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帰国子女の英語力を維持する方法|帰国後も伸ばし続けるための実践ガイド

  • 7月20日
  • 読了時間: 46分
帰国子女の英語力を維持する方法|帰国後も伸ばし続けるための実践ガイド

帰国子女の英語力は、放っておけば失われますが、駐在中からの準備と帰国後の継続によって維持でき、さらに伸ばし続けることもできます。せっかく現地校で身につけた英語を、日本に帰ってから忘れてしまうのではないか。


そう不安を抱えながらも、何から手をつければよいか分からないという保護者の方は少なくありません。


周囲からは「帰国子女なら英語はできて当然」と思われがちです。ところが実際には、日本語環境に戻った子どもの英語は、想像以上の速さで鈍っていきます。この理想と現実のギャップこそが、多くのご家庭が直面する最初の壁だといえるでしょう。


この記事では、英語を維持する方法だけでなく、帰国後にさらに伸ばし続ける方法までを扱います。お子様の英語力の現在地を把握するところから始め、維持の具体策、そこから一段上へ伸ばすステップ、進路への接続まで、順を追って解説します。


米国・カナダに駐在するご家庭の視点に立ち、在米のいまだからこそできる準備もあわせてお伝えしましょう。


【この記事でわかること】




帰国子女の英語力によくある誤解と本当の姿

帰国子女の英語力によくある誤解と本当の姿

帰国子女の英語力は一枚岩ではなく、得意な面と、意識して伸ばす必要のある面があります。維持を考える前に、まずはお子様の英語力の「現在地」を正しく把握してください。


ここでは、周囲が抱きがちな誤解、会話力と学術英語の違い、そして英語力を左右する条件について、順に整理していきます。


「帰国子女は英語がネイティブ並み」という思い込み


帰国子女の英語力には大きな幅があり、「ネイティブ並み」とひとくくりにはできません。周囲は「海外にいたのだから英語は完璧だろう」と期待しがちですが、実態はご家庭ごとに大きく異なります。


こうした期待は、時として本人の重荷になってしまうものです。英語で話しかけられて答えられなかった経験から、英語そのものを避けるようになる子もいます。むしろ「できて当然」という視線が、英語から遠ざかるきっかけになってしまうのです。


英語力を左右する条件は、いくつもあります。滞在した国や地域、滞在の長さ、そして通っていたのが現地校かインターナショナルスクールか日本人学校かによって、身についた英語の質は変わるのです。同じ「3年間の駐在」でも、現地校で毎日英語漬けだった子と、日本人学校で日本語中心に過ごした子とでは、到達点はまったく違います。


したがって、他のご家庭と比べて焦る必要はありません。大切なのは、お子様自身の英語がいまどの段階にあるのかを、落ち着いて見極めることです。


会話は得意でも学術英語は別物(BICSとCALPの違い)


英語には「話せる力」と「学べる力」という二つの側面があり、この二つは別物です。日常会話が流暢だからといって、学習や思考に使える英語まで身についているとは限りません。


言語教育の分野では、この違いをBICSとCALPという言葉で説明します。BICS(生活言語能力)は友だちとの会話や買い物で使う日常の英語を指し、CALP(学習言語能力)は授業で議論したり、文章を読み解いたり、考えを論理的に書いたりする学術的な英語のことです。いずれも言語学者カミンズが提唱した概念として知られています。


帰国子女の場合、先に身につきやすいのはBICSのほうです。一方、CALPは数年単位の時間をかけて育つため、意識的に取り組まないと定着しません。しかも日本の学校生活では、英語で読み書きし、英語で考える機会がほとんどなくなります。


つまり、放っておくとCALPを伸ばす場が失われてしまうわけです。


この違いを、表にまとめました。

観点

BICS(生活言語能力)

CALP(学習言語能力)

主な場面

友だちとの会話、買い物、遊び

授業での議論、読解、作文、発表

具体例

「このリンゴおいしいね」

「このリンゴの栄養が体にどう働くかを説明する」

身につく速さ

比較的早い(数か月〜)

時間がかかる(数年単位)

帰国後の失われやすさ

使わないと早く鈍りやすい

意識的に伸ばさないと定着しにくい

維持・伸長のポイント

英語で話す機会の確保

読む・書く・考える課題の継続

お子様が英語で流暢に話す姿を見ると、つい安心してしまうものです。しかし、その先にある「英語で学ぶ力」まで視野に入れておくことが、長い目で見た維持と伸長の鍵になります。


帰国年齢・滞在年数・言語環境で英語力は変わる


同じ帰国子女でも、帰国したときの年齢によって、英語の定着度と失われやすさは異なるものです。一般的には、低年齢で帰国するほど英語を忘れやすいと言われています。


その背景にあるのは、言語が定着するまでの時間の差です。幼少期に身につけた英語は、感覚的で自然な一方、土台がまだ薄いため、使わなくなると急速に薄れていきます。反対に、中学生や高校生まで英語環境にいた子は、読み書きや学術英語まで積み上がっているぶん、比較的維持しやすい傾向が見られるでしょう。


また、どこで学んだかによっても、英語の質は変わってきます。現地校では教科を英語で学ぶためCALPまで伸びやすく、日本人学校では英語に触れる時間が限られてしまうのです。滞在年数が長いほど土台が厚くなりやすい点も、押さえておきたいところです。


ただし、これらはあくまで傾向にすぎません。個人差はとても大きく、年齢や滞在年数だけで英語力を判断することはできません。次の表を参考にしつつ、最終的にはお子様の現在地を見て考えることが大切です。

帰国年齢帯

英語力の特徴

失われやすさ

維持の考え方

未就学〜小学校低学年

発音・リスニングが自然に定着

忘れやすい

楽しさ優先で英語接触を絶やさない

小学校高学年

会話に加え読み書きの土台ができ始める

やや忘れやすい

読む・書く習慣の継続がカギ

中学生

会話・読み書きとも一定の力

環境しだいで維持可能

目標(資格等)で意欲を保つ

高校生

学術英語(CALP)まで伸びる場合も

比較的維持しやすい

進路と結びつけて伸ばす


帰国後に英語力が落ちるメカニズムと時間の目安

帰国後に英語力が落ちるメカニズムと時間の目安

帰国後に英語力が落ちるのは、本人の努力不足でも、親のかかわり方の問題でもありません。言語環境が変わったことによる、いわば自然な現象です。仕組みを理解しておけば、必要以上に焦らずに済み、お子様に合った対策も選びやすくなるでしょう。


ここでは、英語が鈍り始める時期の目安、その背景にある仕組み、そして維持を左右する要素について解説します。


帰国後どのくらいで英語は鈍り始めるのか


英語の変化は、想像よりも早く訪れるものです。早ければ帰国後1か月ほど、遅くとも数か月のうちに、子どもの英語がたどたどしくなったという声も聞かれます。


変化は、話し方だけにとどまりません。それまで夢中で見ていた英語のテレビ番組や映画に、関心を示さなくなる子もいます。日本語で話す友だちができ、日本語のアニメやゲームに触れるうちに、生活の中心が自然と日本語に移っていくためです。


