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アメリカの小学生が学ぶ算数:足し算と引き算の基礎

アメリカの小学校での算数教育は、日本とは少し異なる特徴があります。


特に 小学生が学ぶ足し算や引き算 は、単なる計算練習にとどまらず、日常生活や問題解決に直結した学び方が多いのです。


この記事では、アメリカの小学生がどのように算数を学んでいるのか、そして家庭でどのようにサポートできるのかを詳しく解説します。



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アメリカの小学生と算数の学習スタイル


アメリカでは、算数は Mathematics(マスマティクス) と呼ばれ、幼稚園から順を追って段階的に学んでいきます。


小学校1〜2年生では、まず 足し算(Addition) と 引き算(Subtraction) の基本をしっかり身につけることが重視されます。


面白いのは、アメリカの授業では 数字だけで計算するのではなく、物や絵を使ったビジュアル学習 が中心になることです。


例えば、3個のリンゴに2個追加したら何個になるか、という具体的な場面を想定して学ぶのです。


こうすることで、子どもたちは数字の意味を直感的に理解できます。


また、アメリカの学校では 「なぜこうなるのか」を考えること が重視されます。


単に答えを出すだけでなく、計算の過程を言葉で説明できることが求められます。


これは、日本の一斉授業で数字の計算に集中するスタイルとは少し異なります。


足し算と引き算の授業の特徴


足し算(Addition)の学び方


アメリカの小学生は、まず 少ない数から順に、実際の物や絵を使って足し算を体験 します。


  • 例1:5個のブロックに3個を追加して合計はいくつか。

  • 例2:リンゴやキャンディの絵を使って、足した結果を視覚的に確認する。


さらに、数字を縦に並べて計算する「筆算」の練習も行いますが、まずは 数の増減を体験して理解すること が重視されます。


このプロセスにより、子どもは数字が単なる記号ではなく、現実世界の「量」を表していることを理解できます。


引き算(Subtraction)の学び方


引き算は、足し算よりも少し複雑に感じる子どもも多いですが、アメリカの授業では 物を取り除く体験を通じて理解 させます。


  • 例1:10個のキャンディから4個を取り除くと、残りはいくつか。

  • 例2:ブロックで作った塔から何個か取り除き、残りを数える。


このように具体的な体験を通して引き算を学ぶことで、単なる数字の操作ではなく、 減らすという概念 を体感的に理解できます。


アメリカの小学校算数の工夫


アメリカの小学校では、次のような工夫が算数の授業に取り入れられています。


  1. グループワーク子どもたちは2〜4人のグループで問題を解くことがあります。協力しながら足し算や引き算を解くことで、計算だけでなくコミュニケーション能力も育ちます。

  2. 日常生活との関連「スナックの分け方」や「お金の計算」など、日常生活の場面で算数を学ぶ機会が多くあります。例えば、子どもたちに架空のスナックショップを作らせ、商品を買う計算を練習させるなどです。

  3. 教育用アプリやゲームデジタル教材も広く活用されており、足し算や引き算の練習をゲーム感覚で行えるアプリが人気です。これにより、子どもは楽しみながら自然に計算力を身につけられます。


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家庭でできる算数サポート法


アメリカの小学生が学校で学ぶ足し算・引き算を家庭でもサポートすることは可能です。


親として取り入れやすい方法をいくつか紹介します。


1. 日常生活に計算を取り入れる


買い物やおやつの配分など、身近な場面で計算練習を行うと、子どもは自然に算数を学べます。


  • 例:スーパーで「りんごは3個で1ドル、2ドルだと何個買える?」など。


2. ビジュアル教材を活用


ブロックやカード、絵を使って足し算・引き算を練習すると、数字だけの学習よりも理解が深まります。


  • 例:レゴブロックで塔を作り、何個足すと何個になるか、何個減らすと何個残るかを確認。


3. ゲームやアプリを取り入れる


アメリカの小学生向けの算数アプリには、足し算・引き算を楽しく学べるものがたくさんあります。


  • 例:計算問題に正解するとキャラクターが進むゲーム形式や、タイムトライアルでスピードを競うアプリ。


4. ストーリーと結びつける


物語や絵本を使い、「主人公がリンゴを5個持っていて、3個友達にあげました。残りはいくつ?」といった形で問題にすることで、子どもは計算を現実世界と結びつけて理解できます。


アメリカと日本の算数教育の違い


日本の算数は正確さと暗算力が重視されることが多いのに対し、アメリカでは 「理解」と「体験」を重視 します。


  • 日本:数字の計算が中心

  • アメリカ:物や絵を使った具体例、考えるプロセス、コミュニケーション力も重視


そのため、アメリカの小学生は、計算だけでなく 問題解決能力や論理的思考 も同時に育てられることが多いのです。


まとめ


アメリカの小学生は、算数の基礎である 足し算と引き算 を、数字だけでなく、物や絵を使った具体的な体験を通して学びます。


この学習方法は、計算力だけでなく、理解力や問題解決能力を育む効果があります。


家庭でも、ブロックやカード、日常生活での計算、ゲームやアプリを使うことで、子どもたちは楽しみながら算数を学ぶことができます。


親としても、こうしたアメリカの学び方を理解しておくことで、子どもが学校でつまずいたときに自然にサポートできます。


もしお子さんがアメリカで小学校に通うなら、家庭でのサポートと学校の授業を組み合わせて、楽しく計算力を伸ばしてあげましょう。


足し算・引き算は算数の基礎中の基礎ですが、この段階での学び方が、今後の数学への興味や理解力につながります。


アメリカ宿題サポートでは、アメリカに住むお子さんの学習サポートを提供しています。


記事作成者 (Manami Palmini)


まなみ

講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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