アメリカ現地校の宿題が大変な理由|英語の壁・教科別の難しさと親のサポート手順
- 2024年8月13日
- 読了時間: 11分
更新日:10 時間前
こんにちは!今回は、アメリカ現地校の宿題を英語の壁と習慣の違いという観点からお伝えしたいと思います!
この記事を読んでほしい人
これからアメリカ移住を考えている保護者の方
現在アメリカに住んでいるけど宿題で困っている保護者の方
移住にあたって、単身赴任か帯同か迷われている保護者の方
アメリカ宿題サポートというサービスではアメリカ在学のお子様の宿題をサポートするサービスです。お子様の宿題がうまくできないなどお困りごとございましたらご連絡ください。
アメリカ現地校の宿題の特徴

現地校でも日本同様、宿題が出ます。
アメリカでは日本と比べ、ハイレベルで大量の宿題が出る傾向にあります!
アメリカ現地校では塾に通わせるという習慣がなく、塾自体も日本と比べかなり少なくなっています!
その分、宿題をしっかりやれば、しっかり学力が伸びるようになっています!
成績や評価においても、宿題の比重が大きく、アメリカでは宿題に取り組むことが非常に重要です!
宿題は日本だと学校教育の延長でおまけのような印象がありますが、アメリカでは学習の一部なのです。決しておろそかにすることはできません!
また、宿題は「親子で取り組む」という意識が強いです。
日本と異なり、親も一緒に考えたり、わからない部分は説明するという前提で宿題が出ます。
自分の子どもの教育は親も責任を持って行うという当たり前のことではありますが、学習という部分に親が介在するのは日本とはかなり違う点と言えます。
では具体的にどんな宿題があるのでしょうか?ここで具体例を見ていきましょう。
幼稚園から小学校2年生までの現地校の宿題について
まず、幼稚園(キンダー)から小学校の2年生くらいまではそこまでハイレベルなものは出ません。
例えば、
・数字を暗唱する、
・授業の内容を親と話す、
・絵本を読む
といった内容です。
日本と対して変わらないですし、このくらいのレベルなら手伝えそうですよね。
ただ、宿題は毎日あります。
また絵本に出てくる単語も日本の中学校、高校レベルの単語などもあり、注意が必要です。
小学3年生以降の現地校の宿題について
3年生程度の中学年以降は、算数のプリントや読書など、学年相応のものになっていきます。
算数と読書がそれぞれ毎日10分から30分程度の量であり、また、タイミングによってスピーチや調べ学習などのプロジェクトベースのものが発生します。
このレベルになると、英語が本当に得意ではない日本人には難しいレベルです。
読書はネイティブに近いレベルでこなせるという場合以外は、手伝うことも難しくなり、単語を調べてもよくわからないという状態に陥るでしょう。
算数も、教え方や順序が日本と同様ではないので、数式だけは解けても、説明が通じなかったり、文章題が読み解けなかったり…。日本の学校での理解だけで挑むと子どもは余計に混乱してしまいます!