こうした様子を見ると、保護者としては不安になるかもしれません。ただし、これは子どもが新しい環境にすばやく順応している証でもあります。適応力の高さと、英語の鈍りやすさは、いわば表裏一体の関係にあるといえるでしょう。


なお、変化が現れる時期には個人差があります。帰国後も英語に触れる時間を確保できている場合は、鈍り方もゆるやかになります。数か月という目安は、あくまで一つの参考として捉えてください。


「使わない言語は鈍る」仕組みと子どもの適応力


言語は、使わなければ思い出しにくくなります。単語や表現が頭から消えてしまうというより、必要な場面がないために、引き出しにくくなっていくのです。


子どもの場合、この変化はとりわけ顕著に現れます。周囲で使われている言語に、すばやく合わせる力が高いためです。実際、渡米直後は日本語が押され、英語がうまく出てこなかったお子様も多いのではないでしょうか。帰国後に起きているのは、その裏返しの現象です。


つまり、英語が「失われた」というより、「いま使っていない」状態に近いと考えられます。この捉え方を持っておくと、対策の方向性も見えてきます。使う機会さえ確保できれば、眠っている力を保ち、呼び戻すこともできるからです。


維持できるかは「意欲×環境×目標」で決まる


英語を維持できるかどうかは、「やる気があるかないか」だけでは決まりません。むしろ、続けられる条件が整っているかどうかが、結果を大きく左右します。


条件は、大きく3つに整理できます。1つ目は本人の意欲で、英語を好きでいられるかどうかです。2つ目は環境で、英語に触れ、実際に使える場があるかどうかを指します。そして3つ目が目標であり、続ける理由が本人の中にあるかどうかが問われます。


なかでも見落とされやすいのが、目標の存在です。「なんとなく英語を続ける」状態は長続きしませんが、英検の級や進学の目標といった具体的なゴールがあると、学習の意欲は保たれやすくなります。


3つの要素と、家庭でできる働きかけを表にまとめました。

要素

内容

家庭でできる働きかけ

意欲

本人が英語を続けたいと思えるか

好きな分野の英語コンテンツ、成功体験

環境

英語に触れ、使える場があるか

オンライン英会話、洋書、英語教室

目標

続ける理由・ゴールがあるか

英検などの資格、進学の目標設定

3つすべてを完璧に満たす必要はありません。ご家庭の時間や予算には限りがあるため、できる範囲で組み合わせを考えれば十分です。大切なのは理想を追うことではなく、無理なく続けられる形を見つけることだといえます。


帰国後に直面する「英語以外」の壁とカルチャーギャップ

帰国後に直面する「英語以外」の壁とカルチャーギャップ

帰国後の子どもが戸惑うのは、英語力の低下だけではありません。日本の学校の文化や進め方に馴染めず、気持ちの面で揺れることも多くあります。英語の維持を考えるうえでも、この土台にある悩みを知っておくことが大切です。


ここでは、日本の学校で戸惑いやすい場面、言葉とは別に生じる文化の壁、そして親ができるかかわり方について整理します。


制服・給食・授業スタイル、日本の学校で戸惑うこと


日本の学校に編入した子どもが最初にぶつかるのは、日々の過ごし方そのものの違いです。現地校で当たり前だったことが通用せず、戸惑いが積み重なっていきます。


生活面での違いは、細部にまで及びます。制服や持ち物の決まり、給食の食べ方、掃除当番といった習慣は、現地校では経験しないものです。「なぜこうしなければいけないのか」が分からないまま、周りに合わせることを求められる状況は、子どもにとって窮屈に感じられます。


授業の進め方も、大きく異なる点です。現地校では、疑問があればその場で手を挙げ、自分の意見を述べることが歓迎されます。


一方、日本の授業では発言のタイミングが限られ、積極的すぎる振る舞いが浮いてしまうこともあります。そのため、どう振る舞えば正解なのか分からず、萎縮してしまう子も少なくありません。


つまり、「言葉は分かるのに、振る舞い方が分からない」という感覚に陥るわけです。日本語が話せることと、日本の学校で過ごせることは、別の問題だといえます。


言葉は通じても、文化には戸惑うという現実


日本語が不自由なく話せても、学校文化への適応は簡単ではありません。むしろ、言葉が通じるからこそ、周囲の期待とのずれに苦しむ場合があります。


日本の学校には、明文化されていないルールが数多く存在します。場の空気を読む、目立ちすぎないようにする、周りと足並みをそろえるといった振る舞いは、教科書には書かれていません。現地校で「自分の意見をはっきり言う」ことを評価されてきた子どもほど、この切り替えに苦労します。


その結果、英語力を隠そうとする子もいます。授業で流暢に発音すれば目立ってしまい、からかわれるかもしれない。そう考えて、あえて英語らしく読まないようにするケースは、決して珍しくありません。せっかくの強みが、本人にとっては負担に変わってしまうのです。


こうした心の動きは、外からは見えにくいものです。だからこそ、保護者が「帰国子女であること」を無条件の強みと捉えず、本人の実感に耳を傾ける姿勢が求められます。


親ができる寄り添い方と、英語学習への影響


戸惑いは自然な反応であり、時間をかけて慣れていくものです。まずはこの前提を、保護者が理解しておくことが出発点になります。


大切なのは、焦らせないことです。「早く慣れなさい」と急かすほど、子どもは本音を話しにくくなります。学校での出来事を話してくれたときは、評価や助言を急がず、まず受け止めることを心がけたいところです。


学校での居心地の悪さは、英語学習にも影響します。気持ちに余裕がなければ、英語を続けようという意欲も湧きにくくなるからです。反対に、学校生活が落ち着いてくると、英語に向き合う余力も戻ってきます。


そして、英語そのものが支えになる場合もあるでしょう。英語を「自分の得意なこと」として保てれば、日本の学校で自信を失いかけたときの拠りどころになります。英語の維持は、学力のためだけではなく、本人の自己肯定感を守る意味も持っているのです。


戸惑いやすい場面と、親ができるかかわり方を表にまとめました。

戸惑いやすい場面

子どもが感じること

親ができるかかわり方

制服・校則・持ち物

自由だった現地校との差に窮屈さを感じる

ルールの背景を一緒に理解し、否定せず受け止める

給食・掃除当番

経験のない習慣に戸惑う

事前に説明し、慣れるまで見守る

授業スタイル

発言のタイミングが分からず萎縮する

学校と情報を共有し、無理をさせない

友人関係

帰国子女として浮くことを恐れる

英語を隠す必要はないと伝え、居場所をつくる


帰国前(駐在中)にやっておきたい英語力の「最大化」

帰国前(駐在中)にやっておきたい英語力の「最大化」

英語の維持は、帰国してから始めるよりも、駐在中から準備しておくほうが有利です。いまの在米生活で積み上げた力が、帰国後に英語を保ち、さらに伸ばし続けるための土台になります。


この記事の中でも、ここがもっとも実践的な内容だといえるでしょう。現地校で伸びる英語の活かし方、記録の残し方、そして日本語とのバランスについて、順に見ていきます。


現地校で伸びる英語(とくにCALP)を帰国前に伸ばしきる


現地校に通っている今こそ、学術英語(CALP)を伸ばす絶好の機会です。帰国してしまえば、英語で読み、書き、考える場面はほとんどなくなります。


日々の授業や宿題は、その貴重な訓練の場だといえます。本を読んで内容をまとめる課題、自分の意見をエッセイにまとめる作業、クラスの前で調べたことを発表する経験。これらはすべて、日本の学校では得がたい機会です。負担に感じられる宿題も、英語の土台をつくる時間だと捉えると、意味合いが変わってきます。


