない場合は、編入という道もある


帰国の時期が入試シーズンと合わない場合でも、進路が閉ざされるわけではありません。私立中学のなかには、編入試験を実施している学校があります。


編入試験は欠員が出た学年で実施されるため、募集の有無は年度や学期によって変わります。実施時期は学期の変わり目に設定されることが多く、試験科目は国語・数学・英語が中心です。志望校が編入を受け付けているかどうかは、公式サイトの入試情報から確認できます。


公立中学に進むという道も残されています。高校受験の段階で帰国生を対象とした入試に挑む選択で、帰国直後の負担を抑えられる点が利点です。ただし高校受験の時点で帰国後の経過年数が条件を超えていないか、事前に確かめておく必要があります。ご家庭の駐在予定、お子様の性格、英語力の維持方針という3点から、どの道を選ぶかを考えてみてください。


塾選び|アメリカ在住でも利用できる学習サポートの選び方

塾選び|アメリカ在住でも利用できる学習サポートの選び方

アメリカ在住から中学受験を目指す場合、学習サポートは通いやすさではなく、時差への対応と柔軟性で選ぶことになります。選択肢は家庭学習、現地の塾、日本の塾のオンライン講座、オンライン家庭教師の4つに整理できます。


ここでは選択肢ごとの特徴を比べたうえで、判断の軸と、比較するときの確認項目を見ていきましょう。


学習サポートの選択肢は大きく4つに分かれる


それぞれの選択肢には、料金の仕組みも指導の形も違いがあります。まずは全体像をつかんでから、ご家庭の状況に合うものを絞り込んでください。


表15:アメリカ在住でも利用できる学習サポートの比較

選択肢

指導形態

対応時差

料金の仕組み

向いているケース

家庭学習・通信教材

教材による自習が中心

制約がない

月額制または教材ごとの購入

保護者が伴走できる、学習習慣が確立している

現地の日本語対応塾

対面の集団または個別

現地時間で受講できる

月謝制が中心

都市部に住んでいて通える範囲に教室がある

日本の塾のオンライン講座

双方向またはオンデマンドの集団授業

日本時間に合わせる必要がある

月謝制または講座単位

時差の小さい地域、集団授業に適応できる

オンライン家庭教師

1対1の個別指導

講師と相談して時間帯を決められる

時間単位またはコマ単位の課金

現地校と両立したい、特定分野だけ補いたい

料金は各社が随時見直すため、金額は必ず公式サイトの最新情報で確認してください。集団授業で全体の底上げを図りながら、苦手な単元だけ個別指導で補うというように、複数を併用するご家庭も少なくありません。


時差と現地校との両立を軸に判断する


アメリカ本土と日本の時差は13時間から17時間程度あります。日本時間の夕方に行われる授業は、東海岸では早朝、西海岸では深夜にあたるため、日本の塾のオンライン講座をそのまま受けるのは負担が大きくなりがちです。


受講回数を増やすより、現地校の宿題と両立できる時間帯を確保するほうが結果的に長続きします。週2回で疲れ果てて途中でやめるより、週1回を1年続けたほうが積み上がるものは大きくなるでしょう。


現地校の学期末やテスト期間には、学習量を落とす前提でスケジュールを組んでください。補習校に通っている場合は、補習校の宿題と受験対策が重ならないよう調整する視点も必要になります。


サービスを比較するときは確認項目を決めておく


複数のサービスを見比べるときは、確認する項目をあらかじめ決めておくと判断がぶれません。体験授業で質問する内容としても使えます。


表16:学習サポートを比較するときの確認項目

確認項目

確認する理由

対応可能な時間帯

現地時間で無理なく受講できるかを判断するため

帰国枠入試の指導実績

志望校の出題形式に沿った対策ができるかを判断するため

対応教科の範囲

国語・算数・英語エッセイのどこまで任せられるかを確認するため

講師の言語対応

日本語での概念説明と英語での指導を切り替えられるかを確認するため

料金体系

月謝制か都度課金か、休んだときの扱いはどうなるかを把握するため

体験授業の有無

相性を事前に確かめるため

教材の準備方法

日本の教材を海外でどう入手・共有するかを確認するため

とくに見落とされやすいのが、講師の言語対応です。英語で説明できる講師は多くても、日本語で概念を噛み砕いて説明したうえで英語に切り替えられる講師となると数が限られます。個別のサービスをさらに詳しく比べたい場合は、海外在住の子におすすめのオンライン塾5選もあわせてご覧ください。