このように、現地校の学習は、英語という壁が大きく立ちはだかることになるのです。
学校のシステムの違い

宿題以外でも勉強や学校のシステムで違いが見られます。
1つ目として、成績のシステムがよりシビアです。
まず、成績の決め方自体が、チェックがHomework 20%、Quiz 20%、Final 30%、Class participation 30%のように、大学の成績のような付け方になっています。
また、成績をウェブサイトでチェックできるシステムもあり、それを逐次確認しながら数字を上げることを目標に勉強する形になります。
1回ずつの宿題がどう反映されているのか、チェックするような形です。
2つ目に学年の科目です。
現在の学年の成績によって次年度の学年でとる科目が変わってきます。
毎年少しずつ差が開いていって、学年が上がるとトップ層と相当な差がついていることも考えられます。
成績は受験においても重要ですが、子どもの日々の生活の中でも大きな意味を持ちます。
「いつか日本に帰るから」といって、おろそかにしては子どもの自尊心など感情面で良くない影響が大きいです。
また、アメリカの現地校では、ESL(English as a second language)と呼ばれる英語を母語としない子どものための授業も展開されます。
英語の補習を行ってくれるのでありがたい反面、そこでの課題も出るため、親子の負担は増えていきます。
アメリカ現地校の宿題が大変だと感じるのはなぜか
アメリカ現地校に通い始めたばかりのご家庭から、「宿題が大変で毎晩親子で疲れ果ててしまう」というお声をよくいただきます。
日本で当たり前だった「自分で読んで、自分で解く」というやり方が、英語という壁の前で急に通用しなくなるからです。
渡米直後のお子さんにとって、宿題は「勉強」である前に「英語の解読作業」になってしまいます。
理由がわかれば、どこをサポートすればよいかが見えてきて、ご家庭の負担はぐっと軽くなります。
アメリカ現地校の宿題で最初に立ちはだかる「英語の壁」の具体例
アメリカ現地校の宿題で最初につまずくのは、問題そのものではなく「問題文が読めない」という点です。
たとえば低学年向けの絵本でも、日本の中学・高校レベルの単語が当たり前のように出てきます。
さらに、アメリカで生活していなければ知らない食べ物や行事、生き物の名前など、文化に根づいた語彙が次々と登場します。
Google翻訳にかけても、訳された日本語自体が意味の通らない文章になってしまうことも少なくありません。
つまり、お子さんが宿題についていけないのは能力の問題ではなく、英語の語彙と背景知識がまだ追いついていないだけなのです。
アメリカ現地校の宿題は教科ごとに難しさの種類が違う
アメリカ現地校の宿題は、教科によってつまずくポイントがまったく異なります。
リーディングは、読む力に加えて内容を要約したり感想を英語で書いたりする力が求められるため、英語に慣れていないお子さんには大きな負担になります。
算数は、計算の答えは出せても「考え方を英語の文章で説明しなさい」という設問でつまずくことが多い教科です。
スペリングは、毎週決まった単語リストを覚えてテストに臨む宿題で、地道な反復が必要です。
そしてプロジェクト型の宿題は、テーマを調べてまとめ、制作物として提出する課題で、数週間かけて取り組むものもあります。
このように、ひとくちに宿題が大変と言っても、教科ごとに必要なサポートはまったく違うのです。
アメリカの宿題量は「10分ルール」で学年ごとに増えていく
アメリカの宿題量には、全米教育協会などが目安とする「10分ルール」という考え方があります。
これは、1年生は1日10分、2年生は20分というように、学年が上がるごとに宿題時間が10分ずつ増えていくという目安です。
英語にまだ慣れていないお子さんの場合、この目安の何倍もの時間がかかってしまうことがあります。
だからこそ、学年ごとの宿題量の目安を知っておくと、「うちの子だけが遅れている」という不安を和らげることができます。
現地校の宿題についていけないときの親のサポート手順
現地校の宿題についていけないと感じたら、やみくもに頑張るのではなく、順番を決めてサポートするのが効果的です。
現地校の宿題は「内容理解」より先に「やり方の把握」から始める
現地校の宿題でまず確認したいのは、その日の宿題が「何を、いつまでに、どう提出するのか」です。
アメリカの宿題は、紙のプリントだけでなく、オンライン提出やリーディングログの記録など、提出方法が多様です。
提出の仕組みを取り違えると、せっかく取り組んだ宿題が「未提出」扱いになってしまうこともあります。
そのため、最初の数週間は、宿題の内容を理解する前に「宿題のこなし方」そのものを親子で把握することを優先しましょう。
翻訳機やピクチャーディクショナリーでサポートの土台をつくる
英語の壁を越えるために、家庭ではいくつかの道具が大きな助けになります。