帰国が近づいてきたら、意識的に取り組む姿勢を持ちたいところです。とくに、書く力と考える力は、一朝一夕には身につきません。会話が流暢だからと安心せず、読解や作文の経験まで積んでおくことが、帰国後の維持のしやすさを左右します。


ここで積み上げた力は、帰国後も消えにくい財産として残ります。つまり、現地校での学びをやりきることが、そのまま帰国後の英語維持につながるのです。


英語力の「記録」を残しておく(成績・作文・資格スコア)


英語力は目に見えないため、記録として残しておく価値があります。帰国後に実力を示す場面や、伸びを確認したい場面で、記録は具体的な手がかりになってくれるでしょう。


残しておきたいものは、いくつかあります。現地校の成績表(レポートカード)は、どの教科をどの水準で学んできたかを示す資料です。英語で書いた作文やレポートは、当時のCALPの到達点を伝えてくれます。読書記録も、どのレベルの本を読めていたかを振り返る材料になります。


資格スコアも、有効な記録の一つです。英検やTOEFLのスコアがあれば、帰国後の目標設定がしやすくなり、実力を客観的に把握できます。数字として残るため、伸びを実感しやすい点も利点だといえるでしょう。


さらに、これらの記録は将来の進路選択でも判断材料になります。学校選びや受験の場面で、どの英語力を証明できるかが問われることもあるからです。手元に残しておいて、損はありません。


日本語とのバランスを崩さないように準備する


英語の維持を考えるとき、同時に目を向けておきたいのが日本語です。帰国後の学業を支えるのは、あくまで日本語の力だからです。


駐在中は、日本語に触れる時間がどうしても減ります。現地校に通っていれば、日中は英語漬けの環境です。そのため、補習校や家庭学習で日本語の読み書きを保つ取り組みが、帰国後の適応をなめらかにしてくれます。教科の学習に必要な日本語は、会話とは別に育てる必要があるのです。


英語に偏りすぎない姿勢が、結果として二つの言語をともに育てるでしょう。どちらか一方を犠牲にするのではなく、限られた時間の中でバランスを取る発想が求められます。


なお、駐在中の英語の準備をより広く見直したい方は、駐在帯同で子どもの英語が心配な親がやっておくべき準備もあわせてご覧ください。渡米前後の段階で押さえておきたい点を、詳しく解説しています。


「ダブルリミテッド」に気をつける(二言語がどちらも中途半端になる状態)


二つの言語のどちらも、年齢相応の水準まで育ちきらない状態は「ダブルリミテッド」と呼ばれています。海外で育つ子どもに起こりうる状態として、母語・継承語・バイリンガル教育の研究分野で議論されてきました。


分かりにくいのは、日常会話には表れにくい点です。英語でも日本語でも普通におしゃべりができるため、周囲は問題に気づきません。


ところが、学習に使う言語であるCALPが、どちらの言語でも育っていない場合があります。教科書の内容を理解したり、考えを文章にまとめたりする段階で、初めて困難が表面化するのです。


駐在家庭にとって、これは意識しておきたい観点です。現地校で英語に触れる一方、日本語の読み書きの機会は減っていきます。両方の言語が中途半端なまま進んでしまうリスクは、決して他人事ではありません。


ちなみに、かつては「セミリンガル」という語が使われていましたが、差別的な含意があるとされ、現在では用いられなくなっています。呼び方が変わった背景には、子どもの言語能力を一面的に決めつけることへの反省があります。


そのうえで、断定的に判断しないことが何より大切です。言語の発達には年齢差も個人差もあり、一時的に伸び悩む時期は誰にでもあります。以下の表は、あくまで気づきのきっかけとして活用し、不安が続く場合は学校や専門機関に相談してください。

観点

気づきのサイン

家庭でできる対策

会話

どちらの言語でも、日常会話は問題なくできる

会話ができることに安心しすぎない

読み書き

学年相応の文章を読む・書くことに苦労している

両言語で読む・書く機会を確保する

学習

授業の内容理解や説明が、どちらの言語でも難しい

学習言語(CALP)を意識して補う

語彙

抽象的な言葉や教科の用語が出てこない

教科の用語を両言語で確認する

相談先

判断に迷う、不安が続く

学校や専門機関に早めに相談する


帰国後に慌てないための「事前設計」

帰国後に慌てないための「事前設計」

帰国後の英語環境は、帰国前に決めておくほど途切れにくくなります。教室探しには思いのほか時間がかかるため、事前に設計しておく利点は小さくありません。


ここでは、なぜ帰国前の準備が有効なのか、オンラインという選択肢の強み、そして学齢から逆算するプランの立て方について解説します。


帰国後の英語環境は帰国前に決めておく


英語環境の検討は、帰国してからではなく、駐在中に済ませておくことをおすすめします。帰国後に動き出すと、環境が整うまでに空白期間が生まれてしまうためです。


実際、帰国してから維持教室を探し始め、決まるまでに数か月かかったという声もあります。この数か月は、英語がもっとも鈍りやすい時期と重なります。せっかくの英語力が落ち始めるタイミングで、通う先が決まっていない状況は避けたいところです。


地域によっては、そもそも選択肢が限られます。帰国子女向けの英語保持教室は首都圏に集中しており、地方では近くに通える教室がない場合もあります。片道1時間半かけて通うとなれば、続けること自体が負担になってしまうでしょう。


さらに、帰国直後は想像以上に慌ただしい時期です。転入手続き、住まいの整備、新しい生活への順応と、やるべきことが重なります。そのさなかに教室を比較検討する余裕は、なかなか生まれません。


だからこそ、時間に余裕のある駐在中に候補を絞っておく価値があります。


オンラインなら帰国前後で途切れずに続けられる


オンラインの学習環境には、居住地に左右されないという大きな利点があります。駐在中も帰国後も、同じサービスを使い続けられるからです。


とくに、北米時間帯に対応するサービスであれば、駐在中から受講を始められます。時差を気にせず、現地の生活リズムに合わせて学べる点は見逃せません。帰国後は日本時間に切り替えて、同じ講師、同じカリキュラムを継続できます。


この継続性こそが、英語の空白期間を防いでくれるのです。教室を探し直す必要がなく、慣れた環境のまま学習を続けられるため、もっとも鈍りやすい帰国直後の時期を乗り切りやすくなります。


加えて、通学の負担がない点も実際的な利点です。移動時間がかからないため、部活動や他の習い事とも両立しやすくなります。帰国後の生活が落ち着かない時期にこそ、この身軽さが効いてくるでしょう。


帰国時期・学齢から逆算した維持プランの立て方


維持プランは、帰国の時期とお子様の学齢から逆算して組み立てます。必要な取り組みの強度は、この二つによって変わってくるためです。


帰国直後は、負荷を抑えることをおすすめします。新しい学校、新しい友人関係と、環境の変化だけでも子どもは消耗しているものです。この時期に英語の学習量を増やしても、うまくいかないことが多いといえます。


