TOEICは海外からオンライン受験できる?条件やメリット・注意点などを解説
- 2 日前
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海外在住中や留学中でも、就職活動や昇進のためにTOEICスコアが必要になるケースは少なくありません。
そこで、「わざわざ現地の試験会場へ行かずに、自宅からオンラインで受験できないか?」と考える方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、TOEICを海外からオンライン受験することは可能ですが、個人が自由に申し込んで受験できる仕組みではありません。
TOEICのオンライン受験(IPテスト)には特定の条件を満たしている必要があります。
この記事では、海外からTOEICをオンライン受験するための条件やメリット、受験時の注意点について詳しく解説します。

【この記事でわかること】
海外からのオンライン受験が可能な「条件」
オンライン受験ならではの4つのメリット
TOEICを海外からオンライン受験する際の注意点
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TOEICは海外からオンライン受験できる?

TOEICのオンライン受験は可能ですが、それは「IPテスト」に限られます。
このIPテストは、団体経由でのみ申し込み可能です。
例えば、自分一人で好きなタイミングで申し込んで受験するといったことはできません。
そのため、海外に滞在している個人が公式サイトから直接オンライン受験を申し込むことはできないのです。
ただし、日本の所属先(会社や大学)がオンラインIPテストを実施しており、海外からのアクセスを許可している場合に限り、海外からでも受験できる可能性があります。
個人でスコアが必要な場合は、現地の公開テスト会場を探すか、所属団体がオンライン受験に対応しているかを確認する必要があります。
TOEICを海外からオンライン受験するメリット

条件を満たしてオンラインIPテストを受験できる場合、従来の会場受験にはないさまざまなメリットがあります。
受験料を抑えられる
一般的に、IPテストの受験料は公開テストよりも安価に設定されています。
例えば、公開テストの受験料が7,810円(税込)であるのに対し、IPテストは4,230円程度で受けられ、経済的な負担を大幅に軽減できます。
さらに、自宅で受験できるため、交通費も必要ありません。
特に、海外在住時は現地の受験料が高額になる場合もあるため、日本の団体経由で安く受けられるのは大きな利点です。
結果がすぐにわかる
会場受験の場合、スコアの確認まで1か月程度かかりますが、オンライン受験は試験終了後、その場ですぐにスコアが表示されます。
スコアの提出期限が迫っている場合や、現在の実力を即座に把握して学習計画を立てたい受講者にとって、この「即時性」は最大のメリットと言えるでしょう。
問題数が少ない
公開テスト(200問・約2時間)に対し、IPテストは約半分の90問・約1時間で終了します。
これは、IPテストがコンピュータ適応型テスト(CAT)を採用しており、問題数が少なくても精度よく受験者の英語力を測定できるよう工夫されているからです。
受験者は、問題数が少ないことで集中力を維持しやすくなり、体力的な消耗を抑えて本来の力を発揮しやすい設計になっています。
時間と場所を自由に選べる
団体が指定した期間内であれば、24時間いつでも、自宅の慣れ親しんだ環境で受験できます。
海外在住者にとって、現地の試験会場へ長時間かけて移動する必要がなくなるのは大きなメリットです。
また、時差を気にする必要も基本的にはありません。
TOEICを海外からオンライン受験する際の注意点

多くのメリットがあるオンライン受験ですが、活用にあたっては見落とせない注意点も存在します。
公式認定証が発行されない
最も注意すべき点は、IPテストでは紙の「公式認定証(Official Score Certificate)」が発行されないことです。
IPテストで確認できるのはスコアのみです。
一部の公的機関や大学院入試、特定の国家資格申請などでは公式認定証が必須となる場合があります。
この場合、IPテストでは対応できません。
提出先の募集要項を必ず事前に確認し、公式認定証が求められている場合は、会場受験の公開テストを選択する必要があります。
通信環境等をチェックする必要がある
自宅受験となるため、試験中のトラブルはすべて自己責任となります。
安定したネット回線:途中で接続が切れると、その時点で試験が中断される可能性があります。
静かな環境の確保:同居人や外部の騒音が入らないよう、1人で集中できる個室を確保しなければなりません。
PC環境:動作環境(OSやブラウザのバージョン)を満たしているか、事前にシステムチェックツールで確認しておくことが必須です。
海外では地域によって通信インフラが不安定な場合があるため、有線接続を検討するなど万全の準備が求められます。
TOEICのオンライン受験に関するよくある質問

海外からの受験を検討する際、多くの方が抱く疑問をまとめました。
アメリカでもTOEICは受験できますか?
アメリカ国内でもTOEICの公開テストを受験することは可能です。
各州に2〜3箇所ほど受験会場があります。
ほかにも、カナダやオーストラリアなどでもTOEICの受験は可能です。
海外からのオンライン受験ならTOEICは不正行為が可能ですか?
IPテストを実施する団体は、AI監視サービスの利用ができます。
仮にAI監視サービスが利用されていた場合、不正行為をすればバレる可能性が高いでしょう。
そもそも不正行為ができたとしてもTOEICの点数はそれほど上がらないことが予想されます。
例えば、タイトな時間で多くの問題を解くTOEICにおいて、カンニングのようにのんびりと調べている時間はありません。
調べている間に時間は刻一刻と過ぎていきます。TOEICは、実力で勝負すべきです。
まとめ:条件を満たすならTOEICのオンライン受験もあり
TOEICのオンライン受験は、所属する団体が実施している場合に限り、海外からでも挑戦できる便利な選択肢です。
「試験時間が短い」「結果が即座にわかる」といったメリットは、忙しい海外生活を送る方にとって大きな魅力となるでしょう。
ただし、公式認定証が必要な場合や、所属団体がない個人の方は、公開テスト会場を探す必要があります。
また、「海外にいながら、まずはTOEIC対策をしっかり行いたい」「英語力を底上げしたい」とお考えの方は、オンライン家庭教師の活用も検討してみてください。
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記事作成者 (Manami Palmini)

講師経歴
国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる
日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり
ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究
TESOL(英語教授法)資格あり
過去のサポート歴
現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話
英検、中学、高校、大学受験対策
駐在の方のためのビジネス英会話
お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話
研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


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