ピクチャーディクショナリーは、イラストと一緒に現地レベルの語彙を覚えられるため、低学年のお子さんに特に向いています。
音声翻訳機は、Google翻訳では訳しきれない問題文の意味をつかむときに役立ちます。
大切なのは、保護者がすべてを完璧に訳すことではなく、「一緒に理解しようとする姿勢」をお子さんに見せることです。
i-ReadyやARなどのオンライン教材は記録を味方につける
アメリカ現地校では、i-ReadyやAR(Accelerated Reader)といったオンライン教材が宿題に組み込まれていることがよくあります。
これらの教材は、取り組んだ時間や読んだ本のレベルが自動で記録される仕組みになっています。
毎日の読書時間や週ごとの目標達成を一緒に確認するだけでも、お子さんのやる気は大きく変わります。
数字で進歩が見えると、「ついていけない」という気持ちが「少しずつ進んでいる」という実感に変わっていきます。
宿題が多すぎてついていけないときは先生に相談してよい
どう工夫しても宿題が終わらないときは、遠慮なく担任の先生に相談して構いません。
アメリカの学校では、保護者から先生へ相談すること自体がごく自然なコミュニケーションとして受け止められます。
渡米したばかりで英語にまだ慣れていない事情を伝えれば、宿題の量や提出期限を調整してもらえることもあります。
先生はお子さんの味方であり、現状を共有することが適切なサポートへの第一歩になります。
アメリカ現地校の宿題は学年ごとにつまずき方が変わる
アメリカ現地校の宿題は、学年が上がるにつれてつまずくポイントも変化していきます。
幼稚園から小学校低学年は「英語に親しむ宿題」でつまずきやすい
幼稚園から小学校低学年の宿題は、読書や数の数え方など、英語に親しむための課題が中心です。
一見やさしそうに見えても、英語の音と文字が結びついていないお子さんには大きな壁になります。
保護者が一緒に絵本を読み、わからない単語を一つずつ確認していくだけでも、十分なサポートになります。
小学校中学年以降は「書く宿題」と「プロジェクト」でつまずきやすい
小学校中学年以降になると、自分の考えを英語で書く宿題や、調べてまとめるプロジェクトが増えていきます。
単語を知っているだけでは足りず、文章を組み立てる「学習英語力」が求められるようになります。
だからこそ、書く力や読み解く力を集中的に伸ばすサポートが、この時期にはとても重要になります。
なお、アメリカの小学校で学ぶ5教科の内容については、詳しくは「アメリカの小学校の宿題と5教科」をご覧ください。
また、現地校の「宿題」と「課題」の違いについては、詳しくは「宿題と課題の違い」をご覧ください。
現地校の宿題にスムーズに取り組むには

これまでのような問題があるところから、日本人家庭ではサポートが必要になります。
しかも、時間をおけばおくほど、わからないという負債が積み重なっていくこととなります。
倍々になった「わからない」はその先の内容に大きく響きますし、なにより子どもの自信とモチベーションにも大きく関わります。
そのための対策として、主に考えられるのは「家庭教師の利用」「サポート校の利用」の2つです。
家庭教師の利用は、文字通り家庭教師の先生が来て、サポートをしてくれます。
これはマンツーマンであるため、手厚く相談もしやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、孤独な戦いになってしまうこと、値段が高くなることが考えられます。
家庭教師ということは、一人で勉強することになります。
現地に来て、学校の友人とも英語で会話しなければならない中で、さらに外国人の先生が家に来て勉強というのは負担になる可能性があります。
サポート塾は、日本人のチューターの先生がサポートをします。
教科を英語で説明するところは変わりませんが、日本人の特性を理解していたり、保護者とのやり取りを日本語で行うことができるので、より安心です。
同様の境遇にある日本人同士で状況を共有したりと言った横のつながりが得られることも、日本人向けのサポート塾を使うメリットになります。
とくに、アメリカ宿題サポートは、リーズナブルなお値段で現地校の宿題もサポートできるサービスで満足度高くご利用いただいております。
デメリットとしては、対面で会うことはなくオンラインでのサポートとなることです。
対面で、家に来てほしいという場合は家庭教師のほうが向くかもしれません。
宿題の取り組み方の習慣を身に付け、スムーズな現地での生活を送るには、まずはサポート塾を利用するのが安牌な選択といえるでしょう。
興味がある方はぜひアメリカ宿題サポートにご連絡ください。
記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
過去のサポート歴
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