まずは英語に触れる習慣を絶やさない程度から始め、生活が落ち着いてから強度を上げるほうが現実的です。


一方、学齢が上がるほど、目標と結びつけた維持がしやすくなります。中学生や高校生であれば、英検の級や進路という具体的なゴールが意欲を支えてくれます。


そして、英語の時間を生活に組み込む工夫も欠かせません。「時間があるときに」では、結局続かないからです。家族でスケジュールを共有し、あらかじめ英語の枠を確保しておくと、習慣として定着しやすくなります。


学齢別のプラン例を、表にまとめました。

帰国時の学齢

維持の主眼

具体的な取り組み例

未就学〜小学校低学年

英語を「嫌いにしない」

英語の映像・絵本、遊び感覚のオンライン英会話

小学校中〜高学年

読み書きの維持

多読、英語日記、保持教室やオンライン学習

中学生

目標づくりで意欲維持

英検などの資格、オンライン家庭教師の活用

高校生

進路と結びつけて伸長

資格スコアの取得、学術英語の継続


家庭でできる英語維持・伸長の実践法

家庭でできる英語維持・伸長の実践法

英語維持の土台になるのは、家庭での日々の積み重ねです。教室に通っていても、レッスン以外の時間をどう過ごすかで結果は変わってきます。インプット、アウトプット、目標設定という3つの柱を意識すると、無理なく続けられるはずです。


ここでは、それぞれの具体的な方法を見ていきます。


インプットを絶やさない(多読・英語の映像・音声)


まず取り組みたいのは、英語に触れる時間を日常に組み込むことです。特別な教材を用意しなくても、生活の中に英語の入り口をつくることはできます。


鍵になるのは、お子様の興味に合わせることです。好きなテーマの洋書を選ぶ、夢中になれる英語の動画を見る、車の中で英語の音声を流す。


こうした身近な工夫が、英語との接点を保ってくれます。内容がおもしろければ、子どもは英語だからという理由で敬遠しません。


字幕なしで英語の番組を見る、寝る前に洋書を数ページ読む。この程度でも、続ける価値は十分にあります。完璧な理解を求める必要はなく、英語のリズムや語彙に触れ続けること自体に意味があるからです。


つまり、「勉強」ではなく「習慣」として位置づけることが長続きの秘訣だといえます。机に向かう時間だけを英語学習と考えると、続けるハードルが上がってしまいます。


アウトプットの機会をつくる(会話・作文・発表)


インプットと並んで欠かせないのが、実際に英語を使う機会です。会話力(BICS)は使わなければ鈍るため、意識的に出す場を用意する必要があります。


方法は、いくつも考えられるでしょう。オンライン英会話で定期的に話す機会を持つ、英語日記を短く書く、家庭内で英語の時間を設けるといった取り組みが挙げられます。学校や教室に頼らなくても、家庭でつくれる場は少なくありません。


大切なのは、頻度を決めておくことです。「話したいときに話す」では、機会そのものが訪れません。週に何回、何分といった枠をあらかじめ決めておけば、アウトプットの量を安定して確保できます。


とりわけ効果的なのが、現地でできた友達とのつながりを保つことです。帰国後もビデオチャットで交流を続ければ、教材では得られない生きた英語に触れられます。友達と話したいという気持ちそのものが学習の動機になるため、モチベーションを保ちやすい方法の一つだといえるでしょう。


時差はありますが、月に数回でも会話の機会があれば、英語への親しみは薄れにくくなります。


ただし、完璧な英語を求めないでください。間違いを細かく指摘されると、子どもは話すこと自体を避けるようになります。まずは続けることを優先し、正確さは後からついてくると考えるほうが、結果的にうまくいくのです。


目標を「ものさし」にする(英検・TOEFLなどの活用)


学習を続けるうえで、目標は強力な支えになります。ゴールがあれば意欲が保たれ、何に取り組むべきかも明確になるからです。


その意味で、英検やTOEFLといった資格は使い勝手のよい「ものさし」だといえます。級やスコアという形で実力が可視化されるため、いまどの段階にいるのかを客観的に把握できるでしょう。次に目指す級が決まれば、学習の方向性も定まります。


段階的に上げていく点も、意欲の維持につながるでしょう。一足飛びに高い級を狙うのではなく、手が届く目標を積み重ねるほうが、成功体験を得やすくなります。合格の経験は、子どもの自信を支える具体的な材料になるでしょう。


とはいえ、資格取得そのものを目的にしすぎないよう注意したいところです。級を取ることが目的化すると、英語を使う楽しさが失われかねません。あくまで英語力を保ち、伸ばすための道具として活用する姿勢が望ましいといえます。


家庭でできる維持法を、表に整理しました。

区分

具体的な方法

主に鍛える力

続けるコツ

インプット

多読、洋書、英語の映像・音声

語彙・読解・リスニング

興味のある題材を選ぶ

アウトプット

オンライン英会話、英語日記、発表

会話・作文

頻度を決めて習慣化

目標設定

英検・TOEFLなどの資格

総合力の可視化

級・スコアを段階的に

環境づくり

英語教室・保持教室

四技能をバランスよく

相性と継続性で選ぶ


週1回の習い事だけでは足りない理由と学習頻度の考え方

週1回の習い事だけでは足りない理由と学習頻度の考え方

英語を維持するには、一定の「接触量」が必要です。週1回の習い事に通っているから安心とは言い切れず、現地で得た英語量を補いきれない場合もあるのです。


ここでは、必要な接触量の考え方、家庭学習との組み合わせ方、そして続けるための工夫について整理します。


英語維持に必要な「接触量」の考え方


英語の維持には、ある程度まとまった時間、英語に触れ続けることが求められます。週に一度、1時間程度のレッスンだけでは、量として不足しがちです。


この点は、現地校での生活と比べると分かりやすくなります。現地校に通っていた頃、お子様は一日の大半を英語の中で過ごしていました。授業も友人との会話も宿題も、すべてが英語だったわけです。帰国後に週1時間へと激減すれば、その差が英語力に表れるのは自然なことだといえます。


もっとも、必要な接触量については諸説があり、「週に何時間あれば維持できる」と一概には言えません。年齢や英語力の水準によっても、必要な量は変わってきます。数値にこだわるより、「レッスンだけでは足りない」という前提に立つことのほうが実践的です。


そこで重要になるのが、家庭でのインプットです。レッスンで不足する分を家庭で補い、総量として確保する発想に切り替えていきます。


家庭学習とサービスを組み合わせて総量を確保する


英語の接触量は、家庭学習とレッスンの両輪で積み上げていくものです。どちらか一方に頼るのではなく、組み合わせることで無理なく総量を確保できます。


役割分担を考えると、整理しやすくなるでしょう。レッスンは、指導者から的確なフィードバックを得る場です。読み書きの添削や発音の修正は、家庭では代替しにくい部分だといえます。一方、日々のインプットは家庭のほうが向いています。洋書を読む時間や英語の映像に触れる時間は、生活の中に組み込めるからです。