アメリカ宿題サポートの予約は3ステップで完了する


実際に試してみたいと思ったときに、手続きが複雑だと最初の一歩が重くなります。アメリカ宿題サポートでは、3つのステップで予約が完了します。


表17:レッスン予約の手順

手順

内容

1

講師一覧から先生を選ぶ

2

受けたいレッスンを選ぶ

3

日時を選択して予約する

クーポンコードは「FirstTime」をコピーして、チェックアウト時にご使用ください。まずは1回試してみて、お子様と講師の相性を確かめるところから始められます。



準備の進み方をイメージする2つのモデルケース

準備の進み方をイメージする2つのモデルケース

ここまで制度と対策を順に見てきましたが、実際にどう組み立てるのかは想像しにくいかもしれません。そこで、本記事で解説した内容を組み合わせた進め方の例を2つ示します。


いずれも特定のご家庭の事例ではなく、制度上どのような選択ができるかを示した想定です。ご家庭の状況に近いほうを、計画を立てる際の下敷きにしてみてください。


ケース1|現地校のみで学び、海外会場入試を使う


カリフォルニア州の現地校にGrade 4から通い、補習校には在籍していないという想定です。日本語での会話には不自由がないものの、漢字と読解には長いブランクがあります。帰国の時期は未定で、入試シーズンには間に合わない可能性が高い状況です。


この場合、英語重視型の入試を軸に据えたうえで、海外会場入試とオンライン入試を第一の選択肢にします。合格資格の保持制度がある学校を選べば、帰国時期が動いても対応できるためです。


以下の流れは、9月から翌3月に生まれたお子様、つまり現地校の学年と日本の学年が一致するパターンを前提としています。4月から8月生まれのお子様であれば、同じ手順がそれぞれ1学年ずつ後ろにずれ、Grade 7の秋が受験本番になります。


表18:ケース1の準備の流れ

時期(9月〜翌3月生まれの場合)

取り組む内容

Grade 4〜5

海外会場入試を実施する学校を調べ、出願資格を確認する

Grade 5

漢字と語彙の学習を家庭学習で開始し、英語資格の目標を決める

Grade 6の春〜夏

志望校の過去問でエッセイの形式を確認し、演習を始める

Grade 6の秋

在学証明書と成績証明書の発行を依頼し、面接の準備に入る

Grade 6の11〜12月

ニューヨークまたはロサンゼルスの会場で受験する

国語の比重が小さい方式を選ぶことで、限られた時間をエッセイと面接の対策に集中させる組み立てになります。合格後は入学までの期間を使って、国語と数学の基礎を整えておくと入学後の負担が軽くなります。


ケース2|補習校と両立し、一時帰国して国内入試を受ける


ニュージャージー州の現地校に通いながら、土曜日は補習校にも通っているという想定です。国語は学年相当を維持できており、算数も補習校で日本のカリキュラムに触れています。駐在は受験学年の途中で終わる見込みで、入試シーズンに一時帰国できる状況です。


このケースでは、英語と国語・算数の両方を評価する方式が選べます。選択肢が広がる分、志望校の絞り込みに時間をかける価値があるでしょう。


表19:ケース2の準備の流れ

時期

取り組む内容

小学4〜5年生

志望校の候補を集め、英語+国算型と国語・算数型の要項を読み比べる

小学5年生の後半

受験する方式を決め、算数の特殊算に取り組み始める

小学6年生の夏

過去問演習を本格化し、補習校の宿題との配分を見直す

小学6年生の秋

出願書類をそろえ、一時帰国の日程と現地校の欠席を調整する

小学6年生の12〜1月

一時帰国して国内の帰国生入試を受験する

補習校の学習が土台になっている分、算数は特殊算の上積みから始められます。ただし補習校の宿題と受験対策が重なる時期には、どちらを優先するかをあらかじめ決めておかないと、お子様の負担が一気に増してしまいます。


2つのケースから読み取れる共通点


方式も日程も異なる2つの例ですが、共通しているのは動き出しの順番です。どちらも教科の勉強から始めるのではなく、志望校の出願資格を確認するところから逆算しています。


もうひとつの共通点は、力を入れる範囲を絞っている点です。国語・算数・英語のすべてを同じ熱量で進めようとすると、現地校の学習と両立できなくなります。どこで戦うかを決める判断が、限られた時間を生かす前提になるわけです。


なお、ここに示したのはあくまで制度上の組み立て方の一例であり、実際のご家庭の記録ではありません。学習サポートを利用したご家庭の実際の声については、利用者の声のページでご覧いただけます。


帰国子女の中学受験に関するよくある質問

帰国子女の中学受験に関するよくある質問

ここまでで触れきれなかった疑問を、質問形式で整理します。いずれも学校ごとに扱いが分かれる論点のため、最終的には志望校の募集要項でご確認ください。


帰国枠の中学受験は一般入試より合格しやすいですか?


一概には言えません。人気校では帰国枠の倍率が一般入試を上回る年もあります。


募集人員が限られるうえ、条件を満たす受験生が全国から集まるためです。どの方式なら合格しやすいかという発想ではなく、お子様の強みが評価される方式はどれかという視点で選んでください。


偏差値の見方にも注意が必要です。募集人員が数名という入試では受験者数も限られるため、偏差値が実際の難易度を正確に映さない場合があります。数字だけで判断せず、過去問との相性や求められる英語力の水準から難しさを見積もってください。


英検やTOEFLは中学受験でも必要ですか?