具体的には、平日は家庭で英語に触れ、週末にレッスンを受けるといった配分が考えられます。あるいは、平日の夜に短いオンライン英会話を入れ、週末はまとまった読書の時間を取る形もあるでしょう。


ご家庭の生活リズムに合わせて、続けやすい形を探してください。


まずは、維持に必要な量を確保することが先決です。ここで土台が固まれば、次の段階である「伸長」へ進む準備が整います。


続けるための仕組み化と親のかかわり方


学習の継続は、意欲だけに頼ると行き詰まります。むしろ、意欲に左右されない仕組みをつくることが、長続きの鍵になります。


有効なのは、時間割に組み込んでしまうことです。「毎週火曜と木曜の夜は英語の時間」と決めておけば、その日にやる気があるかどうかは問題になりません。歯磨きのように、生活の一部として定着させる発想です。


親のかかわり方には、加減が必要です。まったく関与しなければ習慣は定着しにくく、逆に細かく管理しすぎれば子どもは反発します。伴走しつつ、本人の自主性を尊重するバランスが望ましいでしょう。


進捗を見える形にしておく工夫も、意欲を支えます。読んだ本の冊数を記録する、英検の級が上がった記録を残すといった方法が有効です。小さな達成を積み重ねた実感が、次の一歩を後押ししてくれます。


そして何より、長い目で支える姿勢が結果につながります。英語の維持は数か月で終わる取り組みではなく、年単位で続く営みです。短期的な成果に一喜一憂せず、続いていること自体を評価する視点を持ちたいところです。


維持から伸長へ|帰国後に英語を伸ばし続けるステップ

維持から伸長へ|帰国後に英語を伸ばし続けるステップ

英語は「維持」で止める必要はなく、帰国後もさらに伸ばし続けることができます。維持が現状を保つ取り組みだとすれば、伸長は一段上の力へ引き上げる取り組みです。両者は目的も方法も異なるものです。


ここでは、学年の進行、学ぶ内容、目標という3つの切り口から、伸ばし続けるための道筋を解説します。


学年の進行に合わせて負荷を上げていく


伸長のためには、成長に合わせて学習の負荷を上げていく必要があるでしょう。同じ教材、同じ難度にとどまっていては、力は現状のまま推移してしまいます。


読む素材から見直してみましょう。絵本や易しい読み物で多読の習慣がついたら、次は長めの物語や記事へと進みます。さらに力がついてきたら、論説や新聞記事といった、論理を追う文章に挑戦する段階が訪れるでしょう。


難度を少しずつ上げることで、語彙も読解力も引き上げられていきます。


書く力も同様です。短い英語日記から始めた子であれば、やがて意見文やエッセイへと発展させられます。自分の考えを根拠とともに書く経験は、語学力にとどまらず思考力そのものを鍛えてくれるのです。


つまり、年齢が上がるほど、内容の理解を伴う学習へと重心を移していくことになります。「英語に触れる」段階から「英語で深く考える」段階へ、無理のない範囲で移行していくイメージです。


英語で他教科や探究に触れてCALPをさらに高める


伸長のもっとも有効な方法は、英語を学ぶのではなく、英語で学ぶことです。会話の練習を重ねるだけでは、学術英語(CALP)は伸びていきません。


たとえば、英語で理科や社会の内容に触れてみる方法があります。科学の記事を英語で読み、内容を英語で要約する。歴史上の出来事について、英語の資料をもとに自分の意見をまとめる。こうした活動は、語彙と思考と表現を同時に鍛えてくれます。


探究型の学びも、有力な選択肢です。お子様が興味を持っているテーマを英語で調べ、情報を整理し、発表までつなげる。この一連の流れは、現地校の授業に近い経験を再現します。関心のある題材であれば、負荷が高くても取り組めるものです。


ただし、家庭だけで用意するのは簡単ではありません。オンラインインターナショナルスクールや個別指導であれば、こうした学びを支える環境が整っています。詳しくは、後ほどサービス一覧の項目で紹介しましょう。


資格をステップアップの指標にし、進路へつなげる


伸長の道筋を可視化するうえで、資格は有効な指標になります。級やスコアという明確な段階があるため、次に目指すべき水準が見えやすくなるからです。


たとえば、英検であれば2級から準1級へ、さらに1級へと段階的に上げていく道筋が描けます。TOEFLであれば、スコアを少しずつ引き上げる目標設定が可能です。一つ上の級に挑むたび、求められる語彙も読解も作文も、水準が上がっていきます。この積み重ね自体が、伸長のプロセスにほかなりません。


そして、伸ばした英語力は将来の進路につながっていきます。海外の大学への進学、国際系の学部への出願、グローバルに活躍するキャリア。いずれの道でも、学術英語の力は土台になります。「英語を忘れないため」だった取り組みが、いつしか「将来の選択肢を広げるため」の取り組みへと変わっていくわけです。


なお、英語力を帰国枠受験など進学の場面で活かす具体的な方法については、アメリカ帰国子女の受験対策はオンラインでで詳しく解説しています。時差や帰国時期から逆算した準備の進め方も紹介しているため、あわせてご覧ください。


維持レベルと伸長レベルの違いを、表に整理しました。

観点

維持レベル(現状を保つ)

伸長レベル(さらに伸ばす)

インプット

好きな洋書・映像を楽しむ

難度の高い記事・書籍に挑戦する

アウトプット

英会話・短い英語日記

意見文・エッセイ・プレゼン

学ぶ内容

英語そのものに触れる

英語で他教科・探究に取り組む

目標

忘れないことを重視

資格の級・スコアを段階的に上げる

向いている時期

帰国直後・環境変化が大きい時期

生活が落ち着き、目標が定まった時期

伸長へ進むタイミングは、生活が落ち着き、本人に目標が生まれた頃が目安になります。焦って負荷を上げるより、土台が固まってから踏み出すほうが、結果として遠くまで到達できます。


帰国子女の英語維持に使えるサービスの全体像

帰国子女の英語維持に使えるサービスの全体像

英語維持のサービスには複数のタイプがあり、ご家庭の状況によって向き不向きが分かれるものです。同じ「英語を続けるための場」でも、通学型とオンライン型では性格が大きく異なります。


まずは全体像を俯瞰し、どのタイプが自分たちに合うのかを見極めてください。具体的なサービス名は、次の見出しで紹介します。


タイプごとの特徴と向いている家庭


英語維持に使えるサービスは、大きく6つのタイプに分けられます。英語保持教室、帰国子女向けの英語塾・インター系、オンライン英会話やオンラインインター、オンライン家庭教師、英語学童、そしてインターナショナルスクールです。


タイプを分ける軸の一つは、通学型かオンライン型かという違いです。通学型には、対面ならではの濃さがあります。教室で他の帰国子女と机を並べ、講師と直接やり取りする経験は、オンラインでは得にくいものです。一方、オンライン型の強みは、場所と時間の自由度にあります。居住地を問わず受講でき、通学の負担もかかりません。


この違いは、海外在住や地方在住のご家庭にとって決定的です。駐在中から始めたい場合、選べるのは実質的にオンライン型に限られます。帰国後も地方に住む予定であれば、通える範囲に教室があるかどうかが、そのまま選択肢の数を左右します。


もう一つの軸は、何を求めるかという目的の違いです。英語だけを集中的に伸ばしたいのか、教科の学習もまとめて見てほしいのか。この点で、英語専門の教室とオンライン家庭教師では適性が分かれます。


さらに、預け先を兼ねたいのか、本格的な英語環境を求めるのかによっても選択肢は変わります。共働きのご家庭であれば、放課後の時間を英語で過ごせる英語学童が現実的な解になるでしょう。英語で全科目を学ぶ環境を望むのであれば、インターナショナルスクールが視野に入ってきます。


6つのタイプの特徴を、表にまとめました。

タイプ

主な特徴

向いている家庭

留意点

英語保持教室(通学)

帰国子女に特化、読み書き中心、四技能

教室に通える距離に住む家庭

首都圏中心で地方は選択肢が限られる

帰国子女向け英語塾・インター系

英語で学ぶ、受験対策も併設

高い英語力を伸ばしたい家庭

料金が高めの傾向

オンライン英会話・オンラインインター

場所を問わず受講、会話中心〜本格学習まで

海外在住・地方在住・多忙な家庭

会話中心だと読み書きが手薄な場合あり

オンライン家庭教師

英語+教科をまとめて個別指導

現地校・補習校の両立も見たい家庭

英語専門より広く浅くなる場合あり

英語学童(アフタースクール)

放課後を英語で過ごし、毎日英語に触れられる

共働きで、預け先と英語環境を兼ねたい家庭

通える範囲に施設があるかで左右される

インターナショナルスクール

全科目を英語で学び、帰国子女の比率も高い

英語環境を本格的に続けたい家庭

費用が高く、公立校との併用は難しい

どのタイプが優れているという話ではありません。ご家庭の居住地、共働きかどうか、予算、そしてお子様の英語力によって、最適な選択は変わってきます。


【タイプ別】具体的なサービス一覧

【タイプ別】具体的なサービス一覧

ここからは、タイプごとに代表的なサービスを中立に整理します。それぞれの特徴と、向いているご家庭の姿を、表とあわせて解説しましょう。料金は調査時点の目安であり、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。


通学型の英語保持教室


通学型の英語保持教室は、帰国子女に特化した指導を対面で受けられる選択肢です。読み書きを中心に、四技能をバランスよく伸ばす設計の教室が多く見られます。


対面ならではの利点は、環境そのものです。同じ背景を持つ帰国子女が集まるため、英語を話すことが自然な空気の中で学べます。日本の学校では英語力を隠しがちな子も、ここでは力を出せることがあります。


一方で、地理的な制約は避けられません。主要な教室は首都圏に集中しており、地方や海外在住のご家庭には通いにくいのが実情です。オンラインコースを併設する教室も増えているため、通学が難しい場合はその有無を確認してください。


代表的な教室を、表にまとめました。

サービス名

主な特徴

対象

校舎・オンライン

料金の目安

海外子女教育振興財団(JOES)外国語保持教室

1974年開設の国内初の保持教室。内閣府・外務省・文科省が所管する財団が運営し、読み書き中心で四技能を学ぶ

小・中学生

首都圏・中部・関西の全9教室、オンライン教室あり

公式サイトで要確認

帰国子女アカデミー(KA)

2004年開校。完全英語環境で帰国枠受験に強く、英語力の維持・伸長を重視

幼児〜高校生

都立大学校ほか首都圏に複数校、通信コース(DL)あり

入会金38,192円(税込)、コアクラス月謝は約4万円〜が目安

ルーツインターナショナル

1991年開講。JOESの保持教室の運営サポートも担い、対話式で四技能を保持・伸長

年少〜高校生

広尾校ほか首都圏・名古屋・大阪、オンラインあり

公式サイトで要確認

EFFECT International School

放課後インター型。アメリカ現地校の教科書でアカデミック英語を学び、中学英語受験・帰国枠対策にも対応

幼児〜高校生

自由が丘校ほか関東・大阪の複数校、オンラインあり

公式サイトで要確認

なお、海外子女教育振興財団(JOES)は、外務省と文部科学省の所管を受けた公益法人です。約1,500名が在籍し、教育相談も実施しています。信頼性を重視するご家庭にとって、有力な選択肢になるでしょう。


オンライン中心のサービス(インター・英会話)


オンライン中心のサービスは、居住地に関係なく英語環境を継続できる点が最大の強みです。ただし、その内容には大きな幅があります。


一方の端にあるのが、オンラインインターナショナルスクールです。全科目を英語で学ぶため、学術英語(CALP)まで継続的に伸ばせます。1教科から受講できるサービスもあり、地域の学校に通いながらアフタースクールとして活用する使い方も可能です。


もう一方の端には、オンライン英会話があります。会話を中心とした内容で、費用を抑えやすい点が魅力です。ただし、読み書きの指導は手薄になりがちなため、多読や作文の練習を別途組み合わせる前提で考えてください。


選ぶ際は、日本語サポートの有無も確認したいところです。子どもがつまずいたとき、日本語で説明してもらえる環境かどうかで、学びやすさは変わってきます。


代表的なサービスを、表に整理しました。

サービス名

タイプ

主な特徴

料金の目安

備考

Nisai Global School

オンラインインター

英語で各教科を学び、学術英語まで伸ばせる。1教科から受講可能

月額22,000円(税込)/科目〜が目安

ケンブリッジ認定。A-Level取得が可能

KA Plus!(帰国子女アカデミー)

オンライン学習

定額制のライブ授業。英検・TOEFL対策からサイエンス・アートまで幅広い

定額制(KAの入会金・月謝は上表を参照)

1レッスン25分から受講可能

オンライン英会話(子ども向け・日本語対応可の各社)

オンライン英会話

会話中心。日本語が分かる講師を選べるサービスもある

月額1万〜2万円程度が一般的な目安

読み書き対策は別途補う前提


海外在住・帰国子女に強いオンライン家庭教師


オンライン家庭教師は、英語と教科の学習をまとめて個別に見てもらえる選択肢です。海外在住・帰国子女の事情に精通したサービスであれば、駐在中から帰国後まで同じ環境で続けられます。


このタイプの利点は、対応範囲の広さにあります。現地校の宿題でつまずいている、補習校との両立が難しい、英検やTOEFLの対策もしたい。こうした複数の課題を、一人の講師がまとめて見てくれます。日本語で相談できる点も、保護者にとっては心強いはずです。


北米時間帯への対応も、駐在家庭には欠かせない条件です。現地の生活リズムに合わせて受講でき、帰国後は日本時間へ切り替えられるサービスであれば、学習が途切れません。

代表的なサービスを、表にまとめました。

サービス名

主な特徴

対応範囲

料金の目安

無料体験

アメリカ宿題サポート

米国現地校・補習校の学習サポート。日本語対応で講師を選べ、北米時間帯にも対応。英語学習全般の相談窓口としても活用できる

現地校フォロー、英検・TOEFL等の試験対策

ベーシック(小中学生)$35/60分、アドバンス(高校生)$45/60分、大学受験サポート $55/60分。回数パッケージの割引あり

初回レッスン無料

EDUBAL

講師が全員帰国子女。世界各国で受講でき、時差にも対応

帰国枠受験・英語維持・出願対策

入会金22,000円、学習サポート料3,300円/月、帰国子女受験コース7,400円/60分(税込)