学校によって扱いが分かれます。出願条件として一定の級を求める学校もあれば、加点や試験免除の材料とする学校もあります。


一方で、英語資格を求めない学校も少なくありません。取得を目指すかどうかは志望校の募集要項を見てから決めても遅くはないでしょう。受験する場合は、出願期間から逆算して試験日を選んでください。


補習校に通っていないと不利になりますか?


通学歴の有無が出願の可否を分けることは、基本的にありません。


影響が出るとすれば国語です。日本語での学習が途切れている場合、国語を課す方式では負担が大きくなります。その場合は英語重視型のように国語の比重が小さい方式を選ぶ手もあります。通っていないこと自体を気に病むより、どの方式で力を発揮できるかを考えるほうが建設的でしょう。


入試のために一時帰国は必要ですか?


国内会場でのみ実施する学校を受験する場合は必要になります。


海外会場入試やオンライン入試を実施する学校を選べば、帰国せずに受験できる場合もあります。一時帰国する場合は、現地校の欠席手続きと渡航日程を早めに調整しましょう。渡航費と滞在費が発生する点も、計画の段階で織り込んでおきましょう。


帰国枠の中学受験にはどのくらい費用がかかりますか?


費用は受験料、渡航費や滞在費、学習サポート費、入学後の学費という4つに分けて考えると見通しが立ちます。


一時帰国して複数校を受験する場合、渡航費と滞在費の比重が大きくなります。海外会場入試を使えばこの部分を抑えられる一方、受験できる学校は限られるでしょう。金額は学校やご家庭の状況によって大きく異なるため、志望校の受験料と学費は各校公式サイトで確認してください。


兄弟で帰国のタイミングが違う場合はどう考えればよいですか?


それぞれの受験学年から逆算するのが基本になります。学年によって受験できる制度が異なるためです。


上のお子様の受験に合わせて先に帰国するご家庭もあります。合格資格の保持制度や寮のある学校を使えば、帰国時期の選択肢が広がる場合もあるでしょう。家族の生活設計と合わせて、無理のない組み立てを考えてみてください。


帰国枠で入学した後、授業についていけますか?


国語と数学で差が出やすい傾向にあります。そのため多くの学校が取り出し授業や補習を用意しているのです。


入学前の準備としては、国語の読解と算数の基礎を整理しておくと負担が軽くなります。もっとも有効なのは、学校選びの段階でサポート体制を確認しておくことです。入試の内容だけでなく、入学後の支援まで含めて志望校を選んでください。


まとめ|アメリカ在住から中学受験を成功させるために押さえたい要点

まとめ|アメリカ在住から中学受験を成功させるために押さえたい要点

ここまで制度から対策までを見てきました。最後に、アメリカ在住から帰国枠の中学受験に臨むうえで押さえておきたい要点を3つに絞って振り返ります。


第一に、出願資格を最初に確認することです。海外在住年数・帰国後の経過年数・在籍していた学校の種類という3つの要件で、受験できる学校がほぼ決まります。教科の勉強を始める前に、志望校の募集要項を1校でも読んでみてください。


第二に、入試方式を先に決めることです。英語重視型と国語・算数型では、準備の中身がまったく違います。お子様の現在地から戦える方式を選ぶほうが、限られた時間を生かせます。


第三に、日程から逆算することです。帰国生入試は11月から1月に集中し、海外会場入試はさらに早く始まります。出願書類の発行には日数がかかるため、入試日から遡って計画を立てておくと慌てずに済みます。


表20:アメリカ在住から中学受験を進めるチェックリスト

時期

やること

確認するもの

検討を始めたら

帰国予定時期をご家庭で共有する

駐在予定、兄弟の学年

小学4〜5年生の前半

志望校の候補を集め、出願資格を確認する

各校の募集要項の出願資格欄

小学5年生の後半

受験する入試方式を決める

過去問、お子様の英語力と日本語学習の状況

小学6年生の春〜夏

海外会場入試の会場と日程を押さえる

各校公式サイトの海外入試要項

小学6年生の秋

出願書類の発行を依頼する

在留証明書、在学証明書、成績証明書

直前期

面接と作文の準備を仕上げる

志望動機、海外での経験の言語化

情報は年度ごとに変わります。この記事の内容も執筆時点のものであるため、志望校を絞り込む段階では必ず最新の募集要項をご確認ください。


学習面の負担をご家庭だけで抱え込む必要はありません。現地校の宿題と受験準備をどう両立させるか迷ったときは、アメリカ宿題サポートにご相談ください。北米の時間帯に合わせて、日本語と英語の両方で指導を受けられます。


初回レッスンは無料で試せるため、まずは相性を確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。



記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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