無料相談あり

TCK Workshop

海外・帰国子女に特化した個別指導。講師ランク制で、苦手分野を優先して対策できる

英語・各教科・試験対策

講師ランク別の授業料(1時間あたり税込9,900円〜22,000円程度)。入会金22,000円、運営維持管理費4,400円/月(税込、海外居住は非課税)

無料相談あり

英語の維持だけでなく、現地校の学習全般に不安があるご家庭は、まず相談から始めてみるのも一つの方法です。アメリカ宿題サポートでは初回レッスンを無料で受けられるため、講師との相性を確かめたうえで判断できます。


英語学童(アフタースクール)


英語学童は、放課後の時間を英語で過ごせる施設です。預かりと英語環境を兼ねられるため、共働きのご家庭にとって現実的な選択肢になります。


最大の利点は、英語に触れる頻度です。週1回のレッスンとは異なり、学童として預かられている間、毎日英語の中で過ごせます。前の項目で触れた「接触量」の課題を、生活の中で自然に解決できるわけです。


時間帯の設計も、実用的です。放課後という枠に収まるため、部活動や他の習い事と両立しやすくなります。夜の時間を圧迫しない点は、家庭学習の時間を確保するうえでも助かるでしょう。


近年は、年齢やレベルに合わせたプログラムを備えた施設も増えています。遊びを中心としたものから、学習要素を重視したものまで幅があるため、お子様の英語力に見合った内容かどうかを確認してください。


ただし、通える範囲に施設があるかどうかが前提条件になります。この点は、英語保持教室と同じ制約を抱えているといえます。


英語に強い学校への編入(インターナショナルスクール・イマージョン校)


インターナショナルスクールは、全科目を英語で学べる、もっとも本格的な選択肢です。英語環境を丸ごと継続できるため、英語力の維持という観点では確実性が高いといえます。


環境面の利点も見逃せません。帰国子女の比率が高く、似た背景を持つ仲間と過ごせます。日本の学校で感じるようなカルチャーギャップに悩まされにくい点は、お子様の心理的な負担を軽くしてくれるでしょう。


英語で学ぶ環境という点では、英語イマージョン教育を取り入れた学校も選択肢に入ります。授業の一部を英語で行う私立校や一部の公立校がこれにあたり、日本の学校教育を受けながら英語の環境も確保できる点が特徴です。全科目を英語で学ぶインターほど費用や進路の制約が大きくないため、両者の中間的な選択肢として検討する価値があります。


一方で、費用の壁は大きな検討材料です。学費は年間平均で約179万円という調査もあり、小学校から高校まで通わせる場合の総額は相当な規模になります。日本の公立校のように補助が入らないため、家計への影響は慎重に見積もる必要があります。


ただし、日本の公立校との併用は基本的にできません。インターナショナルスクールの多くは学校教育法上の「一条校」に該当せず、進路の選択肢にも影響します。どの学校へ編入するかは、帰国の時期や学齢、そして受け入れ枠の有無によって難易度が変わるため、早めの情報収集が欠かせません。学校選びや編入手続きの詳細は、別途の学校選びの記事で扱う範囲になります。


つまり、英語環境の確実性と、費用や進路の制約とを天秤にかける判断が求められます。安易に決めず、家族で十分に話し合いたい選択肢です。


無料・公的リソースの活用


費用をかけずに英語に触れる方法も、あわせて知っておくと選択肢が広がります。有料サービスを補う形で組み合わせると、学習の総量を増やせるでしょう。


公的な情報源としては、海外子女教育振興財団(JOES)の教育相談が挙げられます。海外・帰国子女の教育について、専門的な相談に応じてもらえる窓口です。文部科学省も、海外子女教育・帰国子女教育に関する情報を公開しています。


家庭学習のリソースも、身近なところに見つかるでしょう。図書館で洋書を借りる、英語の無料動画や学習アプリを活用するといった方法は、費用をかけずに実践できます。とくに多読の習慣づくりには、図書館の活用が有効です。


これらは有料サービスの代わりになるものではありません。あくまで補助として位置づけ、レッスンや教室と組み合わせて使うのが現実的だといえます。


駐在ファミリーが英語維持サービスを選ぶ7つの判断軸

駐在ファミリーが英語維持サービスを選ぶ7つの判断軸

サービス選びは、料金の比較だけで決まるものではありません。駐在・帰国子女ならではの事情を反映した軸で見ていくと、選択の精度が上がります。ここでは、体験レッスンや問い合わせの場で確認したい7つの判断軸を整理します。


判断軸の全体像と確認ポイント


まず押さえておきたい軸は、日本語サポートの有無です。講師が日本語を理解するかどうかで、つまずいたときの説明の伝わり方が変わります。保護者への説明や相談が日本語でできるかどうかも、あわせて確認してください。


次に、時差と時間帯への対応が挙げられます。駐在中に受講を始めるのであれば、現地時間で受けられるかどうかが前提条件になります。帰国後に日本時間へ切り替えられるサービスであれば、学習が途切れません。


3つ目は、四技能のバランスです。会話中心のサービスは、読み書きの指導が手薄になる場合があります。とくに読む力と書く力を保ちたいのであれば、その指導まで含まれているかを見極めてください。


4つ目に、学術英語(CALP)への対応も確認したい点です。維持にとどまらず伸長まで視野に入れるのであれば、思考力や作文、読解を鍛えられる内容かどうかが分かれ目になります。


5つ目は、料金体系の明朗さです。月額なのか回数制なのか、教材費や季節講習といった追加費用が発生するのかを、あらかじめ把握しておきましょう。無料体験がある場合は、その範囲も確認しておくと安心です。


6つ目として、継続のしやすさも見逃せません。予約が取りやすいか、欠席時の振替ができるか、休会の制度があるかといった運用面は、長く続けるうえで効いてきます。


そして7つ目が、帰国前後の連続受講です。駐在中から帰国後まで、同じ環境で続けられるサービスであれば、もっとも鈍りやすい帰国直後の時期を乗り切りやすくなります。

7つの軸と確認ポイントを、表にまとめました。

#

判断軸

確認すべき具体ポイント

1

日本語サポートの有無

日本語が分かる講師か、保護者への説明・相談は日本語で可能か

2

時差・時間帯への対応

駐在先の現地時間で受講できるか、帰国後は日本時間で続けられるか

3

四技能のバランス

会話だけでなく、読む・書く指導まで含むか

4

学術英語(CALP)への対応

思考力・作文・読解まで伸ばせる内容か

5

料金体系の明朗さ

月額・回数制・追加料金の有無、無料体験の内容

6

継続のしやすさ

予約の取りやすさ、振替・休会のルール

7

帰国前後の連続受講

駐在中から帰国後まで、同じ環境で続けられるか

すべての軸を満たすサービスは、そう多くありません。だからこそ、ご家庭の状況に照らして優先順位をつけることが重要になります。帰国時期が迫っているのか、予算に制約があるのか、お子様がどの学齢にいるのか。この3点を軸に据えると、判断しやすくなるはずです。


最後は、相性が決め手になります。条件を満たしていても、講師との相性が合わなければ長続きしません。迷ったときは無料体験を利用し、お子様の反応を確かめたうえで決めてください。


帰国子女の英語に関するよくある質問

帰国子女の英語に関するよくある質問

ここまで解説しきれなかった疑問について、質問形式で簡潔にお答えします。ご家庭で判断に迷いやすい点を中心に取り上げました。


何歳までに帰国すると英語は残りやすいですか?


一般的には、年齢が上がってから帰国するほど、英語は忘れにくいと言われています。読み書きや学術英語まで積み上がっているぶん、土台が崩れにくいためです。


ただし、個人差はとても大きく、年齢だけで決まるわけではありません。帰国後にどれだけ英語に触れられるかによって、結果は変わってきます。低年齢で帰国した場合でも、家庭での接触を絶やさなければ維持は十分に可能です。年齢を心配するより、環境づくりに目を向けることをおすすめします。


週1回の英会話だけで英語は維持できますか?


週1回のレッスンだけでは、現地で得た英語量を補いきれない場合があります。現地校では一日中英語の中で過ごしていたことを考えると、量として不足しがちだからです。


そこで、家庭でのインプットと組み合わせて総量を確保する発想が有効になります。また、維持を目指すのか、さらに伸ばしたいのかによっても、必要な頻度は変わってきます。目的に応じて、レッスンの回数と家庭学習の量を調整してください。


帰国直後は、まず何から始めればよいですか?


帰国直後は環境の変化が大きい時期のため、無理のない範囲から始めることをおすすめします。学校生活に慣れるだけでも、子どもは相当な力を使っています。


まずは、英語に触れる習慣を絶やさないことが先決です。英語の映像を見る、洋書を読むといった軽い接触で構いません。そのうえで、続けられる教室やオンラインの候補を比較していきましょう。帰国前に候補を決めておければ、空白期間をつくらずに済みます。


英語より日本語を優先すべきでしょうか?


帰国後の学業を支えるのは日本語の力であるため、日本語をおろそかにはできません。ただし、どちらか一方を選ぶ問題ではなく、両立が基本になります。


英語に偏りすぎれば日本語の読み書きが追いつかず、日本語だけに集中すれば英語が鈍っていきます。二つの言語をともに育てる視点を持ちつつ、お子様の負担を見ながら配分を調整してください。時期によって重心を移すことがあっても構いません。


駐在中の今から、できることはありますか?


在米のいまは、準備を進める絶好の機会です。現地校で読む・書く・発表する経験を積んでおくことが、帰国後の英語力を左右します。


あわせて、英語力の記録を残しておきましょう。現地校の成績表、英語で書いた作文、英検やTOEFLのスコアは、帰国後に実力を確認する手がかりになります。さらに、帰国後も続けられるオンラインの環境を早めに検討しておけば、帰国直後に慌てずに済みます。


英語の資格は取っておいたほうがよいですか?


資格は、実力を可視化し、維持の目標をつくるうえで役立つものです。級やスコアという形で見えるため、次に何を目指すかが明確になります。


英検やTOEFLを段階的に活用すれば、学習の方向性も定まります。進路や進学の場面で活かせる場合もあるでしょう。ただし、資格を取ること自体が目的になると、英語を使う楽しさが失われかねません。あくまで英語力を保ち、伸ばすための道具として位置づけてください。


インターナショナルスクールとオンライン英会話、どちらがよいですか?


目的とご家庭の状況によって、適した選択肢は変わります。両者は費用も学べる内容も、大きく異なるからです。


インターナショナルスクールは、全科目を英語で学べるため、英語環境を本格的に続けられます。その一方で、費用は高く、日本の公立校との併用は基本的にできません。オンライン英会話は費用を抑えやすく、場所を選ばずに続けられる点が魅力です。ただし、会話中心のため読み書きは手薄になりがちです。


判断の分かれ目は、学術英語まで伸ばしたいかどうかにあります。読み書きや思考力まで求めるのであれば、オンラインインターや個別指導という中間の選択肢も検討してみてください。


学年別に、英検はどのくらいを目安にすればよいですか?


英検の級は、あくまで目安として捉えてください。帰国子女の英語力には大きな幅があり、学年で一律に語れるものではありません。


英語環境を継続できている場合、学年が上がるにつれて上位級に挑戦する例が多く見られます。級を段階的に上げていくと、維持から伸長への道筋も見えやすくなります。以下の表は一つの参考であり、到達を保証するものではありません。無理のない範囲で、お子様に合った目標を設定してください。

学年

目標の目安

意識したい力

小学校低〜中学年

5級〜3級

音と文字を結びつけ、読む習慣をつくる

小学校高学年

3級〜準2級

読解と短い英作文に慣れる

中学生

2級〜準1級

意見文や長文読解に取り組む

高校生

準1級〜1級

学術的な読解・作文へ広げる


まとめ|帰国子女の英語を維持・伸長させるための要点

まとめ|帰国子女の英語を維持・伸長させるための要点

この記事でお伝えしてきた内容を、3つの結論と「今すぐできる最初の一歩」に整理します。


第一に、帰国子女の英語は放置すれば失われますが、駐在中からの準備と帰国後の継続によって維持でき、さらに伸ばし続けることもできます。英語が鈍っていくのは自然な現象であり、本人や保護者の努力不足ではありません。仕組みを理解し、意欲と環境と目標という3つの条件を整えていけば、力は保たれます。


第二に、会話力(BICS)だけでなく、学術的な英語力(CALP)を意識して守り、伸ばすことが鍵になります。流暢に話す姿を見ると安心してしまいがちですが、英語で読み、書き、考える力は別の力です。日本の学校生活ではその機会が失われやすいため、意識的に補う必要があります。


第三に、維持で止めず、学年や目標に合わせて負荷を上げていけば、帰国後も英語は伸び続けます。英語で他教科や探究に取り組み、資格の級を段階的に上げていく道筋は、やがて進路の選択肢を広げることにもつながるでしょう。「忘れないため」の学習は、いつしか「将来のため」の学習へと変わっていきます。


そして、これらはすべて、いまいる場所から始められます。とくに駐在中のご家庭にとって、現地校で英語を積み上げられる時間は限られたものです。帰国が視野に入っているのであれば、早めに動き出すほど選択肢は広がります。


まず取りかかりたいことを、表にまとめました。

ステップ

具体的なアクション

ステップ1

子どもの英語力の現在地(会話・読み書き・学術英語)を把握する

ステップ2

現地校の成績・作文・資格スコアなど、英語力の記録を残し始める

ステップ3

帰国後も続けられる英語環境(オンライン等)を比較し、無料体験を試す

ステップ4

維持の次の目標(資格の級・スコアなど)を決め、伸ばし続ける道筋をつくる

何から手をつければよいか迷う場合は、まず相談してみることをおすすめします。英語学習の相談をアメリカ宿題サポートにしてみると、現地校の学習状況を踏まえたうえで、お子様に合った進め方を一緒に考えられます。初回レッスンは無料のため、講師との相性を確かめてからご判断ください。


お子様の英語は、これまで積み上げてきた確かな財産です。適切な環境さえ整えれば、帰国後も失われることなく、さらに大きく育っていきます。



記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



 
 
